2011年01月15日(土) |
ニセ障害者は死刑にしてくれ |
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映画『ジョゼと虎と魚たち(通常版) [DVD]』の中で、車いすに乗る少女(池脇千鶴)は彼氏(妻夫木聡)をめぐって、恋のライバルである女性(上野樹里)に「だったらあんたも足切ったら」と言う。障害者を単なる弱者として描くのではなくて、ちゃんと恋愛も自己主張もする存在として描いたこの作品はなかなか優れた作品だったとオレは思うのである。
本当に自分が障害者になってその福祉上の特権(?)を享受したいのならば不便だけど障害者になればいい。歩けないふりをするのじゃなくて、本当に足を切断すればいい。それならオレは抗議する気はない。オレが許せないのは健常者でありながら障害者に支給される手当などを不正に受け取るために障害者のふりをする人間だ。和歌山のヒ素カレー事件の容疑者である林真須美の夫も、歩けるのに障害者と偽って保険金を受け取っていた。そのウソの診断を出させて詐欺に協力させた医師には多額の謝礼を払っていたのだ。
元北海道の職員で、介護費用を数千万円詐取していたクソ野郎が摘発された。今すぐだまし取ったゼニを全額耳をそろえて返すならば懲役刑で勘弁してやってもいいが、返せないならこのクソは死刑にしてもいいとオレは思うのである。朝日新聞の記事を引用しよう。
障害者装い介護費用詐取した疑い 元北海道職員らを逮捕 2011年1月13日23時54分
身体障害者を装って介護費用などを不正受給した疑いが強まったとして、北海道警は13日、札幌市手稲区の元道職員小杉田光雄容疑者(75)と、同市手稲区の介護福祉士佐藤美佐子容疑者(57)の2人を詐欺容疑で逮捕した、と発表した。
道警などによると、小杉田容疑者は実際は歩いたり、車を運転したりできるのに、「ほぼ寝たきり」として市から要介護4の介護認定を受け、介護費用などを市から不正受給した疑いがある。佐藤容疑者は市の担当者に小杉田容疑者が「歩けない」などとうその説明をして、介護費用を請求していた疑いが持たれている。道警は、2人が2006〜07年に介護給付費三百数十万円をだまし取った疑いがあるとみている。
小杉田容疑者は道を退職後、身体障害者の介護施設を設立。佐藤容疑者はこの施設に勤務していた。札幌市の調査で08年8月、小杉田容疑者が車を運転し、買い物袋を抱えて歩く姿が確認され、市は介護認定などを取り消した。市によると、08年までの5年間で約4千万円を不正受給したとみられ、このうち訪問介護給付費約700万円について「不正が濃厚」として09年2月に詐欺容疑で刑事告訴していた。
小杉田容疑者は朝日新聞の取材に対し、「まったく歩けないわけではないが、障害がないという根拠はどこにあるのか。市が自ら要介護と認定しておきながら、覆すのは不当だ」などと容疑を否定している。
この小杉田容疑者は自ら介護施設を経営してるということである。もしかしたらその施設の入所者に同様の「ニセ障害者」がいて、介護給付費の水増し請求や不正請求が行われているのかも知れない。その可能性はきわめて濃厚だ。この元道職員のジジイは、自分の巧妙な金儲けの手段として介護施設を設立し、それを最大限に活かしたのである。全くもって許せないヤツである。
こいつの言い訳もまたお役所的で面白い。自分が「寝たきり」と主張して要介護認定してもらったくせに「まったく歩けないわけではないが、障害がないという根拠はどこにあるのか」と開き直っているのである。そして「市が自ら要介護と認定しておきながら、覆すのは不当だ」と、あくまで自分の詐欺にひっかかった市が悪いのだと言うのだ。その場で巨大な押し切りでも持ってきて「じゃあ認定通りにしますんで」と両足をすっぱり切ってやればいいじゃないか。障害者になりたいヤツはならせてやればいいのである。誰がそうなることをわざわざ望むだろうか。要介護認定であることを金づるとして利用しようとしたヤツには厳罰を与えて欲しい。
おそらく日本中にこのような「ニセ要介護者」「ニセ障害者」がいるはずだ。いますぐに厳重な調査を行い、不正受給者からは全額返還させ、詐欺に協力した者は刑務所にぶち込み、協力した施設は閉鎖させるという形で対処してもらいたいのである。
それにしてもお上の「要介護認定」というのは本当に面接とか調査してるのだろうか。医師の診断書一枚あればそれでフリーパスなんじゃないだろうか。症状が回復して歩けるようになってもゼニをもらえる側はわざわざ報告なんかしないだろうし、きっともらい放題なんだろう。全くもって許せないのである。
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