2009年02月18日(水) |
表札300枚を盗んだ男 |
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歩いていて珍しい姓の家の前を通りかかったら「おおっ!」と思うことがある。もちろんただそれだけのことである。たまたま通りかかった住宅街の道で「五百旗頭」という姓の家を見つけて「なんて読むんだろう?」と不思議に思ったが後に「いおきべ」と読むのだと知ったことがある。そういう珍しい姓であることで実生活で何か困ったことがあるのだろうか。ダイソーで100円の認め印が買えずにいちいち特注しないといけないなどという不便さはあるだろうか。シャチハタもあんまり珍しいのは作ってないだろう。
それでもやはり珍しい姓ということは何か由緒があるということであり、それはなんだかカッコいいことのようにオレは思っていたのだが、どうも違うようだ。まさかこんな被害に遭う可能性があったとはと驚いたのである。
表札泥棒逮捕 自宅に300枚「珍しい名字、楷書が好き」 2009.2.17 10:58
このニュースのトピックス:変な事件
変わった名字の表札ばかり民家から盗んだとして、警視庁荒川署は、窃盗と住居侵入の疑いで埼玉県蕨市中央、無職、丹羽康裕容疑者(42)を再逮捕した。
丹羽容疑者は「電話帳で珍しい名字の住所を調べて盗みに出掛けた。楷書(かいしょ)で書かれた奇麗な表札が好きだった」と供述しているという。荒川署は丹羽容疑者宅を捜索し、約300枚の表札を押収した。
逮捕容疑は1月28日午前2時ごろ、荒川区の無職、男性(75)宅の敷地内に侵入し、玄関の表札1枚(1万円相当)を盗んだ疑い。
警視庁などによると、丹羽容疑者は5日、荒川区の路上で職務質問を受けた際、ドライバーなどをかばんに隠し持っていたとして、ピッキング防止法違反容疑の現行犯で逮捕された。所持品から他人の名字の表札が2枚見つかった。
盗んだ約300枚の表札を敷布団の周囲に敷き詰めて寝ていたという。
このドロボーは「表札コレクター」だったのである。電話帳で珍しい名字を見つけるとわざわざその住所まで出向いて盗むという本格的なコレクターだったのだ。それにしてもその盗んだ表札を周囲に敷き詰めて眠るというあたり、筋金入りのコレクターである。そういうおかしなヤツにとって、世間の常識などというのはあまりにも無力である。こいつには世の中のルールよりも自分の趣味の方が優先してるのだから。
さて、記事の中にはどんな表札が盗まれたのかという具体的な話が出てこない。この男が認定する「珍名さん」とはどんな姓だったのか。オレは興味があるのだ。世の中には変わった名字が数多く存在する。この男がわざわざ表札を盗みたくなるような、犯罪をしてまで手に入れたかったのはどんな表札なのかということだ。どんな趣味があったのだろうかと。
世の中にはいろんな変なコレクターが存在する。そして、変なモノコレクターの多くは男性である。変なモノを蒐集するのに情熱を燃やすのは男性の特権なのかも知れない。もっとも最近は女性にもいろんなコレクターが出現してるそうだが。鉄道マニアにも女性が進出してるとか、歴史オタクの女性が増えてるとか、そんな話も聞くのである。しかし、パソコンのハードディスクをHな画像や動画で埋め尽くしてるのはたいてい男性である。
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