2009年07月23日(木) |
オレはソフトバンクのケータイを罵倒する |
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オレの妹はソフトバンクのケータイを使っている。機種は812SHである。2年前に買ったということでそろそろ機種変更したいということだった。早く機種変更したい理由として、電池パック(リチウムイオン電池SHBAY1)がふくらんできているのである。焼かれたモチのお腹がぷくっとふくれるように、その電池パックも腹が出てる状態なのである。おかげで電池部分のカバーもやっとひっかかってる状態で、これ以上進行するとカバーが閉まらなくなってしまいそうである。
ケータイは2年目だが、なんでも電池パックは1年前に交換したものらしい。そういうわけでまた電池パックを交換するか機種変更するかを決めかねたまま、オレの妹はなんとなく帰宅途中にソフトバンクの店に立ち寄ったのである。妹にしてみれば、フタも閉まらなくなるようなバッテリは明らかに不良品で、無償交換するのが当然だと思っていたのである。そこで妹にぶつけられたのは信じられないような暴言の数々だった。
「半年から一年で寿命ですから!」
「ソフトバンクの充電池はみんなそうなんですか?」
「そうです!」
こういう不良品を売りつけながら開き直りの態度で「いやだったらドコモかauにすれば?」とでも言わんばかりの態度だったという。なんてことだ。
その場でどうするか判断できずに妹は帰宅して、オレに怒りのメールを送ってきたのである。これはひどいじゃないかということである。もちろんオレもそう思ったのである。
そのふくらんだ電池パックは、セルはいちおう日本製だが、FINISHED IN CHINA と表示されていたので組み立ては中国で行われたものであるということがわかる。中国製の携帯電話バッテリといえば、爆発して持ち主が死んだ事件が報道されているだけにこのふくらんだ電池パックも「もしかして爆発するかも?」という恐怖を与えるシロモノである。もちろんソフトバンクの側は「爆発するような危険はありません!」と否定するだろう。しかし、異様に変形してるのは事実なのである。そして、もしも爆発したらそのときは持ち主が死ぬかも知れないのである。そう思うとやはりふくらんだ電池パックは怖いのである。
きっと妹の立ち寄った店はたまたま店員の教育が行き届いてなかった駄目な店であり、普通のソフトバンクの店ではすぐに交換に応じてくれるものだとオレは信じたいのである。もしもその開き直りが全店の従業員にとってデフォルトであるならばそんな電話会社はさっさとつぶれた方がいい。
ただ、ネットで検索してみたところリチウムイオン電池パックがふくらむというトラブルはかなり起きているようである。シャープ製の携帯電話に特によく発生しているらしい。だからソフトバンクの店員にしてみれば「またシャープか!」という印象だったのかも知れない。その場合悪いのは不良品を製造しているシャープであり、販売してるソフトバンクは迷惑をかけられた側であると言えないこともない。もっともシャープはその電池を搭載してるだけで電池そのものの製造は別のメーカーだと思うのだが。
妹の旦那もソフトバンクの携帯なんだが、違う機種のせいか同様の症状は起きていないらしい。だからソフトバンクの問題ではなくてシャープの問題と言うことになり、店員が「ソフトバンクの充電池はみんなそうなんですか」という質問に対して「そうです」と答えたのは当たっていないことになる。ちゃんと「シャープだけそうです」と答えるべきだろう。
リチウムイオン電池にこのような症状が起きる以上、まだまだ自動車に搭載するには問題点を残すのかも知れない。スペースの限られた自動車でもしも搭載された電池がふくらみ出せば大変なことになるだろう。そして大型化すれば当然不良品の発生率も上がるだろうし、ふくらんで爆発する危険も増す。クルマに搭載された大容量のリチウムイオン電池が爆発すれば大きな交通事故になってしまうだろう。本当に大丈夫なのかと思うのである。もちろんメーカーの方はそんな事故が起きないように必死に研究してるだろう。しかし、事故というのは必ず予期せぬ形で発生するのである。そして一度起きてしまえばもう二度と取り返しがつかない大惨事になってしまうのである。
「もう機種変更するつもりやから新しい電池買うつもりはないねん」
と妹は言ったのだが、それでもメーカー側には無償交換する義務があるとオレは思ったのである。そんな欠陥商品を平気で開き直って売ってることに対してオレは激しく文句を言いたいのである。
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