2010年11月01日(月) |
みなさん、値上がり前に株を買いましょう! |
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オレは以前この日記で冗談のつもりで「日銀が直接株を買ってどんどん仕手戦まがいのことをして、株価をつり上げればいいんだ」と書いた。低迷する株価のカンフル剤になればと思って言ったのである。しかし、本当にそれに近いことをやるとは思わなかったのだ。さて、この効果はどの程度発生するのだろうか。
日銀、市場から初の直接購入へ 株価上場投信など 2010年10月30日3時1分
日本銀行は、株価や不動産の投資信託を初めて市場から買う方針を固めた。通貨を発行する中央銀行は普通は金融機関が持っている資産の購入に限っており、市場からの「直接購入」は世界でも異例だ。日銀が買うことで安心感を与え、株式や不動産への投資が活発になることを狙う。
日銀は5日の金融政策決定会合で、国内で上場している株価指数連動型上場投資信託(ETF)と不動産投資信託(J―REIT)を買うことを決めた。今年12月〜来年末にETFを4500億円分、J―REITを500億円分買う方針だ。
日銀はこれまでも国債や社債などの資産を買ってきたが、いずれも金融機関から。これらを買って金融機関にお金を流し、融資や投資が増えるのを狙ってきた。だが、企業融資は伸び悩み、株価や不動産価格も低迷したまま。市場からの直接購入に踏み切り、株式や不動産への投資を促す必要があると判断した。
具体的には、信託銀行にお金を預け、証券取引所で取引されているETFやJ―REITを買ってもらう。ETFは東証株価指数(TOPIX)と連動する商品など、J―REITは格付けの高い十数銘柄を対象にする見通し。これらの購入が増えれば、組み込まれている株式や不動産の価格上昇につながる。安心感から投資家も買いやすくなり、株価や不動産価格を押し上げるとみられている。
一方、日銀の「市場購入」で株価などがゆがめられるとの懸念がある。日銀は購入から一定期間後に徐々に市場で売却する方針だが、購入時より価格が下がって損が出る恐れもある。日銀は毎年度、利益の大半を「納付金」として数千億円ほど国に納めており、損が出れば納付金が減って国民が損をかぶることにもなる。(野島淳)
オレはこの試みが失敗に終わると思っている。それはこの金額があまりにもみみっちいからである。そんなむちゃなことをするわけだ。だったら効果を出さないと意味がない。そのためには金額もこの100倍くらいかけないとダメである。50兆円くらい日銀が株に突っ込むとなれば、日経平均も30%以上は上昇するだろうし、東証は連日のストップ高に沸き返るだろう。しかし、たった5000億円ではほとんど効果を上げることはないとオレは思うのだ。
戦争の時に一番まずい戦い方は、兵力を少しずつ逐次投入することである。大兵力を集中して使うことで勝てる戦も、分散させることで意味を無くしてしまうのである。この日銀の試みも同様だ。たった5000億円を、一年間の長さで小出しにしても全く無意味である。どうしてそんな無駄なことをするのか。
しかも投資方法はETFやJ―REITの購入である。本当に株価を上昇させたいのならば、個別株をねらい打ちにして相場を活性化させ、個人投資家が後から飛びついてきた時にはうまく売り抜けて今度は別の株を上げるというふうに工夫しないとだめだ。しかも同時に運用資金を増やさないといけないのである。そんなことは信託銀行ではなくてプロの相場師集団に任せるしかないのである。有名なジェイコム男さんをリーダーにして相場操縦をしつつ上手に東証全体の株価を上げるのが一番いいのである。
もしもETFやJ―REITの購入という何も考えないで済む手段で株価を上げたいのならば、金額はたった5000億円ではだめである。その100倍は必要だ。しかし、もしもオレにその5000億円を任せてくれるならば、ジェイコム男さんほど上手には運用できないと思うが、それでも相場に旋風を巻き起こして個人投資家を大勢呼び込むのに成功する自信があるぜ。
オレにその5000億円の資金を回してくれれば、オレは投資ブログを開く。そして日本中の投資家がそのブログを見るように宣伝してもらって、そこでさりげなく上昇する株のヒントを出したり、実際に資金を突っ込んで買い上がったりして株価を動かしてみせる。100万人の投資家が注目するブログは大きな影響力を持つだろう。そこで推奨した株は必ず上昇するだろう。そうして株価が上がれば、投資家たちがみんな利益を出せるので今度はそのゼニが消費に回る。すると企業業績が上昇するというふうに好循環を作り出せるのである。その司令塔をオレにさせて欲しいのである。ついでにオレも運用手数料を利益のほんの0.1%でいいからいただきたいのである。あとの利益は国庫に返納してやるぜ。
個人が相場操縦を行えば罪になるという。しかし国家や日銀が景気を良くするという意図で行う相場操縦はどうやら罪ではないらしい。なんとも納得できない話である。空しく消えてしまうことが確実なこの5000億円を、うまく運用すれば全然違った結果になるのになあとオレは残念に思うのである。
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