2010年11月02日(火) |
駐車場に車をタダで駐める方法 |
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クルマを多数所有するときに困るのはそれをどこに保管するかである。都会ではガレージを借りるのもかなり高い。田舎では駐車スペースを借りるのに3000円とか5000円で借りられるのだが、都会では数万してもおかしくない。複数所有する場合にその負担は大変なものとなる。
しかし、もしもタダでクルマを駐めることができればそうした問題は一挙に解決するのである。都会では確かにクルマを置く場所を借りるのは高いが、短時間ならばタダで置ける場所というのも存在する。その多くは商業施設の駐車場だ。確かにオレがよく行くイオンモールの大駐車場は最初の1時間が無料である。ここでオレがふと考えた卑怯な方法は、2台あるクルマのうち、一方をこの中に駐めておいて、もう一方を自宅の車庫に駐める。クルマの入れ替え時は、駐車場ゲートを入場した時に受け取ったカードを使って、中に放置してあるクルマが出場するのだ。そうすれば駐車場の係員に気づかれない限りずっと2台のうちの1台を駐車場に置いておけるし、駐車料金もかからないのである。オレはこの卑怯な方法を発見したものの、「でも、同じクルマがずっと泊まっていれば絶対に怪しまれるよな」と思ってその実現の不可能性をすぐに悟ったのである。
その「絶対にバレルから実現不可能」なことに果敢にチャレンジしたオッサンが居た。無職なのにどうしてこんなにたくさんクルマを持ってるのか、しかも高級外車ばかりなのはなぜかという疑惑の人物である。報知新聞の記事を引用しよう。
1年4か月高級車10台タダ駐車51歳無職男逮捕…兵庫
兵庫県警東灘署は30日、無車検の乗用車を運転したとして、同県芦屋市の無職・伊東伸容疑者(51)を道路運送車両法違反(無車検車両運行)の容疑で逮捕した。同容疑者は無車検の高級外車オペルなど、所有する11台の車庫として、神戸市東灘区の商業施設「神戸ファッションマート」の有料駐車場を少なくとも1年4か月にわたり“無料”で使用していた。
同署や同施設によると、地下駐車場にランチア、ボルボ、オペル、アルファロメオなどの高級外車が長期間にわたり駐車されていることを管理者が不審に思い、今年4月に通報し、同署が調べていた。
伊東容疑者は、駐車場が最初の10分間だけは駐車料金が無料というシステムを悪用。駐車場に10台を入れ、11台目は自宅の駐車場に。別の車種に乗りたくなると、「11台目」で同施設へ。駐車中の10台のうち1台に乗り替え、10分以内に外に出る手法を繰り返していた。
同駐車場は583台分のスペースがあり、約200台は月決めで同施設のテナント利用者らが使用。残る400台弱は、30分100円の一時利用。男は常時5台ずつを別々の区画に止めていた。
10台分の駐車料金は1年4か月分で合計約2300万円。同施設の担当者は、スポーツ報知の取材に「当然、請求する。時間をかけてでも支払ってもらう」と話した。
(2010年10月31日12時08分 スポーツ報知)
この駐車場の収容台数が400+200=600台である。そこに常時10台が駐めっぱなしになっていればかなり目立つだろう。しかも外車ばかりなのである。すぐにおかしいと気が付くはずであり、それなのに1年4ヶ月もそれをチェックできなかった駐車場係員のボンクラぶりにオレはあきれるのだ。夜間に車上狙いをする不逞の輩も発生するかも知れない。しょっちゅう見回りをしていれば、そこに存在する謎の放置車両群に気づくことは容易だっただろう。もしもオレがその駐車場の利用者だったならすぐに気が付いたはずだ。
11台のクルマの駐車場代も払わず、車検も通してなかったということは、このオッサンはとことんクルマにゼニを使う気がなかったということである。どうせ任意保険にも入ってないのだろう。しかし、どこでどうやってこんなに多くの高級外車を手に入れたのか。その謎をオレは知りたいのである。
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