2010年09月15日(水) |
犯罪者がどんどん高齢化することについて・・・ |
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最近高齢者の犯罪が増加している。万引きといえば昔は中高生の犯罪だったが、今はちゃんとした大人が万引きをして捕まるのが増えているし、それどころか70歳以上の高齢万引き犯が増えているのである。こういう連中の中には捕まってから急に「認知症」のふりをするなどの悪質な奴等もいて本当に困るのである。不逞老人をまとめて生活させるような無人島はないものかとオレが思うほどだ。
青森では足腰の弱い70歳のコンビニ強盗ババアが出現した。読売新聞の記事を引用しよう。
足腰弱いのにコンビニ強盗…70歳女逃げ切れず
青森署は14日、コンビニに押し入って現金を奪ったとして、青森市金沢、無職工藤栄子容疑者(70)を強盗の疑いで現行犯逮捕した。
発表によると、工藤容疑者は同日午前6時10分頃、同市金沢のコンビニで、レジの男性店員に包丁を突きつけて「金を出せ」と脅し、現金5万9000円を奪った疑い。当時、店内に客はおらず、男性店員にもけがはなかった。
工藤容疑者は、顔を帽子とマスクで覆っており、そのまま徒歩で逃げたが、男性店員が追いかけ、通報で駆けつけた同署員が店から約25メートル離れた歩道で取り押さえた。
工藤容疑者が住むアパートの大家の男性(62)は「足腰が弱いのに強盗するなんてびっくり」と話した。(2010年9月14日23時03分 読売新聞)
足腰が弱い=走れない(逃げられない)
ということなのであっさりと捕まったのである。それにしてもこんなババアが突然強盗になったのなら店員も面食らっただろう。
高齢化社会のこれから問題になってくるのは少年犯罪ではなく、むしろこうした老人犯罪であるとオレは思っている。家族に見捨てられて孤独になった老人が起こす犯罪である。万引きや強盗程度ならまだいい。もしかしたら無差別殺人などの劇場型犯罪に走る老人があるかも知れない。そんな事件に遭遇したときに我々はどう対処すべきなのだろうか。
そしてもうひとつ心配なのは、こういう老人犯罪者と正義の市民が格闘などした場合、うっかり市民がその犯罪者を殺してしまう可能性である。もしもオレがコンビにいる時に強盗が入って、その強盗がいかにも弱そうな老人だったらオレは迷わずその老人をやっつけるだろう。そんな犯罪者は許せないからである。しかし、オレが殴る蹴るした結果、その老人が死んでしまうなんてことになれば、正義感から出たオレの行動はただの老人虐待に誤解されてしまう恐れがあるのだ。それだけに対処が難しいのである。
相手は老人である。少なくともある程度の敬意を払って慎重に対応する必要がある。
「恐れいりますがその包丁をしまってはいただけないでしょうか。」
などと丁重に話しかけて相手の持つ凶器を奪い取らないといけないのである。なんともまどろっこしい話である。
コンビニ各社にはバイト向けに「コンビニ強盗対策マニュアル」が用意されているという。その中味に「強盗が老人の場合」はちゃんと記載されているのだろうか。今後はそうしたことも考慮に入れて業務マニュアルを作る必要があるのだ。
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