2011年02月01日(火) |
餃子日本一は譲らないぜ! |
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餃子日本一の街はどこか。宇都宮なのか浜松なのか。そんなことオレにはどうでもいいのだが、それぞれの街の住人にはどうでもいいことではないのである。日本一の餃子の街の看板を掛けてこの両市は争っているのだ。読売新聞の記事を引用しよう。
餃子消費、宇都宮が首位守る…浜松を引き離す
ぐるめ
宇都宮市の餃子の年間支出額(2010年)が、15年連続で全国1位となった。
前年は50円差まで迫られた2位の浜松市に、今年は1379円の大差をつけて日本一の座を守り、関係者は胸をなで下ろしている。
総務省が28日発表した家計調査を基に、宇都宮市観光交流課が集計。宇都宮の1世帯(2人以上)あたりの餃子の年間支出額は6134円(前年4187円)だった。家計調査は、全国約8000世帯が記入した家計簿を基に約600項目の支出額などを調査した。
浜松も「餃子の街」として売り出しており、4755円の高額支出となった。約80店舗が参加する「宇都宮餃子会」の平塚康専務理事は「宇都宮市民が餃子が好きという表れ」と喜んだ。同課は「関係団体の皆さんがPRに力を入れた成果だろう」と話した。
一方、「浜松餃子学会」の斎藤公誉会長は「宇都宮には市民レベルで1位になろうというイメージがあるのか。素晴らしい結果」とたたえ、「両者が『餃子の街』として相乗効果を上げられるよう、盛り上げていきたい」と話していた。
(2011年1月30日10時08分 読売新聞)
餃子に対する年間支出額が一位の宇都宮市ではなんと6134円だったということである。前年は4187円だからこの一年間、宇都宮市の住民は前年比5割増くらいのペースで餃子を食いまくったのである。これは恐るべき量だ。もともと宇都宮市民の餃子消費量は突出していた。それがさらに5割も増えたのである。これは例えれば月に10回餃子を食べていた家がさらに5回増やして月に15日、一日おきに餃子を食べるくらいになったようなすごいことなのである。そんなに餃子ばかり食べてどうするんだと思うのである。もしかしたら宇都宮市というのは主食が餃子なのかも知れない。
昨年、2位の浜松市との差がたった50円に迫られていたということは、 「餃子日本一」を自慢したい宇都宮市民にとって許せないことだっただろうか。こんなものは2位ではなんの意味もないのだ。とにかく1位であることでこそ自慢できるのであり、2位ではだめなのだ。もしも抜かれたら大変なことになるという危機感から宇都宮市民には「餃子を食わなければいけない」というプレッシャーがかかっていたのだとしたらそれはそれでなかなか興味深いことである。
ただ、オレが少し疑問に思うのはこの調査のサンプルの世帯の少なさである。家計調査の被験者数が全国でたった8000世帯しかないわけで、人口50万人しかいないということは日本全体の約0.3%だから24人ということになる。その24人のメンバーを餃子好きでかためただけなんじゃないかという気もなぜかしてしまうのである。どうせならその10倍くらいのサンプル数で実施してもらいたいのである。
また、餃子以外の食べ物のランキングはどうなっているかということも知りたいのである。そうすれば餃子日本一だけではなくて、カレー日本一とか寿司日本一、うどん日本一やたこ焼き日本一というさまざまな食生活の傾向が明らかになりそうだからだ。
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