2007年09月26日(水) |
オレはこんな外道を許さない |
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この世にはさまざまな犯罪があるが、オレが断じて許したくないのはやはり社会的弱者を標的にしたものである。障害者や幼い子供を標的にする無差別犯罪や愉快犯は断じて許せない。そのような事件が大阪で発生している。以下、産経新聞のWEBサイトから引用する。
公園の砂場にかみそり5本 男児けが
25日午後5時半ごろ、大阪市東淀川区豊里の市立豊里三角公園の砂場で、友人と遊んでいた市立豊里小学校4年の男子児童(10)が、砂の中にあったかみそりで右手人さし指の先を切った。住民の通報で駆けつけた東淀川署員が調べたところ、約18平方メートルの砂場から他に4本のかみそりを発見。同署は何者かが故意に埋めた可能性があるとみて、傷害容疑で捜査している。
調べでは、5本のかみそりは同型(長さ12センチ)で、刃の長さが5センチの1枚刃。いずれも砂場の表面から数センチの深さにあったという。
これを受け大阪市は26日から約1週間かけて、市ゆとりとみどり振興局が所管する960カ所の公園の安全点検をする。(2007/09/25 23:44)
今回の事件は、砂の中に埋めてあったカミソリの刃で子どもが指を切るという状況だったわけだが、場合によっては単なるイタズラでは済まないのだ。もしもその被害に遭った子どもが、その傷が元で破傷風になったりしたら命に関わるからである。こうしたちょっとしたケガが元で破傷風になって死ぬのは立原正秋の小説「冬の旅」の主人公である。オレはその場面を思い出していたのである。
埋められていたのは長さ12センチで5センチの刃がついたものだという。合計5本発見されたことから考えて、その砂場で遊ぶ子どもにケガをさせるために故意に仕組んだということは明らかである。なんて卑劣な犯罪なのだ。
大阪市はこれを受けて市内の960箇所の公園の安全点検をするという。960箇所の公園の砂場にカミソリが埋まっていないかどうかの点検を行うのである。そのためにどれほど多くの労力が費やされることとなるのか。もしもそれが残業になればいくら大阪市が支払うのか。巨大な金額なることは間違いない。ただでさえ厳しい状況の大阪市の財政がこのアホな事件のせいで危機に直面することになるのだ。それだけの迷惑を掛けたこのカミソリ野郎の犯した罪は万死に値する。
店に陳列してあるふとんに縫い針を刺したり、毒入りのお菓子を商品の陳列棚に一緒に並べたり、缶ジュースの取り出し口に農薬入りドリンクを置いたり、そうした愉快犯どもの意識の中には「これくらいたいしたことはない」という身勝手で無責任な論理がある。オレはそういう連中にこそ、本当の地獄を味わわせるべきだとおもうのだ。縫い針で全身を刺されたり、毒入りのお菓子を無理やりに食わされる罰を与えるべきだと思うのである。こんなことを書くと「あなたはなんて残酷な人でしょうか。あなたは人間じゃない、鬼だ!」と罵られそうだが、オレから見ればそういう愉快犯どもこそ鬼だ。人間の心が通っていないからこそ、そんな鬼畜のような卑劣な行為が出来るのである。
このカミソリ野郎はなんとしても検挙して、その罰として男の全身を自分が仕掛けたそのカミソリで切られるという自業自得の罰を与えて欲しいぜ。
ただ、もしかしたらこの犯人は女かも知れず、その場合は愉快犯ではなくて特定の子供を標的にした恨みによる犯行の可能性もあるわけだ。そうなるとまたなんとも言えない不快感が漂うのである。いずれにしてもこのような犯罪をオレは許したくない。警察はきちっと捜査してこの外道を検挙してもらいたいぜ。
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