2010年12月31日(金) |
新幹線N700系の受動喫煙被害を許すな! |
携帯用URL
| |
|
どうかお読みになる前に←応援のクリックをお願いします! m(_ _)m
新幹線のライバルは飛行機である。東京・大阪間は圧倒的に新幹線がリードしているわけだが、新幹線を利用するビジネスマンたちの大きな理由として「飛行機ならタバコが吸えない」ということがあるらしい。つまり「のぞみ」なら喫煙車がついているということなのだ。オレはいつも不満に思ってるのだが、なぜ喫煙車と禁煙車が同じ料金なのかということである。喫煙車に乗る乗客からは一律500円でもいいから余分に料金をぼったくるべきだ。そしてその分を禁煙車に乗る乗客の料金値下げで還元すべきである。車内清掃や換気のために余計な負担をJRにさせている喫煙者と、そうでない非喫煙者が同じ料金というのはオレのようなタバコを吸わない人間には納得できないことである。
その新幹線車両だが、N700系は全車禁煙になってるらしい。それはそれで喜ばしいことであるとオレは思ったのだが、調べてみるとどうも「全面禁煙」ではないらしい。N700系には喫煙スペースが一編制の中に6カ所も設けてあり、そのために扉の開閉時などに副流煙が広がったり、全身にタバコの煙をまぶしたおっさんが移動しまくることで1号車から16号車までの車両全体に受動喫煙被害が広がってるという。それでは何のために全車禁煙にしたのかわからないじゃないか。たった3、4時間である。それくらい我慢させろとオレは思うのだ。
オレはタバコの煙も香りも苦手である。ついさっきまでタバコを吸っていたオッサンに新幹線で隣に座られるのは気分が悪い。タバコを吸っている女とは絶対にキスしたくない。オレのこの主張は理不尽だろうか。決してそうではないと思うのである。少なくともオレとキスできるのは生まれてこの方一度もタバコを吸ったことがない女だけだ。ところが新幹線に喫煙スペースを設置すると、喫煙者はそこでがむしゃらに吸って吸って吸いまくるのである。ふだんよりも余計に吸いまくるのだ。そして十分にニコチンを吸収して戻ってくるのである。服も髪も十分にニコチンを吸着した状態となる。それをまき散らしながら席に戻ってくる。ドアを開閉するときに一緒に副流煙も連れてくるのだ。なんと迷惑なことだろうか。
オレは新幹線は全車禁煙にすべきだと思っている。ビジネスマンに乗ってもらうためにそれがどうしても困難であるならば、次善の策として1号車または16号車という一番はじっこの車両だけを喫煙車にして、車掌以外が間の扉を開閉することのないようにするのはどうか。そうすれば非喫煙者が喫煙車両を通過しなくて済むのである。
同じ新幹線でも東北新幹線や上越新幹線は全車禁煙になっているらしい。それならばなおのこと、東海道新幹線だけ特別扱いするのが不思議なのである。たった数時間のことだから耐えてもらえばいいのだし、強い要望があるのならば編制の両端に喫煙車を設ければそれで十分じゃないか。そこで「ホームの端までの移動が面倒だから真ん中に!」と主張する喫煙者がいれば「あほか!」とオレは言いたい。少数派が多数派のために譲るのは当たり前じゃないか。本当なら全席禁煙でもおかしくないのに、お情けで喫煙車両を連結してやっているんだ。端っこに移動するくらいがなんだ。端まで移動することに文句があるならタバコをあきらめて禁煙車に乗ればいいじゃないか。
N700系のぞみの登場で、新幹線に乗車中はバッテリ切れの心配なくノートパソコンが使えるようになった。窓側の席に座ればコンセントがあるからだ。無線LANサービスに申し込んだら乗車中もネットし放題なのである。そういう部分は評価したいのだが、喫煙スペースの過剰設置に関してはどうも納得できないのである。一編制中に6カ所も喫煙スペースがあれば、ほとんど全車両に副流煙が流れ込むだろう。そんな状態で「全車禁煙」という建前を打ち出してるなら笑止千万である。一日も早くその喫煙スペースをすべて撤去し、仮に喫煙車を連結するならば必ずや両端のいずれかにすることだ。
←1位を目指しています! m(_ _)m 週刊アクセス庵もよろしく。 投票博物館