2010年06月07日(月) |
菅直人新首相に期待すること |
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オレが菅直人新首相に期待することはただ一つ、失言だけだ。少なくとも世界では「菅直人=円安論者」と受け止められていて、民主党代表に選ばれたというニュースが報道されたとたんに円安方向に動いたのである。だからここは日本経済のために自分のキャラをよく理解した上で行動して欲しい。つまり「為替が円安方向に動きそうな失言!」をじゃんじゃんやってくれということなのだ。
「このままじゃ日本は借金返せないですね」
「ギリシャなんか日本よりもずっとマシですよ。」
「将来年金原資が枯渇して、老人は年金をもらえなくなるかも」
などとうっかり言ってくれればそれでいい。それだけで「日本売り」の材料になって円安に動いてくれるからだ。その円安が株価を押し上げてくれればなおよしである。外資にとって、安くなった日本株を買うのに円安が後押ししてくれるわけでますます株高が期待できる。
ところがどうやら菅直人首相は増税路線に進みそうな感じなのである。消費税も10%にしようとしているという。自民党も消費税10%ということなので、消費税10%はもはや逃れられない方向なのである。なんとも困った話である。
オレは小遣いを月に5万円くらい使ってるが、消費税がその5%とすると2500円である。それが10%になれば5000円だから月に2500円も支出が増えてしまうのである。これは大変困ったことである。
日本が財政再建の方向に進まないと大変なことになるというのはわからないでもない。しかし、今更この借金を減らすのは無理だろう。それよりも借金漬けでダメになるからと世界に宣伝して円安を加速させ、インフレを起こして借金を軽くすることの方が実現可能性のある方策だ。
それから民主党は株の売買益の課税を強化したいようだが、それは間違ってる。むしろ売買益を非課税にして、その代わりに0.01%くらいの税率で「取引税」をかけた方がいい。もうかった分から巻き上げるのではなくて、すべての取引から広く浅くまきあげればいいのである。売買益非課税ということになれば、「株で稼いでも税金は払わなくていい!」ということで富裕層の資金がどんどん株式市場に流れ込み、相乗効果で株価も上昇するに決まってる。取引のたびに少しずつ課税されるということなら手数料が上がったようなものだから投資家たちも納得して払ってくれるだろう。100万円分の株を売買しても税金を100円くらいにしてくれるといいのである。取引金額のわずか0.01%に課税しても、一日に東証の取引総額が1兆円あれば税金は1億円入ってくるという計算になる。どんどん株価が上昇すれば、投資家たちはみんなそんなはした金を気にしないはずだ。
金曜日のNY市場は、事前に「雇用統計はいい」というガセネタを流して空売りを仕込んだと思われるゴールドマンサックスの陰謀のせいで暴落した。まだまだ株式市場は不安定である。ここで菅直人首相にはぜひとも国益につながるような発言をとオレは期待しているのだ。
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