2011年03月03日(木) |
カダフィ、おまえのせいでガソリン上がって迷惑だぜ! |
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チュニジア、エジプトに続くと思われたリビアで、反体制デモを起こした民衆に対して独裁者のカダフィは徹底的に弾圧しようとしている。おかげで内戦が長引いて、産油国であるリビアの原油生産に黄信号がともったために原油価格が激しく値上がりしていてオレはかなり迷惑しているのだ。オレは全く個人的な理由で「カダフィの馬鹿野郎!」と文句を言いたいのである。
オレの家の近くに激安のセルフのスタンドがある。そこでオレは先週までハイオクを138円/Lで入れていた。他のスタンドはどこでもそれよりも10円くらい高く売っていたので、オレはずっと安く入れられることを喜んでいたのである。ガソリン価格の上昇を告げる報道を見ながらも、自分の行きつけのスタンドはもしかしたら上がらないのではないかと期待していた。
しかし、昨日そのスタンドに立ち寄ってふと価格表示板を見ると、なんと一気に7円も上がって145円になっていたのである。なんということだ。せめて1円か2円刻みで上げて欲しいのに上げ幅が大きいすぎじゃないか。
ガソリン価格上昇を告げる記事を朝日新聞から引用しよう。
中東混乱、ガソリン価格直撃 スタンド、1週で8円高も 2011年3月2日21時2分
ガソリン価格が上がり始めた。中東情勢の混乱を受けた原油の高騰で、石油元売り各社がガソリンスタンドへの卸価格を引き上げた。東京都内ではこの1週間で1リットル当たり8円上げたスタンドもある。中東混迷の余波が、目に見える形で、日本の消費現場に迫ってきた。
東京都目黒区のガソリンスタンドは、1日からレギュラーガソリンの1リットル当たりの価格を5円引き上げ、141円にした。先週も3円引き上げた。店長(40)は「お客さんに『ガソリンを入れるのを控えようかなあ』と言われてしまうが、我々もどうしようもない」と困り顔だ。
石油情報センターの調べでは、2月28日時点のレギュラーガソリン1リットル当たりの店頭価格は全国平均139.0円で、前週比0.9円上がった。値上がりは2週連続で、昨年5月以来の水準になった。
最も値上がり幅が大きかったのは、3.8円上がった栃木県で、福井県が3.2円、石川県が2.7円で続いた。
2月26日以降の出荷分に対する石油元売り大手の卸価格の値上げ幅は1リットル当たり3円強なので、「来週の調査ではさらに値上げが広がっている可能性がある」(業界関係者)。
一方、灯油の店頭価格は1リットルあたり86.5円で前週より0.6円上がった。値上がりは昨年11月以降、14週連続。
原油高騰の影響はガソリンの値上げにとどまらない。みずほ総合研究所の松本惇エコノミストは「燃料費の上昇を通じて、非製造業も含めた幅広い業種の生産、輸送コストの増加を招く」とみる。
原油価格が1バレル=150ドル近くまで高騰した2008年には、ガソリンは1リットル=185円に上昇。このときは、輸送費や暖房費がかさみ、お菓子や畜産品など、原油と直接関係のないものまで値上がりした。
ガソリン価格は昨年11月から上昇傾向になった。今年1月下旬に一服感が出たが、再び上昇に向かい始めた。(竹中和正)
原油価格が少しでも上昇すると、ガソリンはそれを先取りして上がる。今ガソリンスタンドに供給されているのはもっと安いときに輸入したもののはずだ。原油が値上がりすれば、備蓄という形で在庫をたくさん確保していた石油元売り会社は、その在庫の価値が上昇するので利益が膨らむのである。「これは安いときに輸入した分だから、これを安い値段で売り切ってから値上げしよう」というふうには決してならないのである。
どうすればこの迷惑な価格上昇を食い止められるのか。そのためにはあのカダフィを亡き者にするしかないのである。しかし反政府デモに対してカダフィは傭兵部隊をつかって弾圧を強めている。
オレは自分にとっての利害しか考えていないせこい人間である。オレにとっての当面の迷惑は「ガソリン価格上昇」だけであって、それだけが最優先である。カダフィよ、おまえはこともあろうにリビアの民衆だけではなくてオレさえも敵に回してしまったのだ。今の状況は圧倒的におまえに不利だ。ここは怒った民衆に殺されるよりも自分の命が助かるような選択をすべきだろう。一刻も早く独裁者の地位を捨てて田舎で隠居してくれ。これ以上オレに余分なガソリン代を払わせないでくれ。
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