江草 乗の言いたい放題
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2008年03月18日(火) 中国は今すぐに虐殺をやめろ!        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

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 中国というのはひどい国家である。こんな国を決して国際社会は認めてはならない。いますぐに世界の各国は中国に対する非難声明を出し、北京五輪の参加を中止する旨を通達すべきだ。この報道はいったい何なんだ。読売新聞のWEBサイトの記事を引用したい。

「致命傷を負わせる武器使用せず」暴動で中国外務省が強調
 【北京=牧野田亨】中国外務省の劉建超・報道局長は17日夜、中国チベット自治区ラサで起きた大規模暴動について初めて記者会見し、「(当局側は)致命傷を負わせるいかなる武器も携帯、使用していない。非常に抑制された態度だった」と述べ、暴動の際に武装警察官らの取った行動は抑制されたものだったと強調した。
 チベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世が提案した暴動の実態に関する国際調査に対しては、「中国の内政問題だ」と同意しない考えを示した。
 暴動の原因について、劉局長は「ダライ・ラマ勢力はこれまで長い間中国からのチベットの分裂、独立を図ってきた」と指摘。「中国政府は(チベット問題解決に向けて)ダライ・ラマ側と接触を続けてきたが、今回の事態で独立の考えを捨てていないことがはっきりした。国際社会はダライ・ラマの本当の姿を見るべきだ」と訴えた。ただ、これでダライ・ラマ側と接触を断つのかという質問には明確な回答を避けた。(2008年3月18日00時39分 読売新聞)


 チベットに住む外国人の口からは、軍隊がデモ隊に向けて直接発砲したために多くの死者が出ているという事実が語られる。中国外務省のこの発表を誰が信じるだろうか。そして「平気でウソをつく」この国の不誠実な態度が、本当にオリンピックを実施するにふさわしいと言えるだろうか。報道管制を強め、自由な取材をさせないでチベットで起きている事実を隠蔽しようとするその姿勢はこの国の本質を物語っているのだ。

 それにしても「致命傷を負わせるいかなる武器も携帯、使用していない」というこの弁明にはあきれるぜ。もしかして中国の兵器はものすごく質が悪くて殺傷力が低く、致命傷を与えられないくらいなのか。もしかして人民解放軍が携帯してるのは水鉄砲なのかとオレは笑いたくなるぜ。ふざけるのもいいかげんにしろ。目の前で人を殺しながら「なにもしていません」と言ってるのと同じだろう。おまえたちには信義や良心というものがないのか。

 中国では言論の自由などない。国家に対する批判は許されない。チベットの民にとって自分たちの文化や祖国を守ることは許されないのか。大量の漢民族の流入によってチベット人たちは職業を奪われ、チベット独自の文化は破壊され、漢民族への同化が推し進められていく。

 中国がチベットを支配する根拠は何か。かつて中国の一部だったからか。そんな論理が認められるのならおまえたちはいますぐにモンゴルの支配下に入るべきだ。だっておまえたちは昔モンゴル帝国の支配下の「元」という国だったじゃないか。中国がチベットを支配しようと言う論理はそんなむちゃくちゃなものなのである。少なくとも清帝国が崩壊したときにチベットは独立を勝ち取って自立していたということを忘れてはならない。

 中国政府は今回のチベット暴動を、ダライ・ラマ14世が背後で操ってると主張する。これをビン・ラディンを口実にアメリカがアフガニスタンを攻めたことや、フセインを悪者に仕立ててイラクを侵略したこと重ね合わせると何が見えてくるか。つまりこれは中国がダライラマの居るインドを攻撃する可能性を示唆しているのだ。そこにあるチベット亡命政府を「暴動を指揮した」という名目でミサイル攻撃でもしたいのだろう。

 密告を奨励し、反政府デモの指導者を検挙・拘束しようとしてるやり方も相変わらずだなと思う。文化大革命の時にどれほど多くの誣告が発生し、罪もないどれほど多くの人が殺されたのか。そうした過去の歴史から何も学べていない愚かな国家、それが中国なのである。司馬遷があの世できっと嘆いているだろう。自分が何のために歴史を書いたのか。彼が「天道、是か非か」と訴えたことがちっとも後世に活かされていないことを司馬遷はどれほど悲しく思うだろうか。

 さらにこの劉建超とかいうウソつき野郎は「国際社会はダライ・ラマの本当の姿を見るべきだ」と語ったそうだが、本当の姿を見たからノーベル平和賞を与えたのじゃないか。おまえたちの国にその賞にふさわしいような立派なお方がいるのかね。「国際社会は中国の人権侵害の本当の姿を見るべきだ」とオレは逆に言いたいね。オレは娯楽作品としての映画に登場するダライ・ラマ14世しか知らないが、そこで描かれていたのはとても思慮深く、物事の本質を常に見極めようとする立派な少年だった。少なくとも家庭教師をした英国人が感じたダライ・ラマ像は、今も本質的には変わっていないのじゃないかな。少なくとも彼が劉建超みたいなウソつきのゲス野郎ではないことはオレが保証するよ。

 さて、このように中国政府を批判する内容のことを書いた以上、オレのこの日記に対して中国からのサイバー攻撃が仕掛けられる可能性もある。どうか読者の皆さん、ある日突然この日記が削除されたりしていれば、それは中国からの攻撃のせいだと思ってください。


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