2010年03月05日(金) |
子ども手当の財源はこうして捻出しろ! |
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民主党の政権公約の中でもかなりの期待を集めている「子ども手当」だが、その財源に政府は四苦八苦している。税収が落ち込んで国債発行が税収を上回るという超借金財政の中ではよそを削ってその財源を捻出するのは至難の業だからである。しかし、他を削ればそっちが困るわけで。じゃあどうすればいいのかということなんだがオレが名案を教えよう。財源の心配がなくなっても国の借金を増やさず、しかも景気を良くする秘策があるのだ。
子ども手当の財源として、記念紙幣を発行するのである。記念硬貨を発行するのと同じ手順で記念紙幣を発行し、そのまま流通させてしまうのだ。確か記念硬貨は法律改正しなくてもすぐに発行できたはずである。その規模を拡大して5兆円くらいにしてしまうのである。自民党が「政府紙幣」という案を去年の選挙前に提案していたが、それとかなり近いものである。仮に毎年5兆円分の記念紙幣を発行し続ければ、10年間で50兆円のゼニが市中に出回って庶民の手元に行き渡るわけで、国民一人当たり50万円のばらまきである。
わざわざ財源を用意する必要もないし、そのための増税をすることもない。ただ発行を決めてばらまくだけだ。なんて簡単なのだろうか。しかもそのゼニは国民の間をぐるぐると回って新たな経済効果を何重にも生み出すことになるわけで、景気が良くなることは間違いない。昔あった地域振興券というバラマキの場合はあまりにも金額が少なかったので景気浮揚効果はほとんどなかったのだが、その金額を豪快に増やせばその余ったゼニの中で無意味に浪費されるゼニも増えて経済を活性化させるはずである。
市中に出回る少しずつゼニが増えることで、じわじわとインフレを起こすことができる。もちろんこのゼニを一気にばらまいたらバブルを発生させることも可能だが、必要なのは持続的な右肩上がりの成長モデルなのである。そのためには子ども手当の財源分くらいの政府紙幣を「記念紙幣」という形で発行することは理に叶ってるのである。
記念紙幣のよいところは国債と違って返さなくてもいいので国の借金は増えないということである。もしも発行枚数が少なかったら記念品としてしまい込まれてしまうので、豪快に発行しないとだめだ。あまりにもありふれたものであれば死蔵する人もいなくなるだろう。
以前発行された2000円札の姿を見かけることはほとんどないのだが、あの2000円札発行というのも一つのチャンスだったと今にして思うのである。すべての2000円札を日銀券じゃなくて政府紙幣にして、その上でばらまいたらよかったのである。そうすれば市中に出回る貨幣の総量は確実に増加するわけで、インフレにならないわけがないのだ。
子ども手当だけだったら一部の方にしかゼニが行き渡らない。この際もっといろんな手当を新設してバラまいたらどうだ。大学院生手当(優秀な研究者に支給される)、ニート手当(働けない若者に支給される)、極道手当(ヤクザがカタギになる際に支給される)などいろんな手当を作ってじゃんじゃん政府紙幣をばらまいたらいいのである。それを10年間続ければもうそれで十分だ。大量に出回ったゼニが多くの人の間をリレーされることで景気はよくなるのだ。
デフレというのはゼニの流れが止まった状態である。その流動性を無くしたゼニに流動性を与えれば景気は必ず回復する。みんながため込んだゼニを死守していても全く何のためにもならない。ところがそのゼニが10人の人の間を順番に移動していけば、10人が10人とも満足できるのである。そうして生まれた流れによって日本経済は力強く立ち直り、中国という巨大市場にも恵まれて日本には空前の好景気がやってくるだろう。
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