2011年04月18日(月) |
日本は本物のガンダムを造れないのか? |
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東日本大震災の津波では多くの船が陸地に打ち上げられた。そのほとんどは大きすぎて移動もさせられないので流れ着いた現場で解体されることが決まっている。ビルの屋上に船が乗っかっている映像を見ながらオレは思ったのだ。もしもガンダムやマジンガーZが実際にあればこういうものはちょちょいとつかんで海に戻せたのにと。
日本のロボット技術は世界一だという。それでは人間が操縦可能な巨大ロボットは造れないのだろうか。アニメの世界に登場するようなものを実際に造ることができれば、こういう大災害の時に力を発揮できるのじゃないかと思うのである。
もしも日本が本物のガンダムを完成させれば世界は驚嘆するだろう。いや、ガンダムのような精巧なものでなくてもいい。鉄人28号くらいの能力で十分だ。それくらいの性能の巨大ロボットが造れないのだろうか。
オレの発想は荒唐無稽だろうか。しかし、今の生活の中に存在するさまざまな「あるのが当然」の商品は、30年前には想像もできなかったものである。まだ巨大なブラウン管のテレビしかなかった時代に、現在使われているような薄型の液晶テレビを誰が想像できただろうか。だったらガンダムだって不可能ではないように思えるのだ。
放射線が強い地域での活動も、がれきの片づけや打ち上げられた船の撤去などもガンダムがあればすべて一気に解決するだろう。そもそもロボットの本来の目的の一つは、危険で人間が入れない場所での作業ではなかったのか。
日本には昔から巨大ロボットが登場するアニメの名作がたくさんある。それらの巨大ロボットの中には兵器として開発されたものも多い。もしも日本が開発に成功すれば、それを軍事目的に利用するのではないかと危惧する周辺諸国もあるだろう。
いや、巨大ロボットでなくてもいい。小さくても大きな力が発揮できればいいんだ。「鉄腕アトム」がそうであるように、小さい身体でも巨大なロボットと同じように活躍しているじゃないか。役に立たないオモチャでしかないロボットではなくて、ちゃんと災害時の活躍が期待されるロボットを作って欲しいのである。
大学院でロボットを研究している学生に「原発での作業にロボットは使えないのか?」と聞いてみた。すると「放射線で誤作動するから無理です」という答えが返ってきた。人間が行けないような場所だからこそロボットを行かせればと思っているのに、そのロボットの方が人間よりもはるかにヘタレであるとはどういうことなんだろうか?
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