2009年12月21日(月) |
灯油が安いとホッとするぜ! |
携帯用URL
| |
|
どうかお読みになる前に←応援のクリックをお願いします! m(_ _)m
わが家の暖房器具のメインは石油ストーブである。2年前だったか、原油価格が高騰していたときには暖房費がかさんで困ったモノだが、幸い今年は落ち着いている。今のところ灯油は18リットル1080円で購入できているからだ。できればこのまま値上がりしないで冬を乗り切って欲しいと思っている。
この灯油だが、オレが買うのは近所のセルフ式のガソリンスタンドである。エネオスのスタンドでいつも楽天カードで買うので、1%分の楽天ポイントが貯まる。たまった楽天ポイントを使って楽天市場でモノを買えるのでなかなか便利である。昔はエネオスカードを使っていたが、エネオスカードはポイント還元率が低下したので今はロードサービスを利用するためだけに保有しているに過ぎない。昔は利用すればするほどガソリン代の値引きがあったので重宝していたのだが、今は魅力を失ったのだ。いつまでロードサービスも付随するのかわからない。経費がかかるとなるとこういうサービスも切り捨てられるだろう。
灯油を買うときは20Lのポリタンを2つ、スバルドミンゴに積んで買いに行くのだが、そこでオレは時々、自転車で灯油を買いに来ている他の客を見かける。自転車の荷台にポリタンを載せて、落ちないようにくくりつけているのだ。あんなに重たいものを大変だなあと思う。自転車で買いに来るなんてなかなかできないことである。近所の米屋に頼めば灯油は配達してくれるようだがきっとセルフスタンドほど安くはないだろう。ポリタンにはいつも灯油を限界まで入れる。22Lくらいは入るからだ。
さて、この灯油を使ったストーブなんだが、母の部屋にだけ昔ながらの石油ストーブが置かれている。上にヤカンを載せたりして使うからだがわが家に残る唯一のストーブで、残りはみんな石油ファンヒーターに置き換わっている。最近もダイニチ 家庭用石油ファンヒーター Sタイプ FW-325S-S プラチナシルバーを一台買ったが、1万円も出せば小型軽量のものが購入でき、スイッチを入れてすぐに点火する便利さが気に入っている。(ちなみに母の部屋の石油ストーブはかなり古くて、点火装置も壊れていていちいちライターで点火しないといけない。)
古い日本家屋であるわが家は気密性が乏しい。昔は夏の暑さをしのぐためにこれでちょうどよかったのだが、今はこれは最大の欠点だ。クーラーは冷えないし、ストーブを炊いてもなかなか暖まらない。昔の建築だからおそらく断熱材もろくに入ってないのだろう。外壁工事をして断熱材をきっちりと入れればいいのだが、その経費が数百万かかることを思えば、灯油をがんがん買った方がマシかなということになり、その結果地球温暖化を促進する結果になっているのだ。
暖房にかかるコストを比較すれば、エアコンの電気代やガスストーブなんかよりも灯油を使った石油ストーブやファンヒーターがもっとも安いらしい。(ファンヒーターは電気代もかかると思うのだがそのあたりはどうなのだろうか?)ただ、灯油の場合はクルマで買いに行くのが面倒であり、クルマを持たない家では灯油の配達される価格が高いために決して低コストとは言えなくなる。一日中ストーブを点けている北海道では巨大な灯油タンクが家に設置されていてそこからじゃんじゃん使える仕組みになってるという。
できればこの冬は原油価格の暴騰なんてことが起きないで欲しいのだ。ストーブの灯油が買えなくて凍死するなんて痛ましい事故が起きて欲しくない。朝起きて服を着るまでの数分間のためだけに石油ファンヒーターを買ってしまった贅沢なオレは、家計を切りつめるために寒さを我慢しなければならない人たちのことを思うとなんだか申し訳ないのである。貧乏で灯油が買えずに凍死なんてニュースを見たくないのだ。
寒い京都で過ごした学生時代、暖房器具はこたつがメインだった。電気ストーブはあったが電気代がかかるのであんまり使えず、部屋はいつも冷え切っていてこたつから離れられなかった。特に寒い日は、左京区の北のはじっこにある岩倉に住む連中はかなりの比率で欠席した。きっと積雪で下宿を出られなかったのだろう。もしもあの頃石油ストーブを持っていれば、自転車にポリタンを積んで灯油を買いに行ったかも知れない。そんなことをふと思ったのである。寒い京都で暮らすオレの教え子たちは、ちゃんと暖かい夜を過ごせているだろうかと。
←1位を目指しています! m(_ _)m 週刊アクセス庵もよろしく。 投票博物館