2009年02月07日(土) |
空き家を無くす方法とは |
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今、日本にある家の中で12%は空き家になってるらしい。持ち主が家を離れてそのまま放置してるもの、入居者のない民間のアパートや公営住宅、売れ残りのマンションなどひっくるめて世帯数の12%、約700万戸の空き家が存在するらしい。だったらもう少し地価も家賃も下がってくれればよさそうなんだが、残念ながら値崩れが起きないのはそれが担保価値の減少から大量の不良債権を発生させて日本の金融システムの崩壊につながるからだとか。政治的な理由で地価も家賃も高止まりさせているわけだ。
しかし現実問題として空き家は存在するわけで、家主もいつまでも耐えられるわけでもないし、そのうちにその空き家を勝手に占拠して住む連中なんかも発生してくる。バブル期に建てられたリゾートマンションの中には、管理費を払ってくれるならタダで譲るなんてのもあるらしい。持ち主にとってはその管理費の支払いが重荷だからである。管理費を滞納してる物件も多く、購入する方もそれを払わされるのはたまらないのでますます売れない。そういう廃リゾートマンションはこれからどうなっていくのだろうかと心配するのだが、もっともオレはその悲劇を傍観して笑っている側である。
この状況を立て直すには、人口を増やすしかないわけだ。今、人口を増やす方法にはどんなものがあるだろうか。
1、若者の性行動を活発にして妊娠の機会を増やす
2、外国からの移民を入れる
3、クローン技術を発達させて今いる人間をどんどん複製する
などというのをオレは考えてしまうのである。しかし、1の場合、性行動はすでに活発なのだがそれがちっとも妊娠に結びついてこないし、たとえ妊娠しても堕胎されたり、生まれた子供を殺す女子高生がいたりする。そして、無軌道な若者から生まれた子供はその親同様に無軌道な人間に育つわけで、そういうヤツらが増加した未来はろくな世の中にならないのである。それは困ったことだ。
だったら2がいいのか。外国から「日本で働きたい」という人を無制限に入れて移民を認めてしまうのである。日本ではなり手の少ない林業従事者も養豚業も、同じ待遇・条件で海外で募集すれば人が大量に集まるかも知れない。そうやって日本に来る人を無制限にどんどん受け入れてしまうのである。これはすぐにできそうな気がする。
ただ、そうやって移民してきた人たちが日本社会に溶け込めるかというと話は別だ。習慣の違いは周囲との軋轢を生む。だったらどうしたらいいのか。移民するときの条件を「日本語能力・日本常識テストへの合格」ということにして、合格者にはどんどん日本での労働ビザを与えるという仕組みはどうだろうか。日本語教育機関を海外に持って行って、そこで合格した者たちに日本での労働許可を与えるのである。そうするとコンビニや外食産業にもそうした移民が大量に入ってくるだろう。たとえバイトの時給800円であっても、一ヶ月しっかり働いて生活を切りつめれば故国に仕送りできるくらいの収入になる。また、海外での日本語学習熱を高めることで日本文化を広く紹介することにも役立つ。ODAの大半をその活動に振り向けるというのはどうだろうか。2の場合、政治家の中にこうしたアイデアを持つ人がいれば比較的スンナリと実現しそうな気がする。
しかし、オレが一番期待してるのは実は3だ。自分の複製である。自分と同じ能力のある自分の奴隷をを一人持てるとしたら便利じゃないか。クローンに仕事をさせて自分はゲームをしてるとかいう使い方ができるのである。また複数のクローンに労働させて自分がそこから稼ぎをピンハネするというやり方も可能だ。病気になって臓器移植が必要になったときはそのクローンからもらえばいいのである。自分の分身だから拒絶反応もない。クローンを自由に作れるようになればその居住のための住宅が必要になる。かくして住宅の需要が生まれて、空き家は減るのである。なかなか名案だろう。
などとふざけたことを書いてしまったが、本当にこの空き家問題はどうなるのだろう。オレの住む町内にも実はかなりの空き家がある。住人が高齢で施設に入ってしまい、家が無人になったとか。引っ越した後なぜか売れずに残ってるとか。売れない家は値下げしたら売れるのかも知れないが、それもどこまで下げれば売れるのだろうか。30坪くらいの建て売り住宅の価格を500万円くらいまで下げればもっと売れると思うのだが。そのくらい思い切った値付けをしないといつまでたっても空き家のままなのである。
そのうち、値下げしても売れない時が来る。出生率低下で本当に人間が足りなくなる時代だ。それは何十年後なんだろうか。オレが生きているうちに「居住用の住宅はいくらでも余ってるのでみんなタダです」なんて時代が来てくれたらと期待するのだが。
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