2008年05月12日(月) |
ガソリン代を少しでも安くする方法 |
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家でお買い物用に家族が使っているスバル・ドミンゴのガソリンがかなり減っていたので、家から一番近いセルフの新日本石油のガソリンスタンドに出かけた。そこで当然のようにENEOSカードを使って給油したのだが、そのレシートを見ていてふと疑問が浮かんだのである。果たしてこれがもっとも安いのだろうかと。ケチでせこいオレは、ほんの数十円のことであっても気になるのだ。
レシートは26.03リットルでリッターあたり153円、3983円と記されていたのである。消費税を引いたら3800円ほどである。ENEOSカードを使って給油する場合、請求時に1リットルあたり2円のキャッシュバックがあるので、52円がキャッシュバックされることになる。しかし、オレは最近はじまった楽天カードと新日本石油の提携を思い出した。新日本石油は、楽天グループの楽天KCとの提携の一環で、4月1日からガソリン給油などでのカード利用で、楽天スーパーポイントを付与するサービスを開始していたのである。ENEOS系列のガソリンスタンドでの給油に楽天カードを使えば、通常の2倍の「楽天スーパーポイント」が付与されるのである。通常、カード利用代金100円につき1ポイント、つまり使った金額の1%のポイントが貯まるわけだが、ENEOS系列のガソリンスタンドで楽天カードを使えば2%のポイントが貯まるのである。今回の給油で、ENEOSカードを使ってキャッシュバック52円をもらうよりも、楽天スーパーポイント76ポイントをもらった方が24円もお得だったということになるのだ。
新日本石油は自社カードに多くのサービスを付与している。年会費が無料であるだけではなく、無料ロードサービスがあるのでバッテリー上がりやキーの閉じ込みなどのちょっとしたトラブルの場合は電話一本で駆けつけてくれて無料で解決できるのだ。故障の場合のレッカー移動も10キロまでは無料である。だからオレはクルマを運転する家族に一人一枚ずつのENEOSカードを持たせているのだ。そういう便利なサービスで利用客の囲い込みを計ってるのである。わざわざ年会費を払ってJAFになんか入らなくても、ENEOSカードさえあれば十分なのである。このロードサービスは自分の所有するクルマ以外にも適用されるので、たとえばあなたが友人の同乗者としてENEOSカードをたまたま持っていた場合にも使えるのだ。彼氏がよくあなたをドライブに連れて行ってくれるとしたら、そんな彼氏のためにENEOSカードを用意しておくというのもひとつの気配りである。万一のトラブルの時に大いに彼氏は感謝するだろう。
しかし、新日本石油が楽天カードにこのような優遇措置を与えてしまえば、ENEOSカードを使うよりも楽天カードを使った方が得だという現象が発生してしまうのである。なんということだ。楽天カードだって年会費無料、こっちは入会するだけで2000円分のポイントがもらえちゃうのである。ついでに家族を会員にすればさらに2000ポイントもらえるのだ。なんて楽天は太っ腹なんだろうか。
オレは長年ENEOSカードを使ってきたその愛用者として、そしてその伝道者として、そのまま給油の際には使い続けたいところなのだが、実際に楽天カードの方が得だという事実を知ると長年連れ添った妻を裏切って新たな女、いや楽天カードの方に走ってしまいそうになるのである。今回、一回の給油でわずかに24円の差であるとはいえ、一年間ずっと入れ続けるならばその差額はもっと大きなモノになる。しかもガソリン代はどんどんこれからも高騰し続けるわけだ。そうなるとリッターあたり2円に固定されたENEOSカードの値引きよりも、2%つく楽天スーパーポイントの方がはるかに大きくなっていくのである。もしもガソリン代がリッターあたり300円になったとすると、楽天カードなら6円だがENEOSカードなら2円のキャッシュバック、その差は歴然である。
新日本石油としてはこのような忌まわしい状況を断じて放置すべきではない。少なくとも自社カードを保有するドライバーのためにさらなる優遇措置を講じて対抗すべきではないのか。具体的にはキャッシュバックによる値引き金額をリッターあたり10円にするとかである。
現在のように「楽天カードで入れた方がはるかにお得」という状況ならば、オレのようなせこいドライバーはENEOSのロードサービスを無料で利用しつつ、実際の給油には楽天カードを使用するという卑怯なことをするに決まってるのである。これは少なくとも新日本石油にとっては不本意な結果を招いてしまったのではないだろうか。サービスだけただ乗りされ、実際の利益はよそに持って行かれるのである。そして、ここまで書いてきたことを読んで、賢明な読者諸氏はもうおわかりだと思うが、今ガソリンをもっとも安く入れる方法というのは、エネオスカードに入会してロードサービスをしっかりと活用しつつ、楽天カードを使って新日本石油のスタンドで給油して2%のポイント分を貯めるという方法なのである。それにしても私のような旧来のENEOSカードユーザーまでも、どんどんこうして裏切らせるあたり、楽天の戦略はさすがである。恐るべし、楽天!
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