2009年05月17日(日) |
たかがインフルエンザでも大げさに騒げ! |
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いつのまにか新型インフルエンザは関西に上陸していたようである。もうこうなると空港で検疫をやってる意味がない。敵は国内にありなのである。さっきまで3人といっていたのが、今はもう十数人に増えている。ものすごい勢いである。アサヒコムの記事を引用しよう。
新型インフル、神戸の高校生8人感染 大阪の9人も疑い 2009年5月16日23時46分
新型の豚インフルエンザの国内感染者が16日、一気に8人に増えた。厚生労働省と神戸市によると、神戸市内で交流のあった二つの県立高校の男子生徒2人と女子生徒6人の感染が確認された。8人とも渡航歴がなく、国内で人から人への感染を確認したのは初めて。政府は同日、新型インフルの国内対策をこれまでの「第1段階(海外発生期)」から「第2段階(国内発生早期)」に引き上げた。
また、大阪府によると、府内の私立高校2年の女子(16)に加え深夜になってさらに8人も大阪府立公衆衛生研究所による遺伝子検査で陽性反応を示し、感染が疑われている。今後、国立感染症研究所に検体を送り、確認する。
厚労省などによると、神戸市内の8人の高校生の健康状態は安定している。
朝日新聞の取材では、この二つの高校は兵庫県立神戸高校と県立兵庫高校。
まず、神戸高校の男女3人の感染が国立感染症研究所で確認された。その後、兵庫高校の女子5人について、神戸市環境保健研究所が詳しく検査し、感染を確認した。
神戸高校と兵庫高校は8日にバレーボールやサッカーなど運動部の交流戦をしていた。人から人への感染が広範囲に広がっている可能性があるが、感染経路は不明だ。
国内の感染者に高校生が集中している点について、16日に都内で記者会見した国立感染症研究所の岡部信彦・感染症情報センター長は「体質というより、社会的な行動の方に重きがあるのではないか」と話し、生徒らが比較的狭い校内で集団生活している点に原因があるとの見方を示した。
一方、厚労省は16日、国内感染が確認されたことを受け、新型インフルの国内への侵入を防ぐため強化している検疫態勢を今後、縮小する考えを明らかにした。 同省担当者は「直ちにやめるわけではないが、国内感染の拡大の状況に応じて順次縮小を進め、国内対策に重点を置いていく」と話した。
今回の高校生たちはいったいどこでこのウイルスをもらったのだろうか?自然発生で湧くというわけでもなさそうなので、この高校生たちはなんらかの形での海外との接点があるはずなのである。それが明らかにならない限り、さらに感染者は増えそうだ。しかし、それがこんな大騒ぎするほどのことだろうか。別に死亡率100%でもないのに大げさに騒ぎすぎである。感染した高校生たちもみんな順調に回復してるじゃないか。たとえ新型インフルエンザに感染しても、安静にして数日我慢していれば治るのである。何も恐くはないのである。いったいみんな何を恐れてマスクしてるんだ?
たしかに体力のない老人がかかった場合は死亡に至るかも知れない。しかし、それは他の病気であっても同様だ。それもまた神の摂理であって天命みたいなものなのである。
今回の感染報告を受けて、神戸市内の学校がみんな休校にさせられてるらしい。中学や高校は中間試験の時期である。そんな大切な時期に休校にさせられたらどうしたらいいのか。しかも一週間もである。神戸で発生すればお隣の大阪にやってくるのも時間の問題・・・ではなくてもうすでにやってきているのである。神戸だけではなくて大阪の学校も休校にさせられてしまうのだろうか。そうなるとオレが勤務する学校も強制的に大阪府からの指示で休校にさせられるのだろうか。生徒狂喜乱舞、教師は唖然である。教えないといけないことが山ほどあるのに、その時間がこんな理不尽な形で奪われてしまうのである。なんということだ。
これ以上の感染拡大を防ぐためにはどうすればいいのか。その方法は一つしかない。感染しても黙って治るまで耐えて報告しないということである。症状は軽いということだから大丈夫だ。みんなが一斉にこの新型インフルエンザを無視するのである。熱が出ても「ただの風邪ですよ」と笑い飛ばしてしまうのだ。そうして免疫を持ってる仲間を増やすのである。しかし、これは一つ間違うと日本民族を滅亡に招く恐ろしい作戦である。やはり報告した方がよさそうである。
修学旅行を取りやめにした学校もあるという。遠足を中止にしたり、人混みの中に行くのを避けるためにUSJや東京ディズニーランドの入場者が減ったりという影響もあるかも知れない。大勢の人が集まるイベントも自粛ということになるのかも知れない。プロ野球なんかはどうなんだ。神戸の学校が休校になるのに甲子園の野球はOKなのか?5万人近い人たちが集まるあの祭りに新型インフルエンザの感染者がまぎれこんでいたら一気に数百人にウイルスがまき散らされることになる。そうなると野球も中止なのか?あるいは「無観客試合」で行くのか。そんな馬鹿なことはしないだろう。だったら通常通りのペナントレースを継続するのだろうか?今は高校生中心に感染が広まってるのだ。せめて高校生入場禁止は即座に実施すべきだろう。ファースト・フードやファミレスのバイトも高校生から老人に切り替えろ!
弱毒型といえども感染力の強さが問題なのである。ヘタレインフルエンザと侮っていたことは間違いかも知れない。このマスクの群れがそれを象徴している。大阪から神戸方面へ向かうJRや阪急阪神は大集団のマスクピープルで埋め尽くされているらしい。
空港で必死で検疫していた職員たちの努力は実らなかった。とっくに国内に上陸しているという上記記事の内容が正しいとすれば・・・である。これから新聞やテレビを観るたびに感染人数が増えていくのだろうか?
もうこうなるとたかが「インフルエンザ」と侮ってはいられないのである。小さなお子さんを持つ母親や、普通のインフルエンザさえもかかりたくないと日頃マスクでしっかりと防御している方々にとって、このパンデミックは他人事ではない。リレンザやタミフルを使えない妊婦はどうなるのか。ウイルスの恐怖にさらされる通勤電車の人々はどうなのか。とにかく今回の問題は「感染力の強さ」にあるのだ。もういっそのこと3ヶ月くらい近畿圏のすべての学校を休校にして、企業活動もストップさせて、みんなおやすみにして家でゲーム三昧読書三昧にするのもいいかも知れない。
そうなるともう開き直りだ。夏休みを前倒しして、今日から9月まで休みだ!どうだ、まいったか。
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