2008年03月20日(木) |
女子高生は日本酒がお好き! |
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最近、ファミレスや居酒屋には「未成年にはアルコール類を提供しません」という掲示が見られるようになった。店の側から考えれば相手が注文している以上どんどん売って儲けたいわけなんだが、最近は飲んだ未成年だけではなくて提供した店の側も罪に問われるからわざわざそうして掲示してあるのだ。しかし、外見で年齢がわからない場合はどうしたらいいのだろうか。
コンビニに置いてあるエロ雑誌の中にはやはり18歳未満には売れないような成人雑誌が混じっている。小中学生がそんなものをレジにもってきたとき、店側は「あなたには買えません!」と断るのか、それとも売れたらそれだけ店の利益になるのでスルーなのか。オレは現場を見たことがないのでなんとも言えないのである。
さて、「餃子の王将」で起きた女子高生飲酒事件のこの記事を読んで多くの方は不謹慎にも笑ったはずである。もちろんオレもその一人だ。以下、読売新聞のWEBサイトからの引用である。
女高生2人に酒1升提供、「餃子の王将」書類送検へ
未成年の客と知りながら、川崎市の公立高校2年の女子生徒2人(いずれも17歳)に日本酒1升(1・8リットル)以上を提供したとして、神奈川県警中原署は19日、同市中原区の「餃子(ぎょうざ)の王将武蔵小杉店」のアルバイト店員の男子大学生3人(19〜22歳)と、同店を経営する「王将フードサービス」(大東(おおひがし)隆行社長、本社・京都市)を風営法違反(未成年者への酒類提供)容疑で横浜地検川崎支部に書類送検する。
調べによると、店員らは2007年12月18日午後9時半から約2時間に、生徒2人に熱かんの日本酒(1本180ミリ・リットル)11本とウーロンハイ(焼酎50ミリ・リットル入り)1杯を提供した疑いが持たれている。
生徒2人は同店でギョーザ、春巻き、鶏の空揚げ、冷や奴をつまみに飲酒。代金約5100円を支払って店を出た後、約150メートル先の路上で倒れた。警ら中の県警自動車警ら隊員が見つけ、1人は急性アルコール中毒で病院に運ばれた。(2008年3月19日03時00分 読売新聞)
このアルバイト店員たちは相手が女子高生とわかっていたのに酒類を提供したということであるが、オレはそれを聞いて「なんて正直な馬鹿なんだ!」とあきれたのである。この場合女子高生でありながら豪快に飲みまくってる馬鹿が全面的に悪いのであり、店の側は自己防衛のためにちゃんと見たままのことを語るべきだったのだ。「あまりにもケバい女なのできっと夜のお勤めをなさってる方かと思いました。」とか「えっ、あれが女子高生、信じられねぇ〜 そんなのアリエナ〜イ」などと答えればよかったのである。終始そのように言い張れば罪にならないはずだ。そいつらが女子高生にはとうてい見えなかったということを客観的に証明すればいいわけだ。
物的証拠もちゃんとある。それはこの二人が酒のつまみに「ギョーザ、春巻き、鶏の空揚げ、冷や奴」を選択しているということである。どう考えてもそれは女子高生の注文と言うよりはオッサンの注文である。「注文内容から見てオッサンと思ったんですが、女でしたか。いやはやわからんものですなあ。」などととぼけたことを言って相手を煙に巻けばよかったのである。
それにしても日本酒を熱燗で11本とは恐れ入る。オレはそんなに飲める自信はない。この二人はなかなかの酒豪になりそうである。日本酒を熱燗でクイクイやりながら冷や奴や春巻きを食べるオッサンたち・・・なら何の問題もなかったのだが、それがたまたま女子高生だったというだけで、こうして報道される大事件になったのである。
しかも笑ってしまうのは、この二人の女子高生は店から出て150mほどで力尽きて倒れてるのである。そのうち一人は急性アルコール中毒で搬送されているのだ。オレも学生時代に酔いつぶれて運んでもらったことがあるが、あれはあれでなかなか苦しいものである。もしかして倒れた時に道にゲロを吐いたのではないだろうか。あのゲロの噴出力もまたすごいのである。オレは大学生の頃に何度かコンパで飲まされた下級生が、ゲロを噴水のように高らかに吹き上げる光景を何度も見た。なぜ上に向かって吐くのかオレには不思議でならなかった。天に唾する男のごとく、天にゲロした者はそのゲロをやがて全身に浴びるのだから。
事件の詳しい記事です。
さしつさされつ王将で女子高生が酒1升
川崎市の市立高校2年の女子生徒2人に日本酒1升(1・8リットル)以上などを提供したとして、神奈川県警中原署は19日、風営法違反(未成年者への酒類提供)の疑いで、「餃子(ギョーザ)の王将 武蔵小杉店」(川崎市中原区)の男性店員3人を書類送検した。3人はアルバイトで、いずれも大学生。2人は「王将」の別の店舗でアルバイト中で「普段から飲み歩いていた」(同署)。1人は退店後、急性アルコール中毒で病院に搬送された。
調べでは、アルバイト店員の3人は昨年12月18日午後9時30分から約2時間にわたり、女子生徒2人が未成年と知りながら日本酒の熱かん11本(1本180ミリリットル)とウーロンハイ1杯を提供した疑い。
女子生徒2人はギョーザや鶏の空揚げ、春巻き、冷ややっこなどをつまみにして飲酒。代金5100円を払い、午後11時半ごろに店を出た。うち1人は約150メートル先の路上で気分を悪くし、意識を失って倒れたところ、巡回中の県警自動車警ら隊員が見つけ近くの病院に搬送。急性アルコール中毒と診断され、約6時間の点滴治療を受けた。もう1人も保護された中原署内でおう吐を繰り返していた。
2人は上下スエットにキティちゃんの絵柄のサンダル姿。「一目で未成年と分かる服装だった」(同署)という。さらに、酒を提供したアルバイト店員の1人は、倒れた女子生徒が、同店で、アルバイトをしている高校2年の女子生徒(17)と小中学校の同級生であることを知っていた。店長は公休日で不在だった。
女子生徒2人は当時「餃子の王将 溝ノ口店」のアルバイト店員。倒れた生徒は店長に「2度としないから働かせてください」と謝罪し、現在もアルバイトを続けているという。高校は2人を処分しなかった。
中原署は「餃子の王将」を展開する「王将フードサービス」も書類送検。同社は以前から未成年者飲酒や飲酒運転の防止活動に取り組んでおり、武蔵小杉店の店頭にも「STOP 未成年者飲酒」と書かれたポスターを貼っていた。大東隆行社長は「大変申し訳ない。全従業員が法令順守するように対策を練っていきたい」などと謝罪した。
[ 2008年03月20日付 紙面記事 ]
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