江草 乗の言いたい放題
コラムニスト江草乗の日記風エッセイ クリック募金にご協力お願いします。

日記目次(検索可能)前日翌日 エンピツ投票ランキング  江草乗の写真日記  ブログ  お勧めLINKS  

ご愛読ありがとうございます。「江草乗の言いたい放題」は読者100万人を目指す社会派コラムです。一人でも多くの方が読んでくださることで、執筆意欲は倍増します。ぜひ、お友達に勧めて読者数UPにご協力ください。掲示板へのご意見の書き込みもお願いします。

2009年01月26日(月) 寒い冬こそ京都に行こう!        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

ブログランキングの投票いつもありがとうございます。クリックすれば今のランキングが何位かを確認できます。読者獲得のためにご協力をお願いします。 北花田のイカ焼き屋もよろしく。


 京都の観光シーズンというと春の桜の季節や秋の紅葉の時期を誰もが思い浮かべるわけだが、その時期はホテルも混雑しているし、どこに行っても人ばかりである。人気のお店も行列ばかりでせっかく行ったのにちっとも楽しめないということになってしまう。混雑を避けたかったら人の行かない時期を狙うしかない・・・というわけで寒い冬こそ京都に行くことをオレは勧めたいのである。冬に行けばどこでもけっこう空いている。秋や春にはとても入れなかったような人気のお店も、あっさりと入れてしまうのである。ホテルも比較的予約が取りやすいのである。そういうわけでオレのように京都を本当によく知る人は真冬に遊びに来るのだ。

 寒い時期に食べるものといえばなんといっても「湯豆腐」である。「湯豆腐」といえば「南禅寺」である。南禅寺には有名店の「奥丹」「順正」の2軒があって、いずれも甲乙つけがたいのである。ただそれぞれの店には明確なコンセプトの違いがある。 「奥丹」の方が湯豆腐だけのメニューで直球勝負なのに対して、 「順正」の方はメニューも豊富であり、より大衆化を狙っていると言えよう。孤高の存在の「奥丹」に対して、湯豆腐道の覇権を狙うのが「順正」なのかも知れない。ちなみにオレはどっちも好きだ。湯豆腐そのもののおいしさでは「奥丹」だが、それ以外の精進揚げや香の物、田楽、胡麻豆腐といった総合評価なら「順正」に軍配が上がるかも知れない。まあこれに関しては個人の好き好きなんだが。

 京都の食べ物屋の常として、「奥丹」も「順正」も駐車場がない。南禅寺拝観者用の駐車場(2時間1000円)の所に駐車するしかない。手前には1時間500円というコインパーキングもあるわけだが、湯豆腐を食べて南禅寺の方丈(国宝)を拝観するには1時間では足りない。そういうわけでクルマで行くならちょっと贅沢な出費になるわけである。しかし土日はどちらの店も混雑していて昼食時間の12時頃には行列ができてることもある。予約なしで確実に待たずに入るためには11時くらいに行って早めの昼食にするのがベストである。京都で本場の湯豆腐を食べるという体験のためにはそれくらいの周到な準備が必要なのである。休日にこの両店の前に行くと、次々とタクシーが停まって客がはき出される。おそらく京都駅でタクシーに乗った観光客が「湯豆腐屋さんに行ってください」と言うとここに連れてこられるのだろう。間違いない。

 ただ、「奥丹」も「順正」も湯豆腐を食べるには最低でも一人3000円以上の出費が伴うのである。「たかが豆腐に3000円も出せるか!」と文句を言う方もいるだろうし、確かに肉や魚なしでこの価格なら高く感じる方もいるだろう。そういう人たちを「風情のわからない野暮なヤツ」だと否定するのはたやすいが、実際にランチで3000円を越えるのはやはり高い。貧乏な学生の旅行者なら二の足を踏む価格である。

 そういう方たちのために安く湯豆腐を提供してくれるのが、北野天満宮の門前にある「とようけ茶屋」である。ここではなんと1000円程度で湯豆腐が食えるのである。どうしてこんなに安いのかというと、ここは豆腐屋なのである。豆腐を製造・販売してる方が本業なのである。そういうわけで安いのである。しかし、その安さがあまりにも有名になってしまったために、店の前にはいつも長蛇の列ができている。食べたいと思っても2時間くらい待たされてしまうともはや空腹を通り越して湯豆腐なんかどうでもよくなるのである。北野天満宮の東側には数軒の湯豆腐を提供している店があるが、そっちはたいてい空いているのである。2時間も待つくらいなら値段が倍でもすぐに食える方がいいとオレは単純に思ってしまうのである。どうしてあんなにいつも並んでるのだろうかとオレは不思議に思うのだが、オレが知ってるのは休日の行列だけでありもしかしたら平日には空いているのかも知れない。もしもあなたが「とようけ茶屋」にアタックするならば平日に行ってみよう。

 さて、食べることばかり書いたが冬の京都の観光についても触れておこう。南禅寺で湯豆腐を食った後、あるいは食う前だがもしも時間が許せば山門に登ってみよう。石川五右衛門が「絶景かな、絶景かな」と語ったという有名なあの山門である。確か入場料は400円だったかと思う。入り口にめちゃんこ急な階段があるのでスカートの女性は中味を見られることを想定して勝負パンティで行こう。この場合連れの男性にとっては「絶景かな、絶景かな」になるのである。上がるときは靴を脱ぐのだが、そのときに板張りの廊下を歩く時に感じる足の裏の冷たさが最高である。氷の上を歩くような冷たさを感じて歩くのがここの醍醐味なのである。その冷たさを「ひょえーっ」と味わえるのが冬の京都の良さなのである。

 京都に泊まりがけで来ているならば、雪の朝に遭遇するかも知れない。そんなときはすべての予定をキャンセルして迷わず金閣寺に行こう。急がないと日が昇って温度が上昇し、せっかく金閣寺に積もった雪が溶けてしまうかも知れないのでとにかく朝イチに行くことである。屋根に雪の積もった金閣を眺められるというラッキーな体験ができるからだ。せっかく冬の京都に行くのならそういう瞬間を逃してはならない。

 さて、冬の京都の魅力についていろいろと書いたが、いちおうオレは自分のサイトの中で 秘密の京都(京都裏デートマニュアル)というページを作っていて、そこは今でもときどき文章を追記して更新中である。完成までにはまだまだ時間が掛かるのだが、もしもあなたが今京都観光を考えているのならばぜひ参考にして欲しいのである。宿泊先を決めていないのならば 京都ホテル案内のページをぜひ参考にして欲しい。そうやって京都を紹介するのはなによりもオレが京都のことが好きだからだ。学生時代の4年間を過ごした街としてオレは京都の魅力を多くの人に発信したいと思っているのである。


↑エンピツ投票ボタン。押せば続きが読めます。登録不要です。応援の投票ありがとうございます。←1位を目指しています! m(_ _)m      週刊アクセス庵もよろしく。   投票博物館


My追加
江草乗の言いたい放題 - にほんブログ村

前の日記   後の日記
江草 乗 |ファンレターと告発メール   お勧めSHOP エンピツユニオン