江草 乗の言いたい放題
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2009年02月10日(火) 漢字検定でボロ儲けしたゼニは国が没収しろ!        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

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 日本漢字検定協会のボロ儲けの実態が連日報道されている。少なくとも検定を受検した人数は正確に把握されているわけだから協会の収入ははっきりしている。任天堂DSのゲームソフトや検定関連の書籍に関する収入も調べられるだろう。そのゼニをどのように浪費した(あるいはため込んで自分のモノにした)のか、それをきっちりと明らかにして、この連中がため込んだゼニは没収して国庫に入れて欲しい。公益法人として認定を受けたということはゼニ儲けをしてはいけないということなのである。高すぎた検定料は今後値下げして行くべきだし、これまでの蓄財に関しても徹底的に調べて欲しいのだ。

 産経新聞のWEBサイトの記事を引用しよう

漢検、異例の立ち入り回数 度重なる指導にも鈍い対応 2009.2.10 00:21
 文部科学省が9日、臨時の立ち入り検査を実施した日本漢字能力検定協会。文科省は平成16年度以降、同協会に対して、ほぼ毎年のように立ち入り検査を行っている。公益法人への立ち入り検査は3年に1度が通常で、同協会への検査回数は異例の多さだ。
 文科省の度重なる指導に対して同協会の対応が遅いうえ、経営の実態に不透明な点が多いことが背景にある。過剰な収益に、文科省は16年度から3度にわたって検定料の値下げを指導しているが、同会が値下げに踏み切ったのが19年度になってからだった。
 さらに、同協会が先月、公益事業として大阪府内の小中学生約3万人に無料で受検させる計画についても、文科省側は「何の報告もなく、いきなり計画が公表された。大阪だけでの実施が公益に資するものなのか」といぶかしがる。
 同協会が15年に計約6億7000万円で購入した京都市左京区の邸宅にも不可解な点が多い。協会側は「資料館として活用する」と説明しているが、そもそも文科省にこれまで提出されている事業報告書には、その計画が盛り込まれていなかったという。
 理事長関連会社への業務委託料も同様だ。昨年10月の時点では、「18〜20年度の3年間、2社に年間約2億円ずつを支払っていた」と説明していたが、その後も変遷し、4社に66億円にまで膨れ上がっている。文科省の担当者も「協会には自ら律してもらうしかない」とあきれ顔だ。

 
 漢字オタクのオレはけっこうこの漢字検定には興味があったし、問題集も持っている。受検するなら1級を取るつもりだった。しかし、このゼニのことを聞いて一気に興味が失せてしまった。こんな連中にゼニを貢ぐ気はないからである。

 検定料の膨大な収入をどうすれば自分たちのフトコロに入れることができるか。業務委託先を自分の身内の会社にして、その金額を法外な金額にすればいい。そうすれば合法的にゼニを自分に還流させられる・・・とすぐにバレるような企みをして、それが今回バレたのである。即座にこの公益法人格を取り消して、別の団体を設立して業務に当たらせるべきである。なんならオレにやらせてくれ。大学の教員などをしている友人の漢字オタクたちを集めて継承してやるぜ。そしてオレを理事長に起用してくれ。報酬は年俸3000万くらいでOKだぜ。検定料もこんなぼったくりではなく適正金額にして、そして試験監督などの学生アルバイトにはできるだけ生活困窮の大学生を優先的に起用して公益性を高めて運営してやるぜ。もちろん小学校中学校は無料だ。高校生を有料にするのはこの資格を大学のAO入試の時にポイント化するところもあるそうだから、受益者負担してもらおうということである。漢字能力検定協会の理事長にしてくれるのなら、今すぐオレは教師を辞めてその仕事に専念したいと思ってるぜ。

 せっかく購入したという京都市左京区の邸宅は放置されてるそうじゃないか。なんてもったいないんだ。オレが自宅として活用したいぜ。
 漢字のテーマパークを作って子どもたちを集めたり、漢字を用いたゲームソフトを開発したり、検定を普及させることで小中学生の学力を向上させたりとこの仕事には多くの可能性が詰まっている実に魅力的な世界である。それをこの守銭奴どもにまかせているとろくなことがない。オレのようにゼニは少しでいいからやりがいのある仕事をしたいという人間にこそ与えるべきである。

 小学生の頃、オレは家にあった漢和辞典の漢字をせっせと暗記していた。それほど分厚い辞書ではなかったが、オレは難しい文字やマニアックな文字をせっせと覚えて「鬱(うつ)」や「顰蹙(ひんしゅく)」なんかもちゃんと書けるようになった。そんな漢字マニアだったオレは、高校生の時に「写研」という会社が実施した漢字の大会に参加したことを覚えている。さすがに優勝はできなかったが全国の高校生で10番以内の成績だった。ただ、オレは優勝するつもりでいたからかなり悔しかったことを思い出す。

 この漢字検定協会が公益法人ではなくてただの私企業ならば、ゼニ儲けは自由にできたのだろうか。しかし競合する業者が登場して価格競争になったかも知れない。この協会が公益法人として存在したから他社が参入する余地がなかったのかも知れない。ただ、利益を出すことが目的ではない公益法人としての性格があるならば、貯まったゼニは漢字を子どもたちに教えるための使い方が望ましかったと思うのだ。たとえばDSやPSPで遊べる漢字ゲームのソフトを無料配布するなんてことを実施していればそれは公益性のある事業だっただろう。溢れたゼニをどうやってきれいに使えばよいかをちゃんと考えればよかったのである。

 これだけ問題になった今、現理事長や副理事長は退任してもらうしかないし、不正に蓄財された膨大な資産はきっちりと回収すべきだろう。それだけの収入があればどんなすばらしいことが可能か。オレはもう自分が次の理事長になったつもりで考えているのである。


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