2009年09月18日(金) |
ピロリ野郎を皆殺しにしたその後のこと |
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ゴールデンウィークの時に貧血でぶっ倒れて緊急入院、5日間入院することになった話は以前にこの日記に書いたが、退院してからその後、十二指腸潰瘍を再発させないようにするためにピロリ菌の除菌を行った。抗生物質を一週間飲み続けてピロリ野郎を皆殺しにしたまではよかったのだが、思わぬ弊害というか副作用に苦しんでいる。それはお腹がゆるくなったことである。ピロリ菌と一緒に、抗生物質はオレの腸内細菌までみんな殺してしまったようなのである。おかげで腸の調子がよくないのである。時々激しい下痢に襲われるのである。なんということだ。
また、ピロリ菌がいなくなって胃液の分泌が活発になったので、やたら胸焼けがするのである。そういう時はパンシロン・クールというタブレットを舐めたりしてるのだが、これも以前はなかったことである。胃液が活発に分泌されるということは、食欲もやたら活発と言うことである。ついつい食い過ぎてしまうのである。このままなら肥るのではないかと心配である。
オレは中学生の頃から胃の痛みに悩まされてきた。胃が痛いと背中の方まで痛くなる。うつぶせで寝たり、背中を少し押してもらうと楽になるのだが、中学生の時にそんなふうにしていた記憶があるということは、その頃からピロリ野郎は悪さをしていたのかも知れない。そうして30年以上もつきあった胃の痛みが、すっかりなくなったのである。もう夜中に痛くて目が覚めることもない。クルマを運転中に痛くなることもないし、いつも持ち歩いてたフジサワ胃腸薬クールももう必要なくなった。もしも痛くなったら・・・という緊急時のためにカバンの中にまだ入れてるが、こんなに長いこと胃の痛みがないのははじめてである。やっぱりピロリ野郎のせいだったことは間違いない。
ピロリ菌がいると胃ガンになるリスクが高まるという。除菌すれば100%胃ガンにならないかというとそんなことはないそうだが、これでリスク要因の一つがなくなったのならばそれはよいことなんだろう。
ふだん胃痛に悩まされていて、大量の胃腸薬を購入して製薬業界の利益に貢献している人が世間には大勢いる。胃腸薬というのはかなりの売り上げがあるので、もしもピロリ菌の除菌が広く行われて胃痛持ちの人が減ってしまったら製薬業界は大打撃だろう。自分の場合すっかり胃痛がなくなって、これまでかなり支払っていた薬代も不要になったわけである。入院や検査、除菌のために支払った金額は大きいが、これから先薬代がいらないとなるとトータルではきっとプラスだろう。それに「夜中に胃が痛くない」というのはゼニには換算できない価値である。そう考えるとやはりピロリ野郎を皆殺しにしたことは正しい選択だったのだろう。
もしもしつこい胃痛に悩まされてる方がいれば、一度ピロリ菌の有無を検査することをお勧めする。忙しくて医療機関になかなかいけない方のために郵送の検査キットもある。(この結果を示せば医療機関でいきなり除菌のためのお薬をもらえるのだろうか?それはわからないのだが、少なくとも自分の健康状態を理解するためには役立つだろう。)そしてピロ公がいるとわかれば医療機関で除菌のための一週間分の飲み薬をもらえばいい。忘れずに飲むだけで一網打尽だ。しかし必要な細菌までみんな殺される。歯周病菌や腸内細菌も皆殺しに遭うだ。ビフィズス菌を腸まで届けないといけないなあ。
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