2009年09月17日(木) |
そんな空港造らせたのは誰だ? |
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神戸空港なんて本当に必要だったのか? 静岡空港はなぜ造られたのか。その答えがここにある。経営再建中の日本航空が、国内線の不採算路線から撤退する中に静岡や神戸空港が含まれてるのである。着陸料を主な収入としている以上、そこに就航する路線の減少はそのまま空港自体の収入減を意味する。経営が立ちゆかなくなれば税金で救済しないといけないわけで、いずれそうした田舎空港は地元自治体にとって金食い虫の放蕩息子みたいなものになるだろう。もともと需要予測なんてデタラメだったのである。造ることだけが目的であり、そのために税金を引っ張ってきて、口利きをした議員のフトコロにもそのゼニは還流したのだろう。
日航、国内7空港から撤退検討 静岡、神戸、松本など 2009年9月16日15時26分
経営再建中の日本航空が、11年度末までの3年間で神戸や静岡、松本など国内7空港からの撤退を検討していることがわかった。日航はこうした不採算路線の撤退を柱にした経営健全化計画を10月にもまとめる。ただ、抜本的なリストラを求める金融機関の意向などで、撤退の規模が拡大する可能性もある。
日航が運航便数をゼロにして撤退する空港は、神戸(神戸市)、静岡(静岡県牧之原市・島田市)、松本(長野県松本市)、広島西(広島市)、丘珠(札幌市)、奥尻(北海道奥尻町)、粟国(沖縄県粟国村)。
このうち粟国は、今年6月に傘下の琉球エアーコミューター(RAC)がすでに撤退し、資本関係のない第一航空が運航を引き継いでいる。丘珠、奥尻は、就航する北海道エアシステム(HAC)への出資比率を現在の51%から15%程度に下げ、技術支援を続けながら、実質撤退する。HACは運航を継続する見通し。このほか釧路―関西便、帯広―関西便も廃止する。
日航は15日に開かれた有識者会議で、7空港からの撤退を含んだ国内29路線の廃止計画の素案を提示。3年間で約5千億円のコスト削減を進める方針を示した。
釧路−関西空港や帯広−関西空港なんて便が存在したことさえオレは知らなかった。もっとも廃止されるのなら利用する機会は永遠に失われるのだが。
なぜ利用者が増えないのか。その理由は簡単だ。高すぎるのである。海外への航空運賃がどんどん安くなってるのに国内線の正規運賃は恐ろしく高い。関西空港から稚内空港まで飛んだらなんと51100円もするのである。往復すれば10万だ。海外に行くのにどれだけかかるのか楽天トラベルで検索すれば、安いチケットなら同じ値段のスカンジナビア航空で成田−フランクフルトが往復できるのである。大阪から稚内へ行くのと、成田からフランクフルトまで行くのが同じ料金だなんてあまりにもぼったくりなのである。距離に比例した運賃にするなら稚内−関西空港間は往復で1万5000円くらいにすべきだろう。それくらいに料金を引き下げればみんな鉄道やクルマがばかばかしくなってどんどん飛行機を利用するだろう。
ちなみに成田−フランクフルト間の日本航空の正規運賃はエコノミーでも50万くらいする。スカンジナビア航空のいちばん安いチケットの5倍である。そんな高い飛行機を選んで乗ってるのはいったいどんな連中かとオレは不思議に思うのだ。そして、そんなにぼったくりながらも大赤字のこのクソ航空会社はもはや解散させるしかないと思ってしまうのである。
空港も新幹線も高速道路も、使われなかったらただのガラクタである。じゃんじゃん使いまくらないと建設コストを償却できないのである。じゃんじゃん使いまくりたくてもそれだけの需要が存在しなかったらどうしようもないのだ。役立たずの佐賀空港を造らせた罰として、佐賀県民は年に一度必ず空港を利用するか、利用しない代わりに年に2万円のお布施を払うというふうに税金無駄遣いのペナルティを与えないと利用者数は増やせないのである。馬鹿公共事業の費用は地元民が頭割りで負担させられるようにすれば、たちまちどこも造らなくなるだろう。国からゼニが出るからやるのである。ゼニにむらがる乞食みたいなものである。
国の補助や借金で空港を建設した以上、そこに客を誘致するのは地元自治体の義務であった。その義務が果たせず、巨額の負債だけを残した後に存在するのは飛行機の飛ばないただの空き地となった空港である。
そんな空港造らせたのはいったい誰だ。その利権に群がった腐れ議員や土建屋どもはみんな財産没収の上で刑務所にぶち込んでやれよ。税金をドブに捨てやがって・・・
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