2010年05月13日(木) |
少子化対策をするかしないのか? |
携帯用URL
| |
|
どうかお読みになる前に←応援のクリックをお願いします! m(_ _)m
民主党の子ども手当は「少子化対策」が目的なのだろうか。景気浮揚が目的なのだろうか。オレには後者のように思えるのだが、もしも前者の意図で行われるなら効果はほとんどないと言っておきたい。そして今の日本にとってもっとも大きな問題は、今後どんどん人口が減っていくということである。40年後には日本の人口は8000万人くらいになっているという。その時に政府はどうするのか。
北陸や北海道にまで新幹線を伸ばし、ついでにリニア新幹線を作り、高速道路をさらに建設し・・・というふうに整備していっても、人口が減少に転じて乗客が減ればすべてがムダになるのである。過剰な交通インフラの整備は、巨額の借金と赤字新幹線となってのしかかってくる。それらを活かすにはきちっと少子化対策を行うしかない。人口を増やしてそれらの交通インフラが役立つようにするしかないのだ。少子化対策の方向は次の4つのいずれかである。
1、結婚していない人にもじゃんじゃん子どもを作ってもらう。
2、海外から移民をどんどん受け入れて人口減少を補う。
3、出産可能年齢を延ばしてお年寄りにも子どもを産んでもらう。
4、アトムやドラえもんのようなロボットを作って労働力にする。
おそらく鳩山政権の意図するところは2だろう。このままどんどん外国人が増えるならば、いつのまにか人口の30%以上が中国からの移民という自治体も出てくるだろう。そこに外国人参政権の問題が絡み合う。鳩山首相が本気で2で行こうと思ってるならば、それは断じて阻止すべきである。むしろ日本は1を目指すべきではないのか。
あと40年も生きている自信はない。オレはそんなに長生きは出来ないはずだ。ただ、確実に日本の中国化は進行していくだろう。オレが自分で目撃できそうなのはせいぜいあと20年分くらいの歴史だろう。
このままの出生率が続くか、もっと出生率が下がるとすれば、日本はどうなっていくのか。そのことをきちっと検証した上で。政治家同士がもっとディベートして欲しいとオレは思うのである。人口が8000万人になってしまった日本はいったいどんな日本になっているのか。それを予想して欲しいのだ。
そして「人口が減ることを前提にした政策」を打ち出す現実的な政党があるのなら、オレはその党の支持に回ろうと思っている。人口が減るということは、もしかしたら今の富をより少ない人間で分け合うことになり、みんなが豊になるという方向かも知れないからである。一人当たりが自由に使える土地が5割増えて、空き家になったマンションや戸建て住宅をタダでもらえるようになり、住居費がかからない夢のような生活が実現するのなら、人口減少は逆にすばらしいことである。細っていく人口を前提にして、みんなが富を享受する方向だって考えられないことはないのだ。
そんなことをオレは考えつつ、今度の参議院選挙ではいったいどこの党がこの大問題に対して明確な方針を打ち出してくれるのか。それを参考にしてオレは投票したいと思っている。ちなみに上記の1〜3なんだが、オレの主張は1である。とにかく子どもを作ってもらわないと何事も始まらないのである。
←1位を目指しています! m(_ _)m 週刊アクセス庵もよろしく。 投票博物館