2011年03月18日(金) |
阪神タイガースは甲子園をじゃんじゃん使わせろ |
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プロ野球の開催が危ぶまれている。どうやらセリーグは予定通りの3月25日の開幕だが、パリーグは開幕を遅らせるらしい。楽天の本拠地であるKスタ宮城が被災して被害が出ていることや、交通機関が復旧しないこともあり、東日本の電力不足などの影響も出ていることから延期を決めた。25日から4月10日までの中止分についてはすべて延期とし、日程を再編成するようである。そうなるとかなりハードなスケジュールになるのは間違いない。ダブルヘッダーなども実施されるのだろうか。そうして年間144試合を確保したうえで、10月14日からのクライマックスシリーズも予定通り実施するという。しかし、東京電力管内での「節電」が求められる今、関東地方でナイター開催なんてことがそもそも許されるのだろうか。オレはこの際、西日本と北海道でやればいいと思うのである。
だったら甲子園をじゃんじゃん使えばいい。横浜も、巨人も、ヤクルトも、自チームの主催試合を甲子園でやらせてもらえばいいじゃないか。オレは大歓迎である。そうすれば停電の心配もないし、観客動員の点でも何ら問題がない。巨人が東京ドームを使う代わりに甲子園を使って、入場券の売り上げの収益をそのままもらえばいいのである。横浜やヤクルトは広い球場で客がたくさん入るからむしろその方が増収になるじゃないか。
関東地方でみんなががんばって節電しようとしているこの国家的非常時に、東京ドームで試合をするという電気の無駄遣いが果たして許されるのだろうか。それはやはりナベツネのわがままなのである。ここは私利私欲を捨てて、停電で困る地域の人々のために協力すべきだ。だからオレは甲子園での代替開催を主張するのだ。西日本には設備の整った球場がたくさんある。昔、オリックスが本拠地にしていた「神戸グリーンスタジアム」は、今は「ほっともっとフィールド神戸」と呼ばれているが、オリックスが大阪ドームを使うようになったので3万5000人収容のあの美しい天然芝の球場が余ってるのだ。そこもじゃんじゃん使えばいいじゃないか。
球団の数だけの球場があるということは、いつも半分の球場は空いてるということになる。だから極端な話、球場の数を今の半分に減らしてもなんとかなるのである。もっともずっと連戦ならば芝生も傷んでしまうのである程度試合のない日も入れないといけないわけだが。
他球団が甲子園を使っても観客はかなり動員できるに違いない。楽天vs日ハムの試合なんかを甲子園で開催して斎藤佑樹が登板することになればきっと超満員になるはずだ。その収益金が楽天や日ハムに入るのなら両球団にとっても決して悪い話じゃないだろう。
とにかく今は非常時なのである。その非常時にみんなが協力するのは自然なことだ。プロ野球開催の危機に際して、全球団が団結して使える球場を譲り合って公式戦の日程を消化することのどこに問題があるだろうか。国民にとって最高の娯楽であるプロ野球をなくしてはならないのである。
避難所で窮乏生活を送る人たちにとって、テレビでの野球観戦は彼らのストレス軽減に役立つだろう。震災と津波で家を失い絶望を味わった人たちに希望と癒しを与えるためにもプロ野球は不可欠である。そのために阪神ファンのオレは協力を惜しまないのである。もちろん一日も早く電気が復旧して、避難所のみなさんに少しでも快適な生活を取り戻すことが大事なのはいうまでもないことだが。
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