2009年11月30日(月) |
日本経済は沈没しました! |
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なんでこんな耄碌したジジイを財務相にしたんだ。アル中の次はこんなトンチンカンなジジイが財務相だ。こいつは経済のことがわかってるのか。駆け引きという言葉を知ってるのか。円をせっせと買っている世界中の機関投資家が恐れてるのは、その円が高値から墜落するように売り崩されることである。つまり日銀が円売りで為替介入するというシナリオだ。この作戦はやるとなったら極秘裏でしかも迅速にやらないといけないのである。そして「やるかも知れないぜ!」という口先介入も必要である。ドルが最高値の84.89円をつけてから反発したのは、「本当にドル売り介入をやられると危険」と世界の投資家たちが考えたからだろう。しかし、藤井財務相のこのお馬鹿発言はそうした配慮を吹き飛ばすほどのインパクトを与えたのである。毎日新聞の記事を引用しよう。
藤井財務相:円高是正での為替介入考えず 静観の姿勢表明 2009年11月29日 23時26分
藤井裕久財務相は29日夜、ドバイショックで一時1ドル=84円台まで急騰した円相場について、「今の事態は静観しないといけない。(為替)介入はあり得ない」と述べ、円高是正のための為替介入は考えていないことを明らかにした。
この日、首相公邸であった鳩山由紀夫首相らとの会合後、記者団の質問に答えた。
公邸での会談で藤井氏は、為替の動きについて「偏った動きをしている」などと説明。同時に「介入という言葉を使ってはいけないというのは国際常識だ」とも語ったという。さらに、円高対策は「金融(政策)と一体的にやらないといけない」と述べ、日銀の金融政策との連携が不可欠との認識も示した。
藤井財務相は9月の就任後の会見で「緩やかな動きであれば、介入はありえない」と強調。市場から「財務相は介入に否定的」として、円相場が上昇した経緯があるが、先週末の円高を受けて「異常な動きには適切な措置をとらなければならない」と介入を示唆する発言をしていた。【寺田剛】
さて、「日銀の為替介入があり得ない」のならば、次の手を考えないといけない。いったん回復したドル円の相場も、再び豪快に売られることはまちがいない。これは株にも大きな影響を与えている。個人の取引高が減少して、国内の証券会社はどこも青息吐息である。手数料収入がかせげないからである。株価が上がってこない限り、参加者を増やす方法はないのである。何か魔法のような経済対策が出てこない限り、今の状況が変わるとは思えないのだ。そういうわけでこの不況はまだまだ続くのである。10月末に日経平均が上昇した時も貸株利用で空売りを仕掛けた奴がいた。今回もそいつらは稼ぎまくるのだろうか?
お隣の中国経済は好調だ。日本の高度成長の時のように成長がどんどん加速されるかのようである。外資はもしかしたら日本株に投資していた資金を引き揚げて、どんどん商品や新興国の株に投資してるのかも知れない。
日本がこの未曾有の危機を乗り切る方法が一つだけある。それは自爆することだ。「こんな酷い経済対策ならやっても無駄!」という類の政策を矢継ぎ早にして打ち出せばいいのである。世界中から「日本の閣僚は全員無能だ」「日本は自助努力が欠けている。」と思ってもらえればもうしめたものである。安全資産と勘違いされて買われた円の化けの皮が剥がれて、売り込まれることは間違いない。その代わりもしかしたら日本は世界経済の動きの流れから脱落してしまいそうな気がしないでもないのだが。
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