2010年05月14日(金) |
保険金殺人は必ず死刑にしてください |
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オレは保険金殺人は単なる殺人よりもはるかに罪が重いと考える。 「殺人+詐欺」だからだ。しかも計画性が高く、人の命をただのゼニとしか考えていないという点で救いようがないと思うのである。
自分たちとあまり年齢の変わらない女性と養子縁組して多額の保険金を掛け、その後でその女性が変死体で発見される・・・という展開は誰がどう考えても保険金目的の殺人である。しかもその夫婦が以前にも知人女性に巨額の保険金を掛け、変死後に受け取っていたという事実を考えれば怪しすぎるのだ。これだけの状況証拠が揃っていても、まだこの殺し屋どもの名前も顔写真も公表されないのはなぜか。
殺された女性のことを産経新聞が記事にしていたので引用しよう。
大阪・高槻の遺棄女性 新生活3カ月で暗転 知人ら「住み続けていたら」2010.5.14 00:40
大阪府高槻市の淀川堤防で、宇野津由子さん(36)の遺体が見つかった殺人死体遺棄事件。宇野さんは大阪府豊能町に移り住むまでの約1年間、大阪府松原市の雇用促進住宅で暮らしながら職を探し続け、今年1月に“念願”だった転出を果たしていた。再スタートを切った人生は、わずか3カ月で暗転した。「あのままここに住み続けていてくれたら…」。宇野さんの知人は言葉を失った。
「派遣切り」が社会問題化していた昨年1月、当時「谷岡」姓だった宇野さんは、愛知県岡崎市からわずかな荷物を手に、雇用促進住宅に入居した。真冬だったが毛布さえも持っていない宇野さんに、住民たちは生活する上で最低限の物資を譲りあったという。
家族の話をすることはなく、以前の仕事など身の上について多くを語ることはない。服装も質素で、アクセサリーもつけていなかった。住民から販売業のアルバイトを紹介されたこともあったが、「接客は向かないから」と申し訳なさそうに話し、住民たちとの交流もほとんどなかった。
宇野さんは派遣切りにあったという同じ境遇の2人の女性と同居していた。
当初は別々の部屋に暮らしていたが、親交を深め、互いの家財を持ち寄り、2Kの小さな部屋で一緒に暮らした。食事はいつも3人一緒。年長だった宇野さんは、女性の1人を「ちびさん」と呼んでかわいがったという。
生活に変化が訪れたのは昨年末から今年1月。同居人の2人が相次いで実家に帰り、孤独になった。住民の一人は「3人でいたころより、表情が暗くなった」と振り返る。部屋で一人、パソコンに没頭して過ごす日々が続いた。
このころから、宇野さんは生活に窮する。住民の男性に「生活に困っている。生活保護を申請したい」と相談し1人で市役所を訪れている。しかし、失業保険をもらっており、受給できなかったという。
1月20日、1台の車が住宅にやってきた。乗っていた男女2人は住民に「(宇野さんに)うちに住み込みで、内装の仕事をしてもらいます」と説明。宇野さんは「いろいろお世話になりました。ありがとうございました」と丁寧にあいさつしたという。
この2人は豊能町に住む夫婦とみられ、宇野さんは2月、この夫婦と養子縁組した。だが、4月末になって、高槻市の淀川堤防で変わり果てた姿で見つかることになった。
住民の男性(68)は「ここにおってくれたら、事件に巻き込まれなかったのに」と振り返る。孤独と生活苦から解放された時間は、わずかだった。
他の新聞の記事では、殺された宇野津由子さん(この「宇野」という姓はもしかしたら養父母の姓なのだろうか?)は殺される直前に一度実家に戻っていたという。自分の運命に関しての何らかの予感があったのかも知れない。不自然でない形で殺すために、事故死に見せかけて殺すために、すでに計画は着手されていたのかも知れないのだ。自分に巨額の保険金が掛けられていたことに気が付いて逃亡しようとしたのかも知れない。計画に齟齬が生じたので口封じのために今回、津由子さんが殺されたという可能性もある。保険金を掛けて殺される予定の本人に気づかれてしまったのなら、十分に殺害の動機となる。
津由子さんが派遣切りにあって失業し、行き場を失ってしばらくは松原市に住んでいたという記事には、オレの見覚えのある雇用促進住宅の写真があった。もしもそのままそこに住み続けていれば、こうして殺されることもなかっただろう。
保険金殺人というのはどれだけ起きているのだろうか。今回の事件の場合、先に不審死した50代女性の生命保険金をこの養父母たちは受け取っているのである。今回の事件がなかったら全く問題にされなかったかも知れないのだ。それに味をしめてもう一人殺してゼニを手に入れようとした・・・というのが今回の事件の真相なのだろうか。
生命保険会社はより高額の契約が欲しい。怪しいと思ってもせっかくの客だから逃したくないのだろう。加入にあたってちゃんと審査されているのかどうか疑わしい。今回のケースの場合、保険を掛けられる本人がおそらくその事実を知らなかったと考えられるのだが、本人が知らなくても勝手にまわりの人間が生命保険を掛けられるのか? たとえば中小企業の経営者が従業員に保険を掛けて、殺してからその保険金を手に入れるなどというケースはどうなのか。調べればいくらでもそんな事例は出てきそうな気がするのだ。
試しに検索していると、ネット上には養父母を求めたり、養子縁組を希望する方々の交流する掲示板が多数存在していた。その中には多重債務者が名前を変えることで借金を踏み倒したり新たな借金をしたりするためという目的のものもあった。犯罪目的の養子縁組を規制することは困難である。書類が揃っていれば自治体の窓口は届け出を受理するしかない。
殺人というのはもっとも重い罪である。ましてやその目的が金銭目当てならなんら情状酌量の余地はない。保険金殺人は必ず死刑にするというルールを導入して欲しいのである。また、詐欺的な目的で保険契約を行い、保険金を詐取するような輩はすべて厳罰に処してもらいたい。選挙が近づくと必ず所有物件が火事になって火災保険金を手に入れている青森県の選挙オタクのオッサンとかは怪しすぎるのである。
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