2011年01月09日(日) |
菅直人は救いようがない馬鹿である |
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小沢一郎との対決姿勢を強め、起訴された場合は議員辞職せよとまで言い出した菅直人はいったい何をしたいのだろうか。小沢追放によって国民の支持を民主党に取り戻せると思ったらそれは大間違いである。今、国民の心が民主党からどんどん離れていってしまっているのは小沢一郎に代表される「政治とカネ」の問題のせいではなくて、菅直人首相や仙石官房長官の度重なる凡ミスに対して国民があきれはてた結果なのである。要するに自分たちのせいで民主党の人気が凋落したのだ。それなのに小沢一郎のせいにして「小沢追放」によって党勢浮揚を狙っているわけでどうしようもない馬鹿なのである。
なぜそんな勘違いに至ったのか。おそらく昨年の党代表選挙で菅直人はわずかの差で「小沢・鳩山連合」に勝利したことで、自分の方が小沢よりも人気があると錯覚したんじゃないか。あのときの選択肢は「善人だが無能(菅直人)」 「悪人だが有能 なように見える(小沢一郎)」 という究極の選択だったわけで。そのときに「善人だが無能」な方を選んでしまった結果もたらされた数々の失政を前にして、国民は改めて「悪人だが有能」の方を選んでいた方がもう少しマシだったかな?と思っているだけなのである。
菅直人は仮免許政治家だと自ら告白した。あの発言は彼の正直さを物語っている。どうすれば経済を立て直すことができるのか、どうすれば雇用を回復できるのか、彼は全くわかっていないのである。それで官僚たちに訊いたりするのだが、その当の官僚たちがここまで日本をダメにした戦犯たちであるということもわかっていない。
今、日本政府がすぐにしなければならないことは何か?それは尖閣諸島の実質的支配宣言である。「領土問題に関して、自民党のこれまでの政策はあまりにも近隣諸国に舐められたものだった。北方領土や竹島の二の舞になってはいけないのである。」と断固とした声明を出して自衛隊を進駐させることだ。中国の主張は「無人島の領海や排他的経済水域はは認めない」「どんな小さな岩礁でもそこに中国人が住んでいれば中国の領土である」である。だからもしも中国の漁船員が大挙して尖閣諸島に押しかけてそこに勝手に住み着いたらもう日本は手出しできなくなるのだ。それは今日起きるかも知れないことなのである。どうして今すぐに行動を起こさないのか。自衛隊が進駐し、そこに継続的に居住してはじめて「実効支配」と言えるのだ。しかし日本政府は石垣市の調査も拒んでいるという。そこに施政権が及ぶのならば、固定資産税の課税などのために調査するのは当然のことであり、石垣市にはそうする権利がある。それを認めないなんていうのはなんだか矛盾しないか。オレには政府の意図が全くわからないのである。
財政再建をどうやって行うのか。意味のないバラマキをやめればすぐに建て直せるぜ。子ども手当に農家への所得保障、民主党がアドバルーンを揚げたこれらの政策はたいした効果もないのに巨額の財源を必要とする。このままバラマキを続け、その財源を国債発行に求め続ければどんな未来が待ってるのかわかってるのか。ツケはそのまま次の政権に回すつもりなのか。
社会福祉の無駄を無くすことも必要だ。高すぎる生活保護費を減額して最低賃金よりも下にするか、あるいは今の制度を抜本的に改めて「現金支給」から「現物支給」にカジを切らないとだめである。西成区は人口の20%近くが生活保護受給者だが、彼らは実は地域住民の中では一種の特権階級であり、月末や月初は支給された保護費で酒を飲み暮らし、カネが残り少なくなればホームレス支援の炊き出しの列に並ぶのである。年間に500億円のゼニが西成区の生活保護受給者に投入され、そのゼニのかなりの部分が私設賭博場の掛け金となって暴力団の資金源となっているのだ。先日摘発された「ドーム」と呼ばれた私設賭博場の売り上げは一日あたり500万円だったという。これはオレの想像だが、おそらく支給された500億円の生活保護費のうち2割の100億円くらいがヤクザに流れていると考えられる。こんな無駄のために税金は浪費されているのである。カネを掛けて社会をますますだめにしているのが今の福祉政策の実態であり、民主党政権にはそれを改善する力は全くない。
国民が望んでいるのは「政争」ではなくて「安定」である。現状を打開する確かな方策である。それを何一つ持たない菅直人がいつまで首相の椅子にしがみつくつもりなのか。仮免許総理大臣のまま日本を破滅へと導くつもりなのか。本人はおそらく永久に気づかないのだろう。
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