2009年09月16日(水) |
ドロボーを投げ飛ばした主婦 |
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車上荒らしを捕まえようとして引きずられて重傷を負った方がいた。そういう事件が起きると、目の前の犯罪行為に対してどう対処すればいいのかを悩んでしまうのである。基本はやはり警察に通報するのがベストだと思うが、通報なんかしてる間に逃げられてしまうのならどうすればいいのか。なんと相手を投げ飛ばして取り押さえた主婦の方がいたのである。アサヒコムの記事を引用しよう。
愛車が盗まれる…空手3段の主婦、容疑者をともえ投げ 2009年9月15日14時41分
自動車を盗もうとして所有者の主婦を殴ったとして、大阪府警は15日、住居不定の職業不詳、青木亮容疑者(24)を強盗致傷容疑で現行犯逮捕した、と発表した。府警によると、主婦は空手3段の腕前で、目の前で自分の車を盗もうとした青木容疑者ともみ合いになった際、ともえ投げしたうえ、羽交い締めにして取り押さえたという。青木容疑者は「覚えていない」と容疑を否認している。
福島署によると、青木容疑者は15日午前6時半ごろ、大阪市福島区福島1丁目の路上で、山内麻理子さん(45)=大阪府大東市=が路上に駐車していた軽乗用車を盗もうとして、山内さんの顔を殴るなどした疑いが持たれている。山内さんは顔などに軽傷を負った。
山内さんはストレッチをしながら助手席にいた知人とスポーツジムの開店を待っていたところ、目の前で青木容疑者が車に乗り込み、エンジンをかけようとしたという。青木容疑者は酒を飲んでいた。2人は1〜2分格闘したといい、山内さんは「負ける気はしなかった。本気で戦うと相手にけがをさせるので手加減した」と説明したという。
オレは今回のお手柄主婦、山内さんの「負ける気はしなかった。本気で戦うと相手にけがをさせるので手加減した」という言葉に感動した。目の前にクソ野郎を怒りにまかせてボコボコにたたきのめすのではなく、ケガをさせるからと手加減してるその寛大なお気持ちに対して、このクソ盗人はどう思ってるのだろうか。記事には「顔を殴られ」とある。それでも落ち着いて取り押さえたその活躍は実にすばらしい。ついでに手足の2、3本でも折ってやってもよかったのにとオレは勝手なことを思うのである。
ただ今回の事件の犯人、24歳住所不定無職・青木亮容疑者だが、こいつはこの年齢になるまでいったいどうやって生活してきたのかとオレは不思議に思うのである。どうして学校を出てからそれまでにあいでに正業に就こうと思わなかったのか。どうして住所不定・無職という状況に陥ったのか。そのことに個人的な興味を持ってしまったのである。頼る家族もなければ、安定した職場もなかった彼がこのような自暴自棄的な事件を起こすことは必然なんだろうか。何を変えれば良かったのだろうかとオレは自問するのである。
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