2010年02月28日(日) |
今年も折田先生が出現しました! |
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折田彦市先生は嘉永2年(1849年)生まれの日本の教育者である。京都大学の前身である第三高等学校の初代校長であり、1880年〜1885年、1887年〜1910年の長期にわたって校長を務め、旧制三高の自由な学風の基礎を築いたとされる方である。その折田先生を慕って毎年京都大学の入学試験の時に出現するのが、誰が作っているのか謎に包まれた折田先生像である。もちろん今年も出現した。
ちなみにこれを報道する京都新聞の記事はこういう内容だった。
今年はポケモン「タケシ」
入学試験が始まった京都大吉田南キャンパス(京都市左京区)に25日、恒例の「折田先生像」が登場した。今年は、人気ゲーム・アニメ「ポケットモンスター」に登場するキャラクターが受験生たちを出迎えた。
「折田先生像」は、同地にあった旧制三高の校長、折田彦市の銅像にちなみ、2次試験にあわせて毎年登場する。
今年の先生像は、アニメで主人公とともに旅するジムリーダー(責任者)「タケシ」。京大を、主人公やライバル、ポケモンが闘う「ジム」になぞらえたらしい。
受験生の世代にはなじみのキャラクターで、さっそく一緒に記念撮影する人も。
今年は、ポケモンの登場人物であるタケシということらしい。オレはTVのポケモンをあまり熱心に観ていないので説明の意味が今ひとつよくわからないのだが、中学1年の息子に聞いてみると岩ポケモンは水ポケモンが苦手であるらしい。それで「ゼニガメは選ばないでください」ということなんだろうか。この説明文、毎年もっともらしく作られてるところが面白いのである。
折田先生像は完成度が高く、裏側から見てもちゃんと作り込まれている。手抜きのない証拠なのだ。ちゃんとモンスターボールも持っているのである。今年も細部までよくできていることがわかる。
そしてこれも毎年の恒例だが、説明板の裏側にはアイドルの写真が貼られている。今年は広末涼子だった。しかもかなり前に撮られた若い頃の写真である。なんだかなつかしくて嬉しいのである。
この折田先生像はかなり有名になってしまい、ヤフトピにも掲載されていた。一部の愛好家のためのマニアックな行事だったのが、あんまりメジャーになってしまうと作成者の秘密もばらされないかと心配である。ホンモノの銅像にさまざまなイタズラをしまくってきた過去の作品たちは 「折田先生を讃える会」のWEBサイトで閲覧できる。
悪質なイタズラから始まった折田先生像作成の一連の行為に対して、大学当局も今は春の風物詩として黙認する姿勢を示しているようだ。少なくとも「妨害」や「禁止」というアクション起こしていないようである。そういうわけで安心してこの春の珍行事を楽しむことができるわけだが、来年はいったいどんな折田先生が出現するのだろうか。それが待ち遠しいのである。今なら2010年版の折田先生像、その実物が拝めるぞ。さあ、今すぐ新幹線に乗って京都に行こう。折田先生像がキミを待っている。
折田先生を見に行くならぜひこちらの 「秘密の京都」(裏デートマニュアル)をよろしく_(._.)_
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