2011年01月14日(金) |
おまえらそのゼニはどこに隠したんた? |
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伊達直人を名乗って善行をする人たちが居る一方で、金融商品の販売と偽ってお年寄りのゼニを詐取するクソ野郎たちが居る。こんなクソみたいな連中は死刑相当だとオレは思うのである。それにしてもこの手の事件はどうしてなくならないのか。どうしてそんな大金をだまし取られてしまうのか。読売新聞の記事を引用しよう。
架空の金融商品、90億円被害か…8人逮捕
年利10%もの高配当を高齢者らに持ちかけ、ウソの金融商品を売りつけていたとして、警視庁は13日、有価証券売買会社「ベストパートナー」(本社・東京都港区)会長の神崎勝容疑者(65)や同社幹部ら男女計8人を詐欺容疑で逮捕したと発表した。
被害は全国に及んでおり、同庁は神崎容疑者らが高齢者ら約970人から計約90億円を集めたとみて解明を進めている。
同庁幹部によると、神崎容疑者らは2008年2〜8月、元本保証で年利4〜10%の高配当をうたったウソの金融商品を販売し、小平市の無職男性(81)ら9人から計2300万円をだましとった疑い。神崎容疑者は「詐欺はやっていない」と容疑を否認しているという。
神崎容疑者らは04年4月頃から、「分散投資してリスクを回避する。元本は完全に保証する」などと電話や戸別訪問で勧誘していた。だが、実際には資金運用はほとんど行っていなかった。同社を巡っては、元本が戻らない顧客らからの被害相談が相次ぎ、同庁は昨年1月、金融商品取引法違反(無登録営業)の疑いで同社本社などを捜索していた。
同社に約1000万円を投資した都内の70歳代の女性は読売新聞の取材に、「老後の大切な資金だった。金融恐慌の影響で配当が遅れていると聞いていた。これから先、どうやって生きていけばいいの」と肩を落として話した。(2011年1月13日22時59分 読売新聞)
この詐欺師どもは2004年4月頃から活動していたと記事にはある。なぜ事件になるまでに6年も掛かったのか。しかも警視庁の捜索理由は詐欺ではなくて「無登録営業」である。投資会社がきちっと資金を運用しているかどうかなんて、立ち入り調査したらすぐにわかるはずだ。オレはそんなに長期間放置して被害を拡大させた警察の甘さに対して驚くのである。
年利10%で元本保証の金融商品などありえない。それはオレのような投資家には常識である。もしもオレが顧客の資金を預かって運用するとしても、絶対に「元本保証」はできない。ある程度のリスクを覚悟した上でないとハイパフォーマンスは実現不可能だ。
今回の事件の悪質さは、被害者たちが投資に関する知識をあまり持たない老人が多かった点に尽きる。神崎容疑者らは最初からその大切な資産を詐取する目的で近づいたのである。老後の生活のために貴重な資産を奪われて生きる気力を奪われた被害者たちのことを思えば、この詐欺師たちは全員死刑にしてもよいとオレは思うのだ。日本の法律では詐欺師を死刑にすることはできない。しかし、行為の悪質さを思えば十分に死刑相当だとオレは思うのである。
死刑を回避する唯一の方法として、ゼニをどこかでかき集めてきて被害金額を100%賠償できた場合とすればいい。もしも自分たちの与えた被害を償ってすべてのゼニを返せるならば死刑にするのは許してやると決めれば、もしかしたら被害金額を弁償してくれるかも知れないじゃないか。
この犯人どもが奪ったゼニをすべて使ってしまったとは思えない。何らかの
形で巧妙に隠しているはずだ。それをしっかりと暴いて、少しでも被害者たちにゼニが戻ればいいとオレは思うのである。
「詐欺はやっていない」と答えた容疑者たちはいったい何をやってるつもりだったのだろうか。オレはそれも訊きたいのである。
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