2011年03月02日(水) |
中国のスポーツ選手はみんな年齢詐称なのか? |
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フィギュアスケートの浅田真央ちゃんが年齢がわずかに足りずにオリンピックに出られなかったことを覚えてるだろうか。ISUの定めた「五輪前年の6月30日までに15歳」という年齢制限にわずか87日足りずにトリノ冬季五輪の代表資格を得られなかったのである。そのときに中国の人たちは思っただろう。「どうして年齢をごまかさなかったのか。日本人は馬鹿だなあ。」というふうに。
中国では年齢詐称は公然の秘密であり、いちいちそれをやかましく言わないらしい。毎日新聞の記事を引用しよう。
中国:フィギュア年齢詐称は「公然の秘密」
フィギュアスケート界で中国選手の年齢詐称疑惑が浮上したことを受け、中国メディアは「詐称は中国スポーツ界の公然の秘密」(新華社)と断じ、多くの選手が身分証を2枚つくるなどして年齢を偽っている実態を暴露した。
16日付の上海紙、青年報(電子版)によると、あるスケート選手は「うちのチームの選手は年齢を変えてない人は一人もいない」「大多数は7、8歳で年齢を変える。一般に2〜4歳若くする」と明かし、年齢を偽る理由について「年齢が若いと国家チームなどに入る機会が増える」「若い方が大会に出場する機会が多い」などと語った。
この選手も2007年にコーチに頼んで年齢を3歳若く変更、1988年生まれだが、91年生まれのと2枚の身分証を持っているという。
今回の詐称疑惑は外国メディアが2月中旬、昨年12月に北京で行われたグランプリ(GP)ファイナルでペア3位に入った隋文静選手らが国際スケート連盟(ISU)と中国スケート協会の公表資料とで生年月日に食い違いがあると報じて浮上。中国の責任者は「選手データの管理に不備があった」とし、詐称疑惑を否定した。(北京・共同)
今回指摘を受けた「生年月日の食い違い」は、データ管理の不備などではなくて、最初から偽って登録されていたものだろう。いろんなごまかしをやっていていつのまにか何歳ごまかしたのかが自分でもわからなくなったのじゃないか。最初に真実を伝えていれば何の問題もないのに、最初から年齢でサバを読むからこういうことが起きるのである。自分でも何歳ごまかしたのか忘れてるのだろう。実に情けない話である。
尖閣諸島の問題でも同じように感じたのだが、ウソをつくことを恥ずかしいと思わず、平気で見え透いたウソを堂々と言うのは、もしかしたら中国ではみんなが守るべき行動規範かも知れないのである。日本では小学生の頃から「嘘つきは泥棒の始まり」と教わるわけだが、中国では「ウソも100回言えば本当になることもある」と教わるのかも知れない。我々日本人が共有する「ウソをついてはいけない」という価値観はもしかしたら中国には最初から存在しないのかも知れないのだ。
平気で年齢詐称してくる中国選手を世界の競技会は排除すべきである。世界中が中国選手の参加を排除すべきなのだ。どうしたら中国の参加を許してやれるのか。そんなこと簡単である。「尖閣諸島は中国の固有の領土だった」というウソを撤回して謝罪し、これまでについてきた数々のウソについても謝罪すると共に「今後我々の国はこんなウソをつかずに正直にやっていきます」と宣言してもらうことしかないだろう。あのふてぶてしい国家のそんな殊勝な態度は想像もつかないが。
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