2010年01月21日(木) |
飲酒運転で二度懲戒免職になった男 |
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飲酒運転で懲戒免職になる公務員は日本中にいくらでもいる。しかし、一度懲戒免職になれば普通の人間なら反省するモノだが、反省するどころか処分が重すぎると文句を言って復職し、また飲酒運転で事故を起こして二度目の懲戒免職になったサイテーの公務員が茨城県鹿嶋市にいた。読売新聞の記事を引用しよう。
飲酒運転繰り返す、鹿嶋市職員2度目の懲戒免職
飲酒運転で懲戒免職処分を受けた後、地方公平委員会に不服申し立てを行い、復職が認められた茨城県鹿嶋市職員が、申し立て後に飲酒運転をして事故を起こしていたことが分かり、鹿嶋市は20日、再度、懲戒免職処分としたと発表した。
2度目の懲戒免職処分を受けたのは、市人事課の片田義雄主幹(53)。鹿嶋市によると、片田主幹(当時は地籍調査室所属)は2008年11月14日に酒に酔った状態で車を運転し出勤。飲酒運転を認めたため、市の懲戒処分等基準により懲戒免職となった。片田主幹は昨年2月「処分が重すぎる」として公務員の不服申し立てなどを審査する鹿島地方公平委員会に訴えた。委員会は「飲酒運転の裏付け証拠が全くない」として、昨年12月、停職6か月の処分に修正、復職を認めた。
しかし、片田主幹は委員会で審査が行われていた最中の昨年3月にも同市内で飲酒運転による物損事故を起こしていたことが発覚。市で調査を進めた結果、鹿嶋署に酒気帯び運転で摘発され、罰金の略式命令や90日間の免許停止などの行政処分を受けていたことがわかった。市は「事故発生時に警察への通報を怠り、目撃者らに事故の口止めをしていた。飲酒運転の常習性は他に例を見ない。公務員としてあるまじき非行の数々は言語道断」などとして2度目の懲戒免職処分を下した。
片田主幹は今月18日、市に依願退職を申し出たが、市側は保留していた。内田俊郎市長は「誠に遺憾。市民の皆様に心からおわび申し上げる」としている。(2010年1月21日00時04分 読売新聞)
一度目の懲戒免職の処分自体は全然重くなかったのである。それよりもオレが気になるのはここで出てきた「鹿島地方公平委員会」という組織である。これはいったい何なんだ?もしかして飲酒運転する公務員のための救済運動専門の組織なのか。復職のために不服申し立てをしているその間に再度飲酒運転で事故を起こしてるわけだから、この片田義雄という53歳のオッサンは酒無しでは落ち着いて運転できないくらいに飲酒に依存しているのだろう。おそらくこれまでに何百回となく飲酒運転を繰り返してきたはずである。
飲酒運転で事故を起こした場合、飲酒がばれたら罰が重くなるからとひき逃げするケースが増えた。これは飲酒がばれて危険運転致死傷罪になるよりも、ひき逃げの単なる過失致死の方が罰が軽いという発想から来る行動である。だったら罰をそれに応じて重くすればいいわけで、飲酒ひき逃げは死刑だが、その場できちっと届ければ懲役20年くらいで済むくらいの差をつけるべきだろう。
最近運転の下手くそなドライバーが増えた。素面でもこんなに下手くそなのに、これが飲酒ならどんなに危ないだろうかとオレは思うのである。アルコールを検知してクルマが動かないようにするクルマを早く発売して欲しいものである。
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