2010年10月26日(火) |
きみは農ing娘。を知ってるか? |
携帯用URL
| |
|
どうかお読みになる前に←応援のクリックをお願いします! m(_ _)m
美少女アイドルといえば東京と誰もが思っている。しかし、秋田ではなんとモーニング娘。ならぬノーイング娘。(農ing娘。)が結成されたのである。そんじょそこらの軽薄なアイドルとは違って、農業振興が目的のまじめなグループなのだ。
河北新報の記事を引用しよう。
「農ing娘。」が赤丸急上昇 秋田の女性、ネットで結成お気に入りの真っ赤なつなぎを着て、ネギの生育状況を確かめる小玉さん
全国の若い農家の女性が連携し、農業を盛り上げようと、秋田県八郎潟町の農業小玉美花子さん(22)が、インターネットを通じて仲間づくりを進めている。アイドルグループをもじって「農ing娘。」と名乗る彼女たち。12月1日には仙台市で初の集会を開く予定で、小玉さんは「新しいことに挑戦し、農業を守りたい」と意気込んでいる。
小玉さんは専門学校を中退した3年前、約5ヘクタールでコメや野菜を作る両親を手伝い始めた。今では農作業を一通りこなし、作物を軽トラックに積み込んで、飲食店などへの飛び込み営業にも出掛ける。今年は、手作りパッケージでコメのネット販売に乗り出した。
昨年11月にブログを開設し、日々の農作業の様子だけでなく、過疎化や高齢化など地域の問題もつづってきた。泥だらけで蚊に刺されながら草取りをする「リアルな農業」(小玉さん)の姿が人気を呼び、1日の閲覧数は約1000件に上っている。
「農ing娘。」は今年6月、農業に従事する若い女性ならではの悩みを相談し、支え合おうとネット上で結成した。
メンバーの条件は、農業経験が1年以上あること。全都道府県からメンバーを募り、これまでに北海道から宮崎県までの20代を中心に14人が集まった。「アイラブ農業」が合言葉だ。
小玉さん自身、いわゆるギャル系で、「稲穂ヘア」と呼ぶ金髪をなびかせ、赤のつなぎ姿でトラクターやコンバインを操る。農作業がない日は、メークもばっちり。「農ing娘。第1回ミーツ」と銘打った12月の集会では、農業や自分の将来、育児のことだけでなく、恋愛についても大いに語り合いたいという。
「ネットがなければ、秋田で孤独に農業していた」と小玉さん。「農業を放っておけない。一人では無理だけど、メンバーがPRすることで、何とかして農業や地域を元気にしたい」と力を込める。
一緒に仕事ができて幸せという父の功さん(58)は「農作業の合間に携帯電話でネットに接続し、消費者と直接つながっている。新しい農家の姿かもしれない」と話し、農ing娘の挑戦を応援している。
オレはこの試みを全面的に応援したい。世の女性たちに「農業はカッコいい!」という価値観を与えるためにもぜひこの活動は広がって欲しいモノである。ちなみに小玉さんのブログを見てきたが、いかにもギャル系のお嬢さんのブログである。オレのようなオッサンは読むのが恥ずかしいのである。
世間には農業に対する偏見丸出しの女性が多い。「農家の嫁だけは絶対に嫌だ!」という類である。また、嫁不足に悩む農家の方も「農作業しなくていいからお嫁に来て下さい」と言い出す始末である。そこまで卑屈にならなくてもいいだろうと思うのだ。それだけにこういう女性が登場して、世間にしっかりと「農業のすばらしさ」をアピールすることは重要である。
日本の農業を再生するにはやはり若者を呼び込まないといけない。農家の嫁不足を解消するには、積極的に女性の存在をアピールするしかない。農業をしている女性はこんなに輝いてるのだということを見せることがやはり大切なのである。「農業=ダサい」という価値観を払拭すべきだ。もっともオレは農業というのは素敵な仕事だと思っている。この世で一番ダサいのはニートだと思うからだ。自分の食べるものを自分で作り、自分の作ったものを多くの人がおいしいと喜んで食べてくれるなんて最高じゃないか。オレは「農ing娘。」たちを全面的に応援したいのである。
←1位を目指しています! m(_ _)m