2009年10月07日(水) |
新型インフルエンザが猛威をふるっています! |
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10月下旬になれば新型インフルエンザのワクチン接種が開始されるという。だが優先順位があって、優先されない一般の人が接種できるのは来年2月くらいだという。それを聞いてオレは思ったのである。 「もう流行が終わってるじゃないか!」と。流行は今起きてるのだ。関西では中学高校で次々と学級閉鎖や学年閉鎖、学校閉鎖が起きているのである。
オレの受け持つクラスももちろん新型インフルエンザは容赦なく襲ってきた。そして何人かの感染者が出た。感染した生徒と濃厚接触していた者は必ずうつっていた。同じ水筒のお茶を口を付けて(すなわち間接キス)飲んだりすると必ずうつるのである。その感染力の強さはこれまでのインフルエンザとは全く違うものである。またたくまにこんなに広がるなんて・・・とオレは驚いたのである。どの教室でも欠席が目立つようになった。まぎれもなく感染のピークは今だ。クラスによっては感染者が減りだして、峠を越えた感がするところもあるくらいである。
ワクチンが間に合う頃にはもうほとんどの人は感染した後だろう。いや、そんな間に合わないワクチンにそもそも意味があるのか。安全性がわからないものを海外から輸入してリスクを冒して6150円払うよりも、今はそこら中にいる感染者と連休前に濃厚接触して確実にうつしてもらって、もちろん直後は発熱して苦しいだろうが、数日安静にしていることで回復するというのが安上がりでしかも早めの対策のような気がしてならないのである。こんなことを書くと、冗談のわからない頭のカタい一部の人から「江草は感染を勧めています!」などという抗議の書き込みを掲示板にされそうだが、だったらワクチンの順番を来年まで待つしかないのかとオレは反論したいのである。
受験生を教えているオレにとって、来年のセンター試験の時に生徒たちの最高のコンディションで受験させてやることが一番大切なのだ。その時期に生徒が新型インフルエンザにかかってしまうとそれこそ一年が無駄になってしまうかも知れないのである。だから悩んでいるのである。間に合わないワクチンを期待するよりもいい方法はないのかと。
いや、ワクチンが間に合わないことが間違っている。やはり受験生は優先してやって欲しいのである。だいたい妊婦さんや赤ちゃん優先というが、妊婦さんや赤ちゃんが新型インフルエンザ感染リスクのある混雑した場所に出かける方が間違ってるのである。また、インフルエンザの疑いがあるのに、妊婦さんや赤ちゃんのいる家を平気で訪問するろくでなしの行為が間違ってるのである。危険な外界との接触を断てば感染しないのだから、ワクチンの接種を急ぐこともない。ただ、妊婦さんも検診などで外出は避けられないだろう。それよりも優先してくれとは言わないから、その次くらいの優先順位に昇格させてやって欲しいのである。オレがその受験生に接してる立場だからという自分勝手な物言いであることはわかってるのだが。学校現場で日々大勢の感染者やその可能性のある生徒と一緒に過ごしている教師や、絶対にセンター試験の時に感染していてはいけない受験生こそ優先順位をもっと上げて欲しいのだ。妊婦さんの次にして欲しい。
しかし、この猛威をふるってる新型インフルエンザが、突如致死性の高い猛毒インフルエンザに変異したらどうなるのか。そんなことがもしも起きればたちまち人類は滅亡するだろう。小松左京の小説「復活の日」に描かれていたことが現実になるのである。だからここでオレが「濃厚接触したらうつる可能性が高い」と言ってるのはあくまで現象面だけを指摘してるのであり、だからわざとうつってこい!などとは決して言ってないのである。どうかそこのところを誤解しないでもらいたい。
オレは今のところ無事だ。何人もの感染生徒(後にその生徒が休んでいたことでわかった)と、会話は交わしたが濃厚接触はしていない。ハグもしていないし、水筒の回し飲みもしていない。もちろん男同士でキスなんかするわけがない。きっとオレは何匹かのウイルスを吸入しているはずだ。しかしオレの免疫システムがそのウイルスをぶっ殺してくれてるのだろう。免疫に感謝、強靱な肉体に感謝である。こうやっていつまでオレはウイルスを跳ね返し続けられるのだろうか。
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