2011年04月10日(日) |
大阪の警察官は毎日がヒマなんだろうか? |
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先日、近所の交差点のところで物陰に隠れて警察がシートベルトの取り締まりをしていた。たいして速度を出すような場所でもない。そして捕まっているドライバーも、ちょっと近所でお買い物という感じの軽自動車で出かける主婦たちだった。どうしてこんなどうでもいいことに警察は時間と人的資源を投入できるのかとオレはあきれたのである。そんなくだらないことをしているヒマがあれば、少し離れたところにあるコンビニでたむろしている不良中学生どもの喫煙を注意するなり、お説教するなりしたらいいだろう。オレの住む街はかなり治安が悪くてひったくりなどの犯罪も多いのだが、その理由には確実にこの警察のやる気のなさがあげられる。積極的に街に出て犯罪を減らすために努力する姿勢などは皆無なのである。
職務質問するときもそうだ。見るからに怪しいヤツはみんなスルーして、どう考えても犯罪とは関わりがなさそうな人を選んで職務質問するのである。オレも深夜に何度か職務質問されたことがある。職業を訊かれて「教員」と答えると必ず不思議そうにオレの顔をじろじろみるのである。どうしてオレのような善良な人間を疑いの目で見るのか。もっと人を見る目を養えと言いたいのである。
オレは地元の警察署では絶対に免許証の更新はしない。交通安全協会のゼニを払いたくないからである。ずいぶん以前に更新したときに、係のオバハン婦警から「みんな払ってますけど」「払うのがきまりなんですけど」としつこく請求されてとても不愉快だったからである。帰ってからオレの両親に訊ねると、これまで何の疑問も持たずに払っていたという。ただハガキで「免許の更新は○月○日までに」と知らせてくれるというそれだけのメリットのために会費を払わされるのは馬鹿げている。
昨日、東住吉警察署近くの路上で、自転車の女子中学生(高校生?)が警官に尋問され、自転車の防犯登録番号を調べられていた。その清楚な美少女が自転車盗なんかじゃないことは一目みればわかるじゃないか。自転車を盗むようなヤツというのは見るからに悪そうな外見で、歯もシンナーで溶けているだろうし髪の毛もたいてい茶髪や金髪に染めていて、一目でわかるのである。
速度違反の取り締まりはいつも決まった場所で行われている。法定速度60キロの制限がなぜかその部分だけ40キロになっていて、もちろんドライバーは車の流れに乗って60キロ以上で走るから、来る車来る車と次々と検挙されていく。 その場所を毎日通勤しているオレは絶対にそんな場所でスピード違反することはないのだが、捕まってる人たちというのは特に凶悪そうな不良ドライバーというわけでもなく、ついうっかり速度を落とさなかった一般市民ばかりなのである。
そんなにヒマだったら、被災地のために働いてくればどうか。たとえば原発の30キロ圏内では犯罪が多発していて住民が自警団を組織しているという。そんなところへパトロール強化のために人員を送り込んだらいいじゃないかとオレは思うのだ。
被災地から遠く離れていて、停電の可能性もない大阪では平和な日常がいつもと変わらずに営まれている。すべてを自粛する必要もないし。お花見なんかはどんどん楽しめばいいとオレは思うのだ。ただ、警察官や自衛官という職務に就いている方々にとっては決して「遠くの街のできごと」ではないと思うのである。大阪で大災害になれば大阪府警だけでは足りないだろう。必ず全国からの救援を必要とするはずだ。それと同様に、未来への保険のつもり大阪府警には被災地活動に全力でがんばってもらいたかったのである。
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