江草 乗の言いたい放題
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2010年11月10日(水) アップル社は海賊版で儲けるな!        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

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 アップル社がiPad(アイパッド)向けにアップストアで販売している電子書籍に、大量の海賊版が含まれてることがわかった。村上春樹の「1Q84」や、東野圭吾の「容疑者Xの献身 (文春文庫)」「白夜行 (集英社文庫)」などの中国語版が著者に全くの無断で電子書籍化されて販売されてるというのだ。その販売によってアップル社は30%の販売手数料を得るのである。それが著作者の許可を受けた正規品であるか否かをきちっと審査することなくアップル社は販売していたのだ。これは大変なことである。中国というニセモノ天国かつ著作権保護などなんとも思っていないという価値観を持つ連中に、アップル社が加担してしかも違法な利益を共有しているのである。日本人の権利が侵害されたこのような状況に関して日本政府は断固としてアップル社に抗議すべきであり、同時に中国政府に対してもその無法ぶりを抗議すべきである。

 売られてるものが盗品であろうと正規品であろうと、アップル社は手数料の30%を自動的に得ることができるのである。今回の場合はその盗品を堂々と販売しているのだ。削除要求に対しても削除の実行を引き延ばせ引き延ばすほど利益は増えるのだ。即座に対応するかどうかはわからないが、もともとアップル社には盗品販売で稼いでやれという悪意があったとオレは憶測する。そんなことは十分予想されたことであり、それを防止しようと言う仕組みが最初から存在していないことから明らかなんだが。

 しかもアップル社はこの海賊版が何本ダウンロードされたかを明らかにしていない。それによってどれだけの損害が作者に生じ、どれだけの不当利得がアップル社と著者へのことわりなしに勝手に売ったクソ野郎にもたらされたかが開示されていないのである。

 もしもアップル社がこの盗品販売によって得た利益と、海賊版をアップロードした泥棒が得る売り上げをすべて著者に返還し、その上で作品の価値を無視した不当に安い価格で販売されたことへの賠償金を支払うならばオレはその誠意を認めてやってもいい。逆に言えば、そういう回復措置がなされない限りアップル社はクソだといいたいのである。おまえらは盗人の味方じゃないかとオレは文句を言いたいのだ。

 そもそも中国人に著作権の概念を理解させることなど可能なのだろうか。彼らには「恥」という文化は存在しないのだろうか。周辺の海底に地下資源があるとわかったら「尖閣諸島は中国領だ!」と言い出すその厚顔無恥ぶりは「恥知らず」以外の何モノでもない。しかし、彼らに最初から「恥」という概念が存在しないのならば、我々が「恥ずかしい」と感じることも理解不能なわけだ。

 我々日本人はウソをつくことを恥ずかしいことだと思うし、罪を犯しても正直に罪を認めて謝罪すればそれを許す寛容な文化を持っている。罪を犯したことを決して認めずに開き直り、屁理屈をこねて自己の不法行為を正当化する人間は日本では誰もが人間のクズだと思うだろう。しかし、それが中国では大衆の行動原理なのだ。国民大衆の大多数がそのレベルのモラルしか持たない国家に対して、我々が正論を訴えることはいかに空しいことだろうか。

 中国では「日本に武力侵攻すべきだ」という意見が40%の人に支持されているらしい。これだけ外交的に舐められながらも、日本人の中に「中国を攻撃すべきだ」と思ってる人は皆無だろう。世界でもっとも野蛮で好戦的で厚顔無恥な連中が、軍備を増強し、他国の領土を侵害することを国策と考えているのである。これがどれほど危険なことかオレがいちいち説明するまでもないだろう。

 中国は今後も日本の領海侵犯をやめないだろうし、抗議されても性懲りもなく同じことを繰り返すだろう。朝日新聞にはこのような記事が出ていた。

中国の海洋調査船、奄美沖EEZで一時活動 海保が発見2010年11月9日23時50分
 9日午後4時40分ごろ、鹿児島県奄美大島の西約390キロの日本の排他的経済水域(EEZ)内で、中国の海洋調査船「浜海512」(1964トン)が調査活動をしているのを海上保安庁の航空機が見つけた。海保は中止を呼びかけ、調査船は約3時間20分後にEEZを出た。
 海保によると、中国側との間で事前の合意はなかったため、無線で問いかけたところ、調査船から「昨日から調査を実施している」と応答があった。調査船は船尾からケーブルのようなものを5本ひいた状態で航行していた。同機が繰り返し中止を求め、調査船は日中の地理的中間線を通過したという。
 東シナ海のEEZ内では今年に入って、中国の海洋調査船の活動がしばしば確認されており、日本政府は外交ルートを通じて抗議していた。


 以前から抗議しているのに全く平気で不法行為を繰り返すのである。こういう隣国が軍備を増強して核兵器も持っている。世界平和に対する脅威というのはまさにこれ以外に考えられないのである。


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