2007年11月28日(水) |
風呂に浮かぶテレビ、三洋電機が発売! |
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最近のオレは物欲全開である。いや、欲しいモノがあるというのはいいことだ。そうした物欲が人を仕事に駆り立てるエネルギーになるからである。
夏のナイターの季節、オレは風呂にラジオを持ち込むことが普通の習慣だった。風呂場にテレビがあればいいのだが、残念ながらそんなものを壁面に埋め込むようなハイテクなユニットバスではない。風呂でテレビを見ることができるのはどちらかといえばラブホテルの売り物である。しかし、どうしても気になる場面を見逃すのはいやだし、風呂にテレビがあれば映画などをのんびり見ながらゆっくりとつかることもできる。そういうわけで風呂テレビはオレの検討課題の一つだったわけだが、その懸案を解決する商品が出ていたことを知った。こんなニュースを読んだのである。
水濡れOK、お風呂に浮かぶ 小型ワンセグTV新発売2007年11月27日 水に強いワンセグチューナー内蔵のポータブル液晶テレビ「LVT―WD40」を三洋電機が発売した。水がかかったり、水の中に落としたりしても壊れないという。(アサヒ・コム編集部) WD40は防水処理が難しいスピーカーなどを、空気は通して水は通さない多孔質体シートで保護。入浴や台所仕事、アウトドアなどで強い水しぶきがかかっても水が内部に入らないようになっている。本体は水に浮く構造で、深さ1メートル程度までなら沈んでも浮かび上がるという。 消費電力を抑えて充電容量の大きい充電池を内蔵することで、約7時間連続してテレビ視聴ができる。野外に持ち出しても、電源を気にせず使うことができる。 約39万画素の4型ワイド液晶を採用、本体の大きさは、幅15.1×高さ8.7×奥行き3.1センチ。価格はオープンで、実勢価格は税込みで5万円。 ワンセグは06年1月から始まった地上デジタル放送。主に携帯電話やカーナビゲーションなどの移動体端末向けに使われている。 |
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この水に浮く構造というのがいい。湯船に浮かべて視聴することができるのだ。なんと便利なのだろうか。しかも別に風呂だけで使うのではない。普段持ち運んで使ってもいいわけである。電車やバスの中でイヤホンで視聴することもできる。携帯電話の画面よりは大きくて見やすいし、値段は少し高めだがまだ許せる範囲である。携帯電話は風呂に持ち込めないが、このテレビなら風呂に持ち込める。うーん、欲しくなってしまったじゃないか。三洋電機は経営不振で携帯電話事業を売り飛ばしたり、借金で首が回らないせいで扇風機も首を振らないなどと陰口を叩かれてるが、こいうものもちゃんと作ってなんとか収益回復を狙っているのである・・・といってもこの程度では巨額の負債を何とかすることなどとても無理だが。
この小型テレビ、パソコンで仕事をしているこたつの上に置けば、それほどじゃまにならないし視線を移動させるのも最小限で済む。このくらいの大きさというのはほんとに便利である。小さいもの好きのオレにとってなかなか物欲をそそる商品であることはまちがいない。もっともテレビを見たかったらパソコンにワンセグチューナーを入れればそれで済むことなんだが。
ただ、問題はこの小さな画面が迫力に欠けるということである。しごく当たり前のことなんだが野球はやはり大画面の迫力で味わいたい。こんなちっぽけな画面というのは、しょせんは映像付きラジオでしかないじゃないか。こんなものをテレビと呼べるのかという疑問である。
だったらそう割り切ればいい。これは高価なラジオだ。ついでに映像もある。どうせいつもラジオを持ち込んでいるのだから、そのラジオに映像がついていてもいいじゃないかという究極の割り切りである。そういうわけでこの液晶画面付き5万円のラジオを購入すべきかどうかということをオレは来年のプロ野球シーズン開幕まで悩むのだろう。来季は阪神タイガースの夏の恒例行事である「死のロード」がなくなるという。ロードがあろうとなかろうと勝ってくれればそれでいいのだが、阪神のトレード戦略はどうなるのだろうか。いつになったら故障のない即戦力投手がとれるのだろうか。そうした来シーズンのことをあれこれ期待しつつ、オレはこのテレビの実物を見てみたいと思ったのだった。
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