2007年12月04日(火) |
なぜ洗車をすると雨が降るのか? |
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暴言コラムにはふさわしくない話題かも知れないが、どうも気になるので今日はこのことを書きたい。なぜ洗車すると高確率で雨が降るかということなのだ。実は昨12月2日日曜日の午前、オレは自宅で久々に真っ赤なFTOを洗車した。カーシャンプーで泡だらけにして、それをホースの水で洗い流してから丹念に水分を拭き取り、乾いてから今度は固形ワックスを専用のスポンジで塗り込んで、しばらく乾かしてから柔らかめのタオルで拭き取るという行程で午前中をつぶしたのである。
自宅前で洗車しているとご近所さんが必ず前を通る。近所のおばちゃんたちがオレに掛けてくる言葉はたいてい決まってる。「また洗車してるの?明日雨降るやんか!」である。「オレが洗車している=雨が降る」なのである。それもきわめて迷惑そうに言われることが多いのである。「よけいなことしないでよ!」という口調なのである。そんなにオレが洗車することは迷惑なのだろうか。洗車を終えた翌日の月曜日である12月3日、朝出勤しようとしたオレを待ち受けたのは、こんな本格的な雨は二ヶ月ぶりくらいかなと思うような激しい雨だった。
さて、この「洗車=雨」という現象はなぜ起きるのだろうか。もしかしたら近所のおばちゃんは予知能力が高いのだろうか。その予知能力を使って明日の雨を予測して、オレに向かって「今日洗車しても明日雨が降るから無駄よ!」と伝えたかったのだろうか。だったら雨が降らないときは何も言わないはずである。しかし、オレが洗車してると必ずこの言葉が投げかけられるのである。もちろん雨が降らなかったこともないではない。ただ、オレの感覚としては降水率は80%くらいはあると思う。そういえば洗車した翌日ってかなり雨降ってるなあ・・・とこのオレ自身も思ってるのだ。
おばちゃんの予知能力のせいではないとすると、このオレ自身に何かの能力が備わってるのだろうか。もしかしたらオレは雨乞い体質で、いわゆる「雨男」という不名誉な存在がこのオレなんだろうか。いや、そんなことはないはずだ。オレは今から20年近く前にヨーロッパをまる一ヶ月旅行したが、そんない雨に降られたわけではない。オレの記憶では雨は一ヶ月のうちで4日くらいだったと思う。そんなのは降ったうちに入らない。少なくともオレは雨男ではない。そうするとオレがこの雨乞い体質を発揮するためには「洗車」という降霊の儀式をする必要があるわけだ。オレが時間を掛けて丹念に洗車していること自体が、雨を降らせる神を招き寄せる降霊術だったのだ。ああ、なんということだろうか。せっかく洗車してもすぐに汚されてしまうという宿命をオレは背負ってしまったのだ。ああ、なんと言う悲劇だろうか。
しかし、オレのように「洗車をした翌日に必ず雨が降る」という悲劇的な宿命を背負ってる人は他にもいるはずである。そうでなければ近所のおばちゃんから「雨降るからやめてや!」などと言われることはないはずだ。世の中には「洗車をすると雨が降る」と陰口を叩かれている方が無数に存在し、その無数の人たちのアンラッキーの積み重ねの上に「洗車をしたら雨が降る」という言葉がまるで決まり文句のように語られるという状況があるのではないだろうか。
洗車という個人的なことがらと、雨が降るか降らないかという自然現象との間にはそもそも何の相関性もない。大勢の人が洗車をすればそれを乾燥させるときに大量の水蒸気を発散し、空気中の水分が増加して雨が降る・・・なんてことはないのである。ああ、それにしてもどうしてきちっと洗車した翌日、それも二ヶ月ぶりくらいにやっと洗車するだけの余裕が生まれたその時に限って、どうしてこんなに激しい雨が降るのだろうか。
きっとオレに向かって「雨降るからやめてや!」と言ったおばちゃんは、翌日の雨を見て「ほーらわたしの言うたとおりやんか」と思い、オレと顔を合わせれば必ず「あんたが洗車したから雨になったやん」と言うのだろう。オレはそのおばちゃんの軽口が現実のものとなり、次の洗車の時も同様の言葉を投げかけられることがわかってるだけに悔しくてならないのである。
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