2010年07月29日(木) |
熱中症で絶対に死なない方法 |
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連日のように熱中症の死者が出ているという報道がある。どうして熱中症での死者が出るのか。必ずしも全員が老人というわけでもない。暑いところで働いている人が倒れる場合もあるからだ。ただ、オレはこれを「締め切った室内での死亡」に絞って考えたい。どうして熱中症で死ぬのか。オレなりの仮説である。
部屋の窓を閉め切っていたということは、夜間の就寝時ではないだろうか。寝るときにクーラーをつけっぱなしにしても平気なのはオレがすでに「冷房がないとどうしようもない環境」で暮らしているからである。しかし、「寝るときにはクーラーは切る」「扇風機はタイマーにする」ものだと思っている人たちが老人には多いのである。昔の暑さならそれでも十分対応可能だった。しかし今の暑さははるかにそのレベルを超えているのだ。この30年の間に夏の暑さのレベルは耐え難いものに変化しているのである。
しかも、加齢と共に暑さ・寒さへの耐久力は失われる。これはオレ自身が感じていることなのだ。昔は気温が0度でもへっちゃらだったのに、今はちょっと寒いとすぐにパッチ(ズボン下)をはいてしまうようになった。それだけオレは寒さに弱くなったのだが暑いのも同様だ。昔は炎天下を長時間自転車で走ってなんともなかったのだが、今はほんの10分も走るだけで息も絶え絶えという哀れな有様なのだ。オレのように若い頃に肉体を鍛えた人間でさえそうなのである。普通の老人が暑さに弱いのは当然だろう。
寝るときにそれまでつけていたクーラーを切るか、あるいは自動的に切れるようにタイマーにしていて、それが深夜に切れた後部屋の温度が上昇したらどうなるか。また「寝る前に大量の水を飲むとおねしょするかも知れない」ということのおそれから眠る前に水分をとらなかったらどうなるか。 深夜に室温が上昇し、大量の発汗によって水分が失われ、そのまま意識が混濁して死に至るということではないのかとオレは推測するのである。新聞で報道される熱中症死者の中で「閉め切った室内で」という事例が多く存在するのはおそらくはこういうことではなかったのか。
だったらどういう対策が有効なのか。寝る前に水をたくさん飲むというだけでも就寝中の熱中症死はかなり防げるのではないだろうか。とりあえずテレビで「寝る前に水を飲め!」などとアピールすべきではないか。
オレが勤める学園の校舎の3階から運動場を見下ろすと、野球部やサッカー部の生徒たちが炎天下で練習している。外に出ることさえ恐ろしいこの暑さの中で激しい運動をしているのである。なんと大変なことだろうか。あの暑さの中で活動できるのならば、社会に出てどんなに苛酷な状況下におかれても耐えられるのではないかとオレは思うのである。あれはもうスポーツと呼ぶモノではない。修行だ。尋常ではない暑さの中で平常心を失わずにどれだけ活動できるのかということを試される修行の場なのだ。彼らは精神修養の場としてあの灼熱地獄にいるのである。
昔はそんな苛酷な状況で「水を飲むな」という間違った指導がなされていた。今ほど暑くなかったこともある。もしも現代にあの時代錯誤な「水を飲むな」という指導者がいれば、多くの熱中症の犠牲者を出すことになっただろう。
オレは暑いときはガブガブ水を飲む。ジュースを飲む。お茶を飲む。かき氷を食う。アイスを食う。冷房の効いた室内に籠もる。クルマのエアコンの設定温度は19度だ。そういう対策を講じているから熱中症で倒れることは絶対にない。すべての人がオレのような生活をすれば、熱中症の死者はなくせるはずなのである。
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