2009年04月27日(月) |
いらないパソコンをどんどん送りましょう! |
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わが家には使えない古いパソコンがいくつもある。古いブラウン管のCRTモニターの処理にも困っている。何度か巡回してくる廃品回収業者に持って行ってもらったが、「無料!」と言いつつ実際はゼニを請求するのであんまりオレは信じていない。巡回してきた業者に実際に中古PCを見せると、いろんな難癖をつけてゼニを取るのでウソつきである。何が無料なんだ!というわけで本当に無料の業者があるのかということでオレはこのニュースを読んで驚いたのである。
不要パソコン「無料」で引き取ります!2009年4月26日(日)17時18分配信 J-CASTニュース
埼玉県三郷市の 「パソコンファーム」の行っている「どんなパソコンでも無料で引き取る」というサービスがネット上で話題になっている。
利用者は送料だけは自己負担だが、事前連絡もせずに突然送りつけてもいいし、同社へと直接持ち込むことも可能。しかも、データの消去も無料で行い、証明書の発行もする。通常、パソコンを処分する場合、2003年10月以前に発売された旧型や自作PCには手数料(3000円〜)が必要だが、それに比べて送料は割安で手軽というわけだ。
利用者からは、「本当に大丈夫なのか」「あとでお金を請求されるんじゃないのか」といった声も上がってるようだが、その心配はない。モニターを処分する際に利用したというある個人のブログには、「早速ダンボールに梱包して宅急便で送りました。(略)何と、かかったのは送料1570円だけ!ここは使えるかも」と書かれており、そのほかにも、処分の際にはぜひ利用したいとの声が多い。
無料にしたのは、パソコンの中にある金・銀・白金その他のレアメタルを回収したり、パソコン自体をリサイクルしたりしているからだ。代表の高橋大介さんは「古いパソコンや壊れたパソコンは、すべてが壊れているわけではない。使える部品は十分あり、素材としての価値がある」と話す。同社ではパソコン以外にもテレビやDVDプレイヤー、ゲーム機、エアコン、一部の冷蔵庫なども無料で引き取っている。
す、すばらしい仕組みだ。心配なデータもみんな消去してくれるのだ。これなら悪用を心配することもない。その上嬉しいのは梱包して送る送料の負担だけでどんどん廃棄できるのである。なんと便利なことだろうか。できればこういう業者が大阪にも登場して欲しいぜ。直接何個も運び込めるのならば送料よりもガソリン代の方が安いからだ。
パソコンや携帯電話などに使われる全部あわせればレアメタルは莫大な量である。都市鉱山と呼ばれるゆえんである。それを無駄にすることなくしっかりとリサイクルして利用しようというこういう企業が出てきたことをオレは高く評価したい。そしてこの事業の公益性を思えば政府は補助金を出してその活動を支援すべきではないのか。麻生太郎が「ECO」に対してゼニを出すつもりならば、まさにこういう活動をこそ補助すべきだろう。ちゃんとわかってるのかい?
少し前に大手の家電販売店が引き取り時に「処分費」としてゼニを受け取りながら実際は中古として販売したり横流ししていたというイカサマ事件があった。あのとき政府はどんな処分を科したのだろうか。ほとんどお咎めなしに等しかったのじゃないか。
ホームレスの方が空き缶集めをしてもアルミ価格の暴落で収入が激減しているという。なぜ政府が補助金を出して高値で買い取ってやらないのか。パチンコ三昧や児童虐待の連中に出してる生活保護のゼニをどんどんカットしてその代わりに、頑張って空き缶回収をしている方々の収入が少しでも増えるようにと補助すべきじゃないのか。
資源をじゃんじゃん浪費するのではなく、未来の循環型社会を実現するためにはこうしたリサイクル企業が利益を出せる体質になることが必要だ。そのためには我々一人一人が積極的に協力する必要があるのである。 ただ、個人にできることには限界がある。そこで政策的な手段が必要だとオレは思うのである。麻生太郎、景気対策のばらまきもいいが、こういうことにもちゃんと目を向けてくれよ。
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