2009年12月11日(金) |
祇園の女子高生ホステス逮捕される! |
携帯用URL
| |
|
どうかお読みになる前に←応援のクリックをお願いします! m(_ _)m
女子高生のバイトと言えば、コンビニやマクドナルドなどを思いつくのだが、まさか祇園のホステスが務まるとはオレには思えなかったのである。それだけこの女子高生が大人だったのか、あるいは祇園のホステスさんのレベルが下がったのか。祇園の高級クラブになど行ったことのないオレには全く未知の世界なのである。
姉の住基カード入手し、ホステス勤務 容疑の高校生逮捕 2009年12月10日22時12分
京都府警は10日、19歳の姉になりすまして住民基本台帳カードを不正に入手したとして、京都市内の女子高生(当時17)を有印私文書偽造・同行使の疑いで9月に逮捕したことを明らかにした。捜査関係者によると、風俗営業法で18歳以上でないと働けない京都・祇園のクラブにカードを提示し、ホステスとして数カ月間働いていたという。
府警などによると、女子高生は昨年12月、住基カードの交付申請書に姉の名前や生年月日などを記入し、自分の写真を張って区役所に提出。自宅に送られた「交付通知書兼照会書」を区役所に持って行き、姉名義の住基カードを受け取った疑いがある。
捜査関係者によると、女子高生は年齢確認用にカードをクラブに示していた。女子高生は同容疑で京都地検に送検され、その後、家裁に送致された。
京都市の担当者は「同居している同じくらいの世代の人物になりすまされたら、住基カードの不正取得を防ぐのは難しい」と話している。
身分証明書として運転免許証などを使おうとしても偽造が難しいわけだが、もしも兄弟姉妹で顔が似てる場合は、堂々と兄や姉の写真が貼られた身分証を提示して「自分のモノです」とやられてもわからないような気がする。幸いオレの兄弟はみんな違う顔をしてるのでそんなごまかしはできないが、世間には案外そういうなりすまし兄弟姉妹がいそうな気がするのである。たとえば紛失したと言って免許証を再発行してもらって、それを双子で使ってるとかいうパターンだ。
住基カードが就職時の身分証明に使えるということは、オレはこの記事ではじめて知ったのだが、もちろんこのような記事を読んで模倣犯が次々と出ることも予想される。今のところ「打つ手なし」だろう。17歳のホステスを雇っていれば店も検挙されるわけだが、店側が「ちゃんと19歳という身分証明書の提示を受けました」と主張した場合、店に落ち度はないだろう。同様にこの年齢詐称女子高生が成人男性と淫らな行為を行った場合、その男性の行為を「青少年保護育成条例違反(淫行の禁止」」で処罰するのも困難な気がするのである。「ちゃんと身分証を提示させて、18歳以上と確かめました」と男性が主張したら果たして罪に問えるのだろうか?
女子高生が数ヶ月働いていたこのクラブに来ていた客は、そのホステスの正体が女子高生であったことに気がついたのだろうか。それともうまくごかませていたのだろうか。こういう事件が起きると「最近の女子高生は堕落した」などと思う方がいるかも知れない。しかし、それは偏った見解であり「最近のホステスさんは昼間は勉強している」というとらえ方も可能である。女子高生の援助交際も発想を転換すれば、売春を生業とする女性がわざわざ高校で勉強しているというとらえ方もできるわけだ。
17歳にして祇園のクラブで務め、おっさんたちの実態を知ったこの女性が祇園に復帰して売れっ子になればいずれ本を出すかも知れない。「わたし、17歳から祇園の女です!」などというタイトルをつけるのだろうか。いやはや、若いというのはうらやましいのである。無限の可能性が広がってるのだから。どんな事情があったのかはわからないが、少しでも高収入の得られるところで働きたいという気持ち自体は責められるものではない。そしてこの女子高生が普通のお仕事に魅力を感じなかったことは、彼女自身の責任ではないのだ。
←1位を目指しています! m(_ _)m 週刊アクセス庵もよろしく。 投票博物館