2008年01月02日(水) |
京都のお寺にオシッコは迷惑です! |
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オレの家の近所にも犬や猫などのペットを散歩させている人が大勢いる。さすがに糞を放置する人はまず見かけないが、尿に関しては誰も気にしていない。乾けば関係ないと思ってる人が多いのだろうか。しかし、オレに言わせれば尿もまた場所を選ばないと大変なことになると思うのだ。極端な考えだが、ペット用の公衆便所の設置もいずれ必要ではないかと思うのである。
オレがまだクルマを青空の駐車場に置いていた頃、朝出勤前にいつもオレのクルマにオシッコをひっかける不届きな犬がいた。タイヤにオシッコの掛かった跡がついているからわかるのである。どうも早朝に犬を散歩させて、オレのクルマのタイヤのところをオシッコの場所と決めている不届きな飼い主がいるようだったのだ。オレはなんとか現場を取り押さえようと思って、窓から観察し、その散歩が毎朝6時15分くらいであることを知ると、今度はその時間に他のクルマの陰に隠れて様子をうかがい、まさにそのクソ犬がオレのクルマのタイヤにオシッコをひっかけた瞬間にその場に躍り出てその飼い主を罵倒した。「なんでいつもここにしょんべんさせるんやボケ!」飼い主は謝りながら必死で犬を引っ張ってその場を離れ、その夜にクソ犬の飼い主は菓子折を持って丁重に我が家に謝罪に来た。オレは「タイヤの交換代を出させろ!」と息巻いたのだが、母が「ご近所のことだから穏便に」と取りなしたのでオレは矛を収めたのである。
オシッコをひっかける行為が器物損壊罪に相当するということを犬の飼い主は理解すべきである。そして、掛ける相手が公共の電柱ならまだマシだが、それが文化財だった場合は大変なことになるという覚悟を持たないといけない。たとえば京都の真如堂の南側にある黒谷さん(金戒光明寺)に関する次の報道はどうか。
犬の散歩、新年からお断り 左京・金戒光明寺、尿で建物被害も
浄土宗の宗祖・法然ゆかりの寺で、「黒谷さん」の名で親しまれる京都市左京区の金戒光明寺は、新年の元日から境内での犬の散歩を禁止する。年配の参拝者の安全確保や、おしっこによる建物の傷みを防ぐのが目的で、寺は「わざわざ車で犬を連れてきて散歩させる人もいる。人と文化財を守る措置なので理解してほしい」としている。
大規模な寺院としては珍しく、これまでは境内での犬の散歩を黙認していた。境内に18の塔頭があり、生活道路の確保のために夜間も閉門できないことも、散歩を禁止しなかった理由という。
寺によると、数年前から犬のふん尿処理のまずさが目立つようになってきた。1854(嘉永7)年に再建された山門のケヤキの柱に、犬のおしっことみられるものがかかっているのを僧侶が毎日のように見掛けるようになり、寺は「柱の下部が白く変色している原因の一つ」とみている。京都府文化財保護課も「湿気が上がって柱の下部が変色することはよくある。原因は特定できないが、犬のおしっこの可能性もある」とする。
また、犬のふんが境内に放置され、1週間でポリ袋3つ分を処理するようになった。今のところ被害はないが、大型犬を境内で放す飼い主もおり、寺の職員からは年配の参拝者や境内の幼稚園に通う園児を心配する声も出ていた。
寺は散歩禁止の予告を境内に掲示して、飼い主に理解を求めている。
この黒谷さんはオレにとって非常になじみの深いお寺である。ここにある長い石段は、オレが大学のサイクリング部の時のトレーニングの場所だった。黒谷の石段登りというのはきわめてハードなノルマだったのだ。ダッシュして10回も上り下りすればへとへとになる。そんな懐かしい場所なのである。そのオレにとって一種の聖地である場所を、ペットの糞尿で汚す馬鹿野郎がいるとは全くもって許せないのである。オレはそのようなクソ野郎には断固として賠償させるべきだと思う。
山門のケヤキの柱に毎日オシッコを引っかけさせた犯人は、隠しカメラなどで撮影して特定させるしかない。そして億単位の賠償金を払わせるべきなのだ。単なる器物損壊罪だけではなく、少なくとも文化財保護法違反として「5年以下の懲役若しくは禁錮又は30万円以下の罰金」という規定を適用すべきである。境内にペットの糞を放置する輩も基本的には同罪だ。そうしたマナーの悪い飼い主からは莫大な賠償金をぼったくってやるべきなのだ。
オシッコを掛けるという行為は少なくともその相手を尊重してる場合や敬意を払っている場合にはありえないことである。SMプレイの中に女王サマからオシッコ(聖水?)を掛けられるというのがあるそうだが、それが恥辱であるからこそプレイに含まれるのである。それを考えた場合、お寺の境内でペットにオシッコをさせるという連中に信仰心や文化財を愛する気持ちが決定的に欠けていることは明白であり、そんな奴らに京都に住む資格などないのである。いますぐ強制退去処分にすべきであろう。もちろん直接の実行犯はペットなんだが、彼らに信仰心を求めても意味がないので、飼い主にその責任を負わせるしかない。
黒谷さんが「ペット入山禁止」ということを宣言したと言うことは、今後その禁を破った場合にはしかるべき措置を取るということの確認でもある。もしもペットを連れて入った場合にはちゃんとペナルティを課せられるということである。黒谷さんの境内でペットの糞尿をまき散らすような連中は、もしかしたら京都御所でさえも同様のことをするのではないだろうか。ああ、なんと恐れ多いことだろうか。戦前ならそれこそ不敬罪で逮捕されるだろう。もっとも戦前はそんなことをする馬鹿はいなかったと思うが。
正月三が日に初詣に京都に行こうとしてる人も多いだろう。多くの観光客が訪れる京都の魅力を守るためにも、マナーの悪い人間は排除していかないといけない。そのためにもオレは今回の黒谷さんがやむにやまれず取った決定を支持するとともに、ペットを飼う人たちのマナー向上を強く訴えたい。
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