2009年07月06日(月) |
19歳の爆弾小僧、捕まる! |
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馬鹿が爆弾を作る方法を知ったら、実際に作りたくなるものである。だからそんなことを考えない方がいいのである。実際に作る前に捕まってよかったのである。もしもこの馬鹿がそれをどこかに仕掛けたらどんな恐ろしいことになっただろうか。
爆薬原料所持:神奈川の19歳少年を容疑で逮捕 2009年7月5日 20時35分
爆薬の原料となる化学薬品を不正に所持したとして、警視庁公安部は5日、神奈川県相模原市に住む専門学校生の少年(19)を毒劇物取締法違反(所持)容疑で逮捕し、少年の自宅や薬品類を販売した東京都中央区の化学薬品製造・販売会社などを家宅捜索した。少年は「爆発実験に興味があった」と容疑を認めているという。
逮捕容疑は、5日午前7時50分ごろ、同法で「劇物」に指定されている塩素酸カリウムと塩素酸ナトリウム計約170グラムを正当な理由なく、自宅に所持したとしている。
公安部によると、少年の自宅から、ほかに硝酸や硫酸、塩酸など爆薬の原料となる十数種類の薬品類や化合物のようなものが見つかった。インターネット上では少年が行ったとみられる爆発実験の動画や、化学実験に興味を示す内容の書き込みも確認されたという。
少年は今年2月ごろ、同社の店頭で複数の化学薬品を大量購入したとみられ、公安部は販売・購入の経緯について調べている。
爆薬に転用できる薬品などはネットやホームセンターなどで簡単に購入できることから、公安部は昨年10月以降、東京都内の約1万業者に対し、大量購入した不審者の情報提供や販売時の本人確認の徹底を求めるなど警戒を強めていた。
ホームセンターにはいろんなものが置いてある。流行している硫化水素自殺だって、その原料は市販の入浴剤だったりする。だから今の時代、なんでもその気になれば可能なのだ。通販で大麻も覚せい剤も入手可能な時代である。毒劇物を入手するくらいわけないのである。それを厳重に規制してしまえば本当に必要な人が困るだろうし、犯罪に使いたい馬鹿は盗んででも手に入れるから結局は同じことである。
それにしてもこの爆弾小僧は爆弾を作ってどうするつもりだったのだろうか。実験してそれを動画に撮るくらいだからかなり自己顕示欲が強かったのか。だったら爆弾を作ったとしてもやはりそれを派手に爆発させることを狙うような気がするのである。
この世から危険なモノをすべて排除することなど不可能だ。カキの殻剥きナイフでさえも「危険な刃物」として銃刀法で取り締まりを受けてしまうわけで、ルールを増やすことでかえって不便になってしまう。今回の爆弾小僧が入手した爆弾の原料だって、その多くは普通にホームセンターで売れてる商品なんだから規制することは無理だろう。異常なヤツが買う可能性を考えていると何も売れないのである。
人混みに向けてクルマを突っ込ませれば凶器になる。だからクルマの販売を差し止めるわけにはいかない。そういうことをするキチガイがいないことを想定してクルマは販売されているからだ。ところが実際にそういうことをするキチガイが存在して、その結果罪もない多くの人が殺されることとなる。飲酒運転の原因になるから酒の販売を禁止するかというとそんな規制は現実には不可能だ。だったらどうすればいいのか。キチガイの側を取り締まるしかないのである。
好奇心から爆弾を作ってみようとしたこの爆弾小僧を正しい方向に導いてやるにはどうすればいいのか。実に困難な問題である。罰を与えるのは簡単だ。しかし、自分の実験というか遊びのために大勢の人を危険にさらすことに鈍感なヤツ、いわゆる「馬鹿」の存在に対して、社会の側はなんとも無力なのである。
今日、7月6日はサラダ記念日である。俵万智さんの歌集「サラダ記念日」に敬意を表して今日はナントカ記念日の話でも書こうかと思ったが思いつかないので結局時事問題の日記を書いたのである。俵万智さんの歌集関連として私は「チョコレート革命試論」という雑文を書いてるので、時間のある方はぜひごらんになってください。
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