2010年04月11日(日) |
牛乳は一気に飲むべし! |
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牛乳を飲むときにはちゃんとお作法がある。立ち上がって片手でびんをつかみ、もう一方の手を腰に当ててゴクゴクと一気に飲む。これが牛乳を飲むときのお作法である。オレはこの方法を信奉してきたし、今でも牛乳を飲むときは片手を腰にあててゴクゴクと一気飲みする。昔からそうしてきた習慣というのは年を重ねても変わらないのである。ところがその牛乳を、なんとストローでちょろちょろと飲ませる動きがあるらしい。全くもって許せないことである。これは牛乳一気飲み文化に対する教育の介入である。このような暴挙はなんとしても阻止しないといけないのである。読売新聞の記事を引用しよう。
ストロー?直飲み?…牛乳紙パックまだ戸惑い
学校給食の紙パック牛乳の飲み方を巡り、直(じか)に口をつける方法からストローを使うよう改めた兵庫県姫路市の市立小学校で9日、新年度の給食が始まった。
読売新聞が同日、ストロー使用に変えた小学校に反応を尋ねたところ、回答した学校の4割近くが「ストロー使用が最もよい」としたが、「直飲みでよかった」「どうすれば一番いいのかわからなくなった」との意見もあり、現場の意識の差が浮き彫りになった。
ストローの使用は「食事のマナーを守るように」と市教委が指示し、この日、全67小学校で徹底した。
これまで、ごみ減量を目的にストローを使わず、直飲みを指導していた学校でも指示通り、教諭が「これからはストローで飲みます。飲んだ後はきちんと捨てましょう」と呼びかけた。
読売新聞は、直飲みをしていた56校の校長や教頭にストロー使用に対する受け止め方についてアンケートを実施した。
その結果、回答のあった49校のうち18校が「ストロー使用」が飲み方として最もよいと答えた。理由に衛生面を挙げるケースが多く、ある教頭は「紙パックは学校に届くまで誰がどう触っているかわからず不安。やはり現状ではストロー使用が当然と思う」と話した。
これに対し、今も「直飲み」を支持するのは8校。「エコの観点は重要。マナーの問題はあるかもしれないが、紙パック自体をコップに見立てて飲めばいい」と話す校長もいた。
「わからない」などと明確に答えなかったのは14校。「どちらも一長一短」「何がいいのか判断できなくなった」などとし、「これまでの指導と反対になり、先生が迷っている」と当惑する声もあった。ほかに「ノーコメント」が5校あった。
環境教育については「後退する」と影響を心配する学校と、「後退しない」とする学校は、ともに16校で、意見が真っ二つに割れた。
一方、市と市教委にはメールや電話で賛否両論が寄せられ、「子どもたちが自分で判断したらいい」との意見もあったという。
市教委学校指導課は「ストローの使用は、これまでの現場の環境の取り組みを否定するものではなく、さらによい方法があれば柔軟に対応すればいい。これを機にあらゆる観点で給食を考えてほしい」としている。(2010年4月10日23時16分 読売新聞)
学校というところは実にくだらないことで悩んでるのである。ストローなんかいちいち使う必要はないぜ。ゴミが増えるしストロー屋がもうかるだけである。牛乳パックの飲み口周辺が汚いかも知れないなんてストローをどうしても買わせたい連中の陰謀だ。「衛生的でない」ということを伝家の宝刀にしてくだらないルールを押しつけようとしてくるのだ。実に馬鹿馬鹿しい話である。
こうして全面的にストロー使用にしてしまえば、一気飲みのお作法が失われるのである。一度ストローをさしてしまえば、よほど太いストローでないと流量に限りがある。だから少しずつちびちびとしか飲めないのだ。これは実に困ったことである。
しかもストローを紙パックに挿した場合、紙パックになんらかの圧力が加われば一気に中味が噴出して悲惨な給食事故が起きるのだ。おそらく現在ストローを使用している学校では、紙パックを強く押さえてしまったことで中味の牛乳が噴出してあたりを牛乳まみれにするという悲劇が後を絶たないはずである。そうした現状を前にしながらもストロー使用を主張する連中というのはストロー屋の回し者としかオレには思えないのだ。
ただ「子どもたちが自分で判断すればいい」というのは無責任の極である。子どもに判断を委ねてはだめだ。その子どもがちゃんとオレの日記を読んでるような知識欲にあふれる子どもなら全く問題はない。大多数の子どもは先生に指示されるまでぼんやりとしてるのが普通だ。だから大人は彼らに対して正しい価値観を与えてその方向にどんどん引っ張っていくしかないのだ。
全生徒が使用するならストロー代もかなり大きな金額となるだろう。そのために浪費されるゼニのことを思えば紙パックはそのままゴクゴク飲むべきである。それが一番牛乳をおいしくするのである。
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