2011年02月26日(土) |
日本のB級グルメが世界を制覇する! |
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オレはB級グルメが好きだ。たこ焼き、焼きそば、うどん、ラーメン、カレー、串カツ、焼き肉、回転寿司、カップ麺などをこよなく愛するのがオレのふだんの生活である。日本が世界に誇るべき食文化は、高級な和食の懐石料理などではなくて、日頃日本人が親しんでいるB級グルメの種類の豊富さとおいしさ、そしてその安さではないかと思うのである。そのB級グルメがなんとニューヨークでも大人気らしい。読売新聞の記事を引用しよう。
日本の「B級グルメ」、NYでも評判
高級店離れ、日本産食材ウケる
うどんやラーメン、焼き鳥といった、日本のいわゆる「B級グルメ」がニューヨークで人気を博している。リーマン・ショック後の不況下、手頃な値段で楽しめる日本の味として評判だという。
ニューヨーク中心部のオフィス街にある讃岐うどん店「温(おん)や」(本社・大阪市)。昼時には、周辺の企業などから続々と会社員が来店する。
週1回は同店に通うという会社員、ラッセル・シャロムさん(57)は「麺の質が良く、具の種類が多くて栄養のバランスがいい」。近くの証券会社に勤務するジム・マルチェッティさん(42)は「日本料理はヘルシーなイメージだし、ここのうどんは味もいいよ」。
2009年にオープンした同店は、自社製のだしを日本から取り寄せ、麺は店内で手作りしている。ランチのうどんは小(3・95ドル=約330円)、中(4・95ドル)、大(5・95ドル)があり、トッピングは、エビの天ぷらなど約10種類から2点選んで2ドル追加と、値段も手頃だ。
マネジャーの渡辺健一さんは「開店当初の客は日本人駐在員がほとんどだったが、今はランチなら8〜9割が米国人。徐々にだしのおいしさなどが受け入れられている」という。
福岡市に本店がある人気ラーメン店「一風堂(いっぷうどう)」も、08年に進出。ラーメンは13ドルからと若干高めだが、麺、スープ、チャーシューを店で手作りしているという。夜には手羽先揚げ(3本8ドル)などの一品料理も提供している。「以前は高級日本料理店を愛用していたが、不況のため日本料理を安く楽しみたい」という客が増えているという。
日本産の材料にこだわる店もある。05年オープンの炉端焼き店「アブリヤ キンノスケ」では、鮮魚やみそ、カツオ節など、食材の7割が日本産で、週4回、東京の築地や九州から空輸している。
客の7割が米国人という06年オープンの焼き鳥店「トリシン」も、カツオ節、塩など、材料の3割が日本産。店長の河野睦(あつし)さんは「開店当時は、鶏肉が小さいのに値段が高いと言われたが、最近は日本人の手仕事の丁寧さ、素材の良さを評価してくれるお客さんが増え、売り上げも上がっている」という。
日本貿易振興機構(ジェトロ)によると、日本食レストランは全米で約1万4000軒。ニューヨーク州には1400軒を数える。同機構は「不況で高級日本料理店は打撃を受けている。一方、比較的値段が手頃で味もよい日本食レストランが増えているようだ。特に食材などにこだわった専門店に人気がある」としている。(ニューヨークで、塚原真美)
(2011年2月25日 読売新聞)
記事を読んでオレが改めて驚いたことは、日本食レストランのその数である。全米で1万4000軒もあるのか。ニューヨーク州にその一割、1400軒もあるのかということだ。そんなに多いのか。それらが本当に日本人の経営する、あるいは日本食を知ってる方が提供しているまともな日本食なのかということだ。
韓国人や中国人がまがいものの日本食レストランを経営して、そこで日本食のイメージをぶちこわすような変なモノを出しているという噂を聞いたことがある。日本人が見ればあり得ないようなメニューであっても、日本食を知らない人から見れば違和感を覚えずに食べてしまうということである。
また、間違った調理法や食材を用いるためにとてつもなくまずい料理になってしまい、それが日本食のイメージを悪化させるという危惧である。以前に海外の日本食レストランの「認証制度」のことが話題になったが、やはりこのまま放置するわけにはいかないと思うのである。隠密検査員が極秘調査してダメな料理を出している店をピックアップして、その店に「日本食レストラン」を名乗らせないようにすべきである。まずいものや変なものを提供されてそれが日本食と思われることは日本の国益に反するからだ。
その一方でオレは、日本の「立ち食いそば」みたいなものがどんどん世界に進出してほしいと思うのである。これぞ日本発のファーストフードである。ニューヨークのビジネスマンが昼食に、ハンバーガーでもなくホットドッグでもなく立ち食いそばをすするなんてことが日常化すれば面白いじゃないか。七味をどっさり入れたり、ついでにいなり寿司をつまむなんてのもなかなかナイスと思うのである。
たとえば「お好み焼き」は、日本風のピザとしてすぐに海外でも受け入れられるだろう。そうしてどんどん海外進出して日本の味を広めて欲しいのである。日本食が世界を制覇して、世界中の人々が日本のB級グルメを食べまくる、そんな将来をオレは期待するのだ。
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