2007年11月30日(金) |
大豆は最高の健康食品です! |
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オレは納豆以外の大豆製品は大好きである。豆腐もみそも枝豆も大好物だ。中でも豆腐は毎日でも食べたいくらいだし、湯豆腐をこよなく愛するオッサンでもある。そんなオレが嬉しくなるようなニュースを読んだのである。アサヒコムから記事を引用しよう。
大豆好き女性 脳梗塞・心筋梗塞減る 厚労省研究班調査 2007年11月29日19時55分
豆腐や納豆、みそなど大豆製品をよく食べる女性は、脳梗塞(こうそく)や心筋梗塞になりにくいことが、厚生労働省研究班の大規模追跡調査で分かった。閉経後の女性に特に効果がある。大豆に含まれる複数成分の効果に加え、一緒に野菜や海藻などを食べる献立になりやすいためらしい。27日発行の米医学誌「サーキュレーション」に掲載された。 研究班は、40〜59歳で心臓病やがんにかかっていない男女計4万462人(男女比1対1)を対象に、90〜02年の13年間、健康状態を追跡した。そのデータを基に、大豆製品を1日に食べる量別に5群に分けて、脳梗塞と心筋梗塞の発症率との関係を分析した。
その結果、一番よく食べる群の女性は、脳梗塞や心筋梗塞になる危険性が、一番食べない群の女性に比べ0.39倍と低かった。さらに、女性の半数を占める閉経後の人に対象を絞ると、危険性が0.25倍と大幅に低くなった。男性では、食べる人も食べない人も差がなかった。
一番よく食べる群が1日に食べる大豆製品の量は、納豆を1パックまたは豆腐3分の1丁程度。
大豆は、女性ホルモンと似た働きをするイソフラボンを多く含む。ビタミンEなども豊富だ。分析した国立循環器病センター(大阪府吹田市)の小久保喜弘医長は「単体の成分ではなく、複数の成分が効いているとみられる。また、みそ汁には、野菜などいろんな具材を入れるなど、大豆製品を食べる時の食習慣が総合的に好影響を与えている」とみている。
納豆嫌いのオレには想像もつかないのだが、世の中には毎朝納豆を食べるという方々もいらっしゃるとか。下北沢には納豆コーヒーゼリークレープという奇怪な食べ物を提供する店もあるという。そんなものを好む納豆好きの女性たちにとって、この調査結果はまさに「我が意を得たり!」ということになるだろう。
オレは納豆は全く食べないが、豆腐を三分の一丁/日ならすでに達成されている量である。その程度でいいのならオレはもう十分に資格を満たしている。しかし、この記事をよく読むと「男性では、食べる人も食べない人も差がなかった。」とある。なんということだ。せっかく喜んだのにぬか喜びだったぜ。大豆のイソフラボンが女性ホルモンと似た働きをする・・・というくだりを読んだら、あまり男には関係ないということもわかるのだが。
大豆をよく食べる女性が脳梗塞や心筋梗塞のリスクが減り、その一方でアメリカ産の狂牛病肉を大量に食べてる肉食人間には多大なリスクがあるということはいまさらオレが書くまでもなく常識だろう。しかし、オレが心配するのはその大豆だってどれだけ安全なのかという疑問である。というのは大豆の多くはアメリカ産や中国産であり、アメリカ産は遺伝子組み換えの大豆が混入してる可能性があるし、中国産は農薬の使用量が半端じゃないだろう。どちらも危険があるかも知れないのだ。こんな記事を信用して大量に食べた大豆関連の食品によって病気になって死ぬなんてことがあれば意味がない。
大豆を使う料理というのは基本的に和食であり、そのメニュー自体がヘルシーなものが多いから結果としてこのような数値が出てきただけであり、おそらく影響を与えてる食品は大豆以外の何かのような気がするのである。
納豆嫌いのオレとしては、このニュースが納豆好きな女性たちを増長させるのではないかということも心配である。納豆の撲滅を叫ぶオレとしては、納豆に対して好意的なニュースの存在自体が困りものなのだ。こんなニュースが出ればまた納豆を喰う人が増えてしまうじゃないか。それは全女性の中でオレとキスできない女性の比率が増えるということでもある。オレは「喫煙女性」と「納豆を食う女性」とはキスしないと堅く心に誓ってるのだが、そのいずれかに関係する女性が増えてしまうという結果をこの報道がもたらしそうでなんだか悲しいのである。
みそ汁と豆腐は朝の定番だ。オレにとって朝は大豆で始まるのである。「男にも大豆がいい」という研究発表をどこかの大学の先生がしてくれないものだろうか。
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