2008年03月06日(木) |
キミは「きりちんぽ」を知ってるか? |
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エロカワいいキャラクターとして人気になった「まりもっこり」に便乗しようとしてエロカワいいキャラを出したところ、見事に失敗してしまったということが秋田で起きていたそうである。問題のキャラはこの「きりちんぽ」である。秋田といえば名物はなんといっても「きりたんぽ」だ。そのきりたんぽをもじって、一文字を入れ替えてきりちんぽにしたのである。なんとも安直なネーミングだが、やはり「ちんぽ」にはかなりの抵抗があったのである。何しろ「ちんぽ」である。そのインパクトは「もっこり」どころではなかったのである。
あなたの周りの女性に「もっこり」「ちんぽ」と大きく書いた紙を見せて「これを読んでください!」と頼んだ場合、おそらく「もっこり」の方は抵抗なく読んでくれるだろう。しかし「ちんぽ」は別だ。もしかしたらあなたは「セクハラ」で訴えられるかも知れない。「ちんぽ」という語はコトバにすること自体が危険な存在だったのである。「ペニス」や「陰茎」「魔羅」「男根」と比べてもあまりにも直球ストレートであり、とても恥ずかしいことばであると思われてるからだ。
この「ちんぽ」と比べると「チンコ」はまだかわいい。「のどチンコ」なんてコトバもあるし、口にするのにもさほど抵抗はない。もしも「のどチンコ」ではなくて「のどちんぽ」だったらなんだか不気味だ。それは「チンコ」というのが子どもの小さなペニスを連想させるのに対して、「ちんぽ」の語は凶暴に黒光りして青筋の立った大人の勃起したペニスを連想させるからなのだと思う。
さて、その問題の「きりちんぽ」というのはこんなキャラクターである。参考に写真で紹介しておくが、本体下部に小さな突起があり、それがいわゆる「ちんぽ」にあたる部分なのだ。
この「きりちんぽ」は発売直後は特にクレームもなく、地道に売れていたらしい。試験販売されたキーホルダーは6000個が完売した。それで今度は携帯ストラップ向けの「根付け」「ファスナー」「耳かき」(いずれも350円)の販売を決めたという。しかし、それがネットで話題になってしまったために発売元に抗議が殺到し、2月28日には発売中止が決定されてしまったのである。そういう事情なのでこの日記を読んだ方が私に問い合わせてきても、どこに行ったら手にはいるのかオレには全くわからないのだ。抗議のメールというのはかなりひどいものであったらしい。会社としての良識を疑うなどという内容のものもあったということである。オレはどちらかというとこんなお遊びのものに対して目くじらをたてて抗議をする人たちの良識をかえって疑いたくなるぜ。そんなにあんたはちんぽが嫌いなのか。だったら巨大な男根を飾って練り歩くような神事を行ってる神社はどうなるんだ。そっちの方がずっと問題じゃないか。それには抗議しないのかと。
オレはこの「きりちんぽ」に対して抗議のメールを送った方たちに対してやんわりと文句を言いたい。「あなたたちがそんなに『ちんぽ』を嫌うならば、日本の至る所にあるあのパ『チンコ』はどうなんだ!そっちには文句をつけないのか」と。そして「ちんぽ」を差別するなと言いたい。試しにあなたの家にある広辞苑を開いてみろ!ちゃんと「ちんぽ」は載っていることがわかるだろう。性に関する俗語の多くは広辞苑には載っていない。しかしこの「ちんぽ」は掲載されているのである。それだけでもこの語が社会的に認知された立派な語であることがわかる。(ちなみに広辞苑は女性器を意味する俗語である「まんこ」「おめこ」の語は掲載していない。オレはこのことを重大な男女差別であるとかねてから訴えて続けている。広辞苑には「漫言」「漫語」「満腔」の順で語句が掲載されているだけで、「まんこ」は載っていない。ちなみにこの問題に関しては2004年2月18日の日記でも触れたことがある。)
オレはこのきりちんぽの「発売中止」が撤回され、このいやらしくもかわいらしいキャラが再び陽の目を見ることを願っている。そしていつの日か秋田の名物となって観光客のお土産の定番となる日を期待するのだ。がんばれきりちんぽ!オレはキミの復活を期待している。
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