2010年01月22日(金) |
無料お試しビデオにだまされるな! |
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最近ツタヤやゲオなどのレンタルDVD店よりも、店に行かなくても宅配でDVDが届くサービスに人気がある。しかし、その仕組みには思わぬ落とし穴があり、悪徳業者がいるということがニュースになっている。読売新聞の記事を引用しよう。
「無料お試し」宅配ビデオ、知らぬ間に利用料
インターネットでの注文で、借りたいDVDやCDが自宅に届く「宅配ビデオレンタルサービス」に関する苦情が増加しているとして、国民生活センターは20日、注意を呼びかけた。
京都府の無職男性(60代)は、「無料でお試し」とうたう宅配DVDレンタルサービスに会員登録をした。レンタルは1度もしなかったが、数か月後、クレジットカード決済で月額利用料を引き落とされていることに気付いた。知らないうちに有料会員となっていた。
業者は無料の試用期間を設定しているが、それを過ぎると自動的に有料サービスに移行し、その後は利用の有無に関係なく、月会費がかかるものが多い。ただ、この説明を小さな文字で記載するなど、わかりにくい表記のため、消費者に誤解を与えているという。
このサービスで「無料」や「お試し」に関して寄せられた苦情は2005年4月〜09年12月に141件。このうち、09年4〜12月だけで71件と半数を占めた。
(2010年1月20日19時20分 読売新聞)
「無料でお試し」と称してるのに、なぜかクレジットカードの番号を入力させられ、しかも自動的に有料会員にさせられてるというのだ。もちろん「放置すると途中から有料になる」のならば、お試しそのものをしないだろう。客には完全無料と思わせないといけない。しかし有料にしないともうからない。そういうわけで客にとって不利な「放置したらいつのまにか料金が引き落とされる」という事実はわかりにくいように小さな文字で記載しているという仕組みである。うまく考えたひっかけサイトである。
しかし、上記の記事で届けられた苦情件数よりも、知らず知らずに払ってしまっている客の方がはるかに多いのではないだろうか。オレのようなせこい人間なら、いつもクレジットカードの支払い明細を細かくチェックして「異常な引き落とし」がないかどうかを調べるのだが、世の中にはそういうことに無頓着な人間も多い。その場合はいつまでもぼったくられ続けるという悲劇が起きるのだ。
レンタルDVDにしろ、出会い系サイトにしろ、完全無料というのはありえないわけで、どこかに巧妙にゼニを奪われる仕組みが含まれている。それは簡単には気付かれないようなところに仕組んであるのだ。そういうオイシイ話には必ずウラがあると思えばいいのである。ひっからないのはオレのような疑い深い人間だけなんだろうか。
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