2010年11月11日(木) |
尖閣ビデオ流出犯はやっぱり義士である! |
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この「自ら名乗り出た君へ」というブログに私と似た主張が書かれています。ぜひご参考になさって下さい。
オレは11月6日の日記「 尖閣ビデオ流出犯は義士である!」の中でビデオ流出犯人を擁護した。今回、その本人が名乗り出たわけだがオレは改めて彼の行動を支持したい。自分の行動に言い訳をせず、職を失うことを覚悟しての行動である。彼こそ真の公僕であり、国民への奉仕者である。下手をすれば政治的な陰謀で殺されるかも知れないのだ。家族を路頭に迷わせることも覚悟で行ったこの行動を市民は支援するべきである。もしも彼の生活のために寄付を求められれば私は喜んで応じるだろう。義捐金を必要とするならいつでも応じるつもりだ。それに比べれば閣僚どもはみんなクソだ。この正義を罰し、一方でいつまでもビデオを公開しないことで国益を損ねた政治家どもには何の罰もないのだ。
産経新聞の記事を引用しよう。
【海保職員「流出」】「国民だれもが見る権利」と主任航海士 YTV記者に語る 2010.11.10 22:39
このニュースのトピックス:動画サイト
読売テレビの10日の報道によると、漁船衝突事件の映像を流出させたことを認めた主任航海士は、取材した同局記者に対し「この映像は国民の誰もが見る権利がある」と話し、広く公表することが目的だったことを示唆したという。
報道によると、航海士は流出を名乗り出るより前に同局側に電話連絡し、神戸市内で取材に応じた。
映像について航海士は「海上保安官であれば、いつでも見られる状況だった。機密ではなかった」と強調。一部の政治家が機密扱いをしていることを疑問視し、流出させたという。
航海士は「自分は国家公務員として、政府に対して仕事をしているだけでなく、国民のために仕事をしている自負がある」と説明。その上で「海保の組織に不満があるわけではない。(流出させたことへの)批判は覚悟しており、(その是非は)国民一人一人が判断することだ」などと語ったとされる。
航海士は落ち着いた様子だったが、「同僚や上司に大変迷惑を掛けて申し訳ない。職を失うことは覚悟している」とも話し、涙を見せる場面もあったという。
彼の発言の中の「自分は国家公務員として、政府に対して仕事をしているだけでなく、国民のために仕事をしている自負がある」という部分にオレは拍手したい。公務員の多くは給料をもらうための最低限の仕事しかしない。公務員組織には業績を上げなければならないというノルマもないし、民間企業のような競争もない。ぬるま湯の中で定年退職を待つだけの日々である。その中で今回漁船衝突の動画を流出させた彼はそれを「秘密にする」という組織の論理よりも、「何が起きていたかを国民に知らせる」という大義のために行動した。そのために処罰されようともかまわないという強い意志がそこには存在したのである。
なぜこの漁船衝突動画は隠蔽されたのだろうか。これを見れば明らかに中国漁船が体当たりしてきたことがわかる。仙石官房長官や菅直人首相はなぜこれを国民の目から隠したかったのか。この動画が流出してから中国の政府要人は沈黙したままである。誰が見ても中国側が悪いことが明らかだからだ。真実はかくもはっきりしていたのである。それなのに交渉のカードに使うこともせず、挙げ句の果てに中国に対してなんの義理があるのかわからないがその犯罪行為を隠蔽してあげようとしたわけで、義憤に燃えた海保職員が勝手に動画を公開したくなった心理もよく理解できる。無能な上司に愛想をつかした部下が、自分の独断で行動しただけのことである。
どうしてこんな明らかな事実を「機密」扱いしたかったのか。この映像を隠蔽したかったのか。ただの「ニュース報道」として最初からどんどん流せば良かったのである。機密にする必要のないものを機密扱いしたのはなぜか。そこまで中国側の悪意をかばうのはなぜか。仙石官房長官をはじめとする連中は国益よりも中国の利益を考えた売国奴としか思えないのである。
くだらない組織の論理よりも、そして政治的な意図よりも、彼は「国民に真実を知らせること」を優先した。ただそれだけのことである。彼を組織の論理で断罪することは、国民に「たとえ間違ったことをしている人がいても、それを指摘すれば逆に自分が損をすることもある」というあきらめの感情を与えるだけである。
巡視船に体当たりした犯罪者船長を中国国民は拍手で出迎えたという。ならば我々は、この衝突動画を流出させた主任航海士が釈放されたときには盛大な拍手で出迎えたい。彼こそが日本の国益を守った義士なのだから。
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